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「風通しの良い職場」とはどういうところ?

 風通しの良い職場とは何でしょうか。就活ではよく聞きますが、基本的に聞き慣れない言葉ですね。 この記事では「風通しの良い職場」について解説します。

 

この記事の要点

  1. 風通しの良い職場とは、上司に意見を聞いてもらえる職場のこと!
  2. 残念ながら、ほとんどの企業は風通しが悪い
  3. 人間関係が良いのと風通しが良いのは別!
  4. 風通しの良さは、同じ会社でも部署による!


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風通しの良い職場とは

 上司に、意見を聞いてもらえる会社!

 風通しの良い職場とは、会社の下の人間の意見が、上司に聞いてもらえるという意味です。 意見やアイデアを出すことが許される風潮があり、要はボトムアップの雰囲気があるかどうかということです。

 通常、会社はトップダウンです。トップダウンとは、まず部長や課長の決定があり、 それが課長補佐や係長に伝わり、そして課長補佐や係長が課員、係員に指示を出すのです。 ここに課員、係員である平社員の意思は関与しません。平社員は上の決めたことに従うだけです。

 一方でボトムアップとは、課員、係員である平社員が意見を述べます。 それが課長補佐、係長に伝わり、課長補佐、係長が部長や課長に伝えるのです。 課員、係員が主体となって仕事を動かしていくことをボトムアップといいます。

 風通しの良い職場とは、ボトムアップの雰囲気のある職場という意味です。 平社員の意見が採用される職場であり、平社員が上司に意見できる職場であるという意味です。

 上からの指示、命令に従うだけでなく、 自分から意見を述べて上司に採用してもらうという働き方をしたい就活生がよく会社説明会などで 「会社は風通しが良いですか?」と聞きます。

 そして質問された社員は「風通しが良い職場です」と答えます。 この一連の流れはどこの会社説明会でも行われるもので、もはや儀式です。

 

風通しが悪い職場

 ほとんどの会社が、風通しが悪い

 残念ながら、日本企業はそのほとんどが「風通しが悪い職場」です。 これは、日本式儒教精神にのっとった「年功序列」から発生する問題です。

 驚いたことに、日本企業で新入社員に求められるのは「仕事やビジネスへの積極性」ではなく、 「上司の命令に服従すること」です。まるでヤクザ組織のように「親が黒と言えば、白でも黒」というのが日本の職場です。

 「若いから」「勤続年数が短いから」「役職がついていないから」というだけの理由で、 会議での発言はまず許されません。ただメモを取り、議事録を作成することだけが求められます。

 案件を受注できるかどうかはっきりしなくても、上司の前では「100%受注できます」と言い切らなければなりません。 不安要素や不確定要素を述べても聞き入れられないどころか、 解決策やアイデアを思いついても「平のくせに生意気だ」と切り捨てられてしまいます。

 これこそが日本企業が21世紀に入って没落を続けている原因です。 IT技術の登場で世界はめまぐるしく変化していますが、 若者のアイデアは無視し、老人の凝り固まった偏見や思い込みで会社が経営されます。

 その最たる例が、家電産業です。

 2000年代にはすでに「高性能」が求められる段階は終わっているのに、 高度成長期の成功体験が忘れられず、顧客を無視した高機能化、高価格化を進めたばかりに、 サムスンやLGに市場を奪われてしまいました。

 「新しいこと」に挑戦する気概がなく、従来型のビジネスに固執している企業は、 風通しが悪い職場なのだろうと思わざるを得ません。 停滞している銀行や大阪ガスを除くエネルギー業界なども同様でしょう。

 

人間関係の良い職場

 人間関係が良いのと風通しが良いのは別!

 人間関係の良い職場は、風通しの良い職場と類似した言葉です。 上司と部下の間の人間関係が良いということは、上司が部下の意見を聞いてくれるという意味です。 もちろん意見を聞くだけでなく採用したり、否定されたりします。

 上司がワンマン操業で部下の話に耳を貸さないという状態はあまり人間関係が良い職場とは言えません。 人間関係風通しで異なるのは、 仕事以外にも関係する話なのか、仕事の話なのかということです。

 風通しの良い職場といえば、仕事の話です。仕事で上司が部下の話を聞いてくれるかどうかというのは、 風通しの範疇です。一方で人間関係の良い職場といえば、仕事の話はもちろん、 昼食も楽しく食べられるだとか、終業後は一緒に飲みに出かけるだとか、休日にゴルフをしたりと遊びに行くだとか、職場の人たちは仲がいいかという問題です。

 人間関係の良い職場では、仕事の面でも上司は部下の話を聞いてくれるものです。 普段から仲良くしていると仕事の話でも良好に進むものです。 一方で風通しの良い職場が楽しいかというと、楽しいとは限りません。

 楽しい会社かどうかを知りたければ人間関係の良い職場かどうか確かめればよく、 単に上司に意見できるかどうかを知りたければ風通しの良い職場かどうか確かめればいいのです。

 

風通しについて質問しても意味はない

 「風通しが良い」としか答えない!

