リアルタイム閲覧者数:33人
 

もし就活に失敗したら?

 みなさん就活の準備は万全と思いますが、いくら準備と対策をしても失敗してしまう可能性があるのが、 就活の不確実性であり、それゆえ不安と焦りをもたらすものです。 就活が始まる前、始まった直後は大きな気持ちでいられるのですが、選考が進むにつれて「お祈り」が積み重なってくると不安と焦りが大きくなっていきます。

 就活の不安を解消するのも重要ですが、「就活に失敗したときどうすればよいか」 を知っておくことでロスなく次の作業にとりかかれます。 もし就活に失敗しても「これで終わりじゃない!」という安心感を得て、落ち着いて就活もできます。 ここでは、就活に失敗した場合に取りうる手段について書いていきます。 

 

「就活の失敗」とは?

 もちろん「内定がもらえなかった」ときが「就活の失敗」なわけですが、 どの段階から「失敗」とみなして次の手段を考えなくてはならないのでしょうか。

 精神論的には「諦めた時が就活の失敗」と言いますが、内定がもらえない可能性が濃厚なのに、 やみくもに就活を続けてもあまり意味がありません。 就活の見直しか、やり直し、方向転換が必要な段階があるはずです。

 「就活の失敗」を判断するポイントは2つあります。

 1つは「思っていたより面接に呼ばれなかったとき」です。 就活の面接は6月1日に解禁されますが、5月の最終週までに面接の予約があります。 その予約のお知らせが来ない場合、その後に面接に呼ばれる可能性はありません。

 5月最終日を迎えた時点で、思っていたより面接のお知らせがきていなければ、就活に失敗したと考えてよいでしょう。

 もう1つは「思うように選考が進まないとき」です。一次面接には呼ばれたものの、二次面接のお知らせが来ない、 最終面接に進めない、最終面接に合格しないといった場合、おそらく就活に失敗しているでしょう。

 いずれにしても「持ち駒がない(すべての企業にお祈りされた状態)」まで待たず、 ある程度で失敗を予想して次の行動に移る必要があります。

 

就活を続行する

 就活に失敗したとき取りうる手段は大きく分けて2つあり、「就活を続行する」「就活を辞める」の2パターンあります。 まずは「就活を続行する」選択肢について述べていきます。

 まず就職留年就職浪人という手段があります。

 大学の卒業要件単位数を少し残しておき、就活に成功して内定をもらえば残りの単位を取得。 就活に失敗して内定がもらえなければあえて単位を取らず、わざと留年し、翌年また「新卒」として就活するのが就職留年です。

 いったん卒業してしまって、「既卒」「第二新卒」として就活するのが就職浪人です。

 現役の新卒で就職するに越したことはありませんが、それでも民間就職をあきらめない場合は、 来年もう一度、就活に挑戦するという手段もとりうるということです。

 新卒向けハローワークを利用するという選択肢もあります。 MY就活ネットではハローワークはあまりおすすめしていませんが、 就活サイトに登録していない企業の求人情報もありますし、地元に帰ってUターン就職も可能です。

 いざとなったら新卒向けのハローワークを利用するのも最後の手段としてはアリでしょう。

 就職留年・浪人・ハローワークの前に、本当はまだ採用活動を続けている企業が残っています

 一通り企業の選考が終わってしまうとリクナビやマイナビで企業を探すのが難しくなってきます。 企業は早い者勝ちで学生に内定を出すため、ちょっと時期を過ぎればだいたいの企業で内定者が出そろっているのです。 しかし、リクナビやマイナビに掲載していない企業も数多くあります。

 そこで、就活に失敗したと感じたらすぐ、以下のような就活サイトを使ってみましょう。

 ・キミスカ

 キミスカは就活にかかる時間を大幅にカットしてくれる就活サイトです。 インターンシップ経験や他社の選考状況をシェアしておくと、それをみた企業の採用担当者がスカウトを送ってくれます。 プレエントリーすらしていない会社からいきなり「最終面接」の案内が送られてくることもある就活サイトです。

 一次面接や書類選考はもちろん、会社説明会やプレエントリーすら省略できますので、 就活の状況を登録しておくだけでチャンスの幅が広がる優れものです。

 ・MeetsCompany

 MeetsCompanyは内定直結型の就活イベントです。あらかたの企業が採用選考を終えたあとでも頻繁に開催されており、 こちらは合同説明会のようなものですが、採用権限をもった社員・役員が現れることが多く、 その場で面接が始まったり、いきなり内定がもらえたりと、他ではなかなかない就活イベントです。

 どの選択肢を取るにしても、就活を続行するには「就職活動の軸」の見直しが重要です。 書類選考や面接に通らないのは、就職活動の軸がしっかりつくられていない場合が多いです。

 「就職活動の軸=将来の夢」を確定し、スジの通ったエントリーシート・面接対策をし、就活に再挑戦しましょう。

 

就活を辞める

 就活を辞めて、民間就職をあきらめてしまう手段もあります。単に「就活に失敗したからにートになる」というわけではなく、 民間就職以外の、他の取りうる手段を「前向きに」探すのです。さて、就活を辞めたらどんな選択肢があるでしょうか。

 1つは「公務員」です。就活に失敗したときの王道パターンですが、 民間就職をあきらめ、公務員試験を受けて公務員になるのです。 通常、公務員試験は8月ごろに行われますので就活に失敗してからでもまだ間に合います。

 とはいえ、国家公務員総合職・一般職、地方上級(都道府県庁・政令指定都市・特別区)は試験が難しく、 就活に失敗してからの対策では遅すぎるでしょう。ここではその他の公務員について紹介します。

 ・裁判所事務官 一般職

 裁判所事務官は総合職と一般職の2種類ありますが、総合職は司法試験や司法書士を目指していたような人たちが受ける試験で、 非常に試験の難易度も高く激戦です。とても就活をやりながら合格できる試験ではないでしょう。

 しかし、一般職ならばまだ可能性はあります。試験科目も少なめで、早めに対策していれば就活をしながらでもなんとかなる可能性があります。

 ・市役所(政令指定都市以外)、町役場、村役場

 地元の市役所など、政令指定都市でない市役所は「地方上級試験」がありません。 試験はもっと簡単で、どちらかというと面接次第なところがあります。 もちろん市役所向けの志望動機をつくっていく必要はありますが、時間がなくてもなんとかなる場合があります。

 ・大卒警察官、大卒自衛官

 体力に自信があればですが、警察官や自衛官にも大卒区分があります。国家公務員や地方上級試験に比べれば試験は簡単です。 しかし体力的にキツイ仕事になりますので、人を選ぶと思います。

 もちろん公務員試験の対策をがっつり行うために留年したり、卒業して勉強を続けることも考えられます。 その場合は国家公務員試験総合職・一般職、地方上級、裁判所事務官総合職なども射程に入れてよいでしょう。

 もう1つは「資格試験を受ける」ことです。司法書士、公認会計士、不動産鑑定士など、 いわゆる「食っていける資格」があります。もちろん難易度は非常に高く、独立するまでは低収入にあえぐことになりますが、 独立すればかなりの収入も見込めます。

 ただ1年そこらの勉強時間では到底受からない試験ですので、 2年くらいはがっつり勉強に打ち込める環境でなければなりません。

 もう1つは「研究者」になることです。学問の道を突っ走り、最終的には教授を目指して研究を続けるのです。 しかしこれはこれで茨の道です。人気の高い科目だとライバルが多く、博士課程を満了しても「助教」になれるかすらわかりません。 アルバイトをしながら、学費を払いながら研究を続けるのは相当学問が好きでないと厳しいでしょう。

 ただ、学問が好きでマイナーな科目(たとえば法学部なら『ローマ法』など)に熱心に取り組めるのであれば、 比較的ライバルも少なくすでに助教の席が空いていたり、準教授の席が空いていることもあります。

 最後が「起業」です。公務員も研究者も「採用」されてなれるものですが、起業は別です。 かつては起業するにも大金が必要で、融資を受けて店舗をたてたり工場をたてたりする必要がありましたが、 今ではインターネットの普及でweb起業も可能です。

 webサイトやブログを作ってオンライン店舗をたてて物品・サービスを販売する、 広告を貼る、SNSを運営するといった事業が考えられます。 最近では個人輸入、個人輸出で生活している人もいるようです。

 インターネット事業は元手がかからない一方で、軌道に乗るまで時間がかかる難点があります。 卒業してすぐに始めたのではなかなか生活費を稼ぐことも難しいので、 思いついた時にはスタートするのがよいでしょう。

 

就活に失敗したら:まとめ

 就活に失敗したら、就活を続行する・就活を辞めるの2つの手段がありますが、 その中にも大学に残って就活する・卒業して就活する、公務員・資格試験・研究者・起業の選択肢がありました。

 このように就活をあきらめなくてもいいですし、他の手段をとることもできるわけです。 就活がうまくいかなくてもあまり悲観せず、「卒業後の進路はいくらでもある」ことを心に留めて、 今なにをすべきか考えるのが良いでしょう。