 会社説明会などで「風通しの良い職場ですか?」と聞く人は大勢います。 しかしこの質問をしたところで、かえってくる答えは「風通しの良い職場です」という決まった回答です。 これ以外の答えがかえってくることはありません。

 というのも当然です。会社説明会で自分の会社の悪口を言う人などいません。 「女性の働きやすい会社ですか?」と聞くのと同じくらい意味のない質問です。 いや、質問自体には意味がありますが、意味のある答えは返ってきません。

 残念ながら風通しの良い職場などというものはほとんど幻想に近いものです。 上司にとって、部下は仕事ができないというのが当たり前であり、常識です。 仕事ができるから役職につき、上司になっているわけです。

 基本的に上司は自分が優秀であることを認識していますから、 部下と意見が衝突したとき、自分の意見を採用しがちです。 よっぽど部下の意見に説得力があり、自分の意見が間違っているのでない限りは、 部下の意見は採用されません。

 ましてや入社して数年の平社員の意見は聞かれることすらありません。 聞かれるとしてもそれは、教育上、平社員の意見を否定するために聞かれるものです。 意見を聞かれるのは主任、課長補佐クラスになったときからでしょう。

 まだ平社員にすらなっていない就活生が風通しの良い職場などと言うのは、 あまりにも早過ぎるというのが社会人の一般的な見解です。

 質問しても意味がない上に、若年者のこういった発言を嫌うおじさんも多いので、 リスクばかりある質問です。「生意気だ」と思われそうな質問は控えるべきでしょう。

 

働きやすい職場は、部署による!

 人間関係や風通しは、部署による!

 どんな会社にもうるさい上司はいるもので、「風通しの良い職場ですか?」という質問に怒る人もいます。 働きやすい職場も結局は上司次第です。 上司がどんな人物かで、職場の働きやすさは変わります。

 風通しの良い職場かどうかもやはり、上司次第です。 会社説明会でよく「部署による」と回答されるのもそのためです。

 部長や課長には、想像以上に権限が与えられています。 人事権も実は人事部ではなくその部署の部長や課長が握っています。 残業の管理や有給の申請・受理についてもやはり、部長や課長の権限です。

 タクシーチケットの使用の可否、昼食代を経費で落とすかどうか、 夜の説教大会(飲み会)を経費で落とすかまで部長や課長の権限です。

 楽しそうな採用担当者だけを見て「この会社はホワイトだ!」と思うのは早計ですし、 逆に辛そうで苦しそうな採用担当者だけを見て「この会社はブラックだ!」と思うのも早計です。 職場がホワイトかブラックかも、部署によるのです

 私が最初にいた部署では「残業はするな。帰れ。」と言われていましたが、 二番目の部署では「残業をしないやつは仕事をしていないやつだ」と言われました。 (しかし残業をすると「残業をするやつは仕事の効率が悪いやつだ」と言われます。)

 他の部署では「忙しいことを伝えて人員を増強してもらうため」に残業時間をたくさんつけさせる部署もあれば、 「月○○時間におさえろ」と指示を出して、はみ出た分はサービス残業にする部署もあります。 やたら有給をとる部署もあれば、ほとんど有給を取らない部署もあります。

 働きやすい職場はどのように見極めればいいのかというと、 これは非常に難しいです。会社説明会では誰も本当のことを話しませんし、 説明会に来ていない部署の働きやすさはさっぱり、まったくもってわからないからです。

 こんなギャンブル性の高い就活をさせておいて、入社後のギャップに悩まされて会社を辞めると文句を言われるのですから、 理不尽な世の中だと思います。会社側は、新入社員に辞められたくなければ 「頑張れ」という精神論を語るのではなく、会社の良いところも悪いところもすべて就活生に伝える必要があります。

 しかしそれではエントリーシートを提出してくれる就活生が減り、 会社の悪口を言ったところをエライ人に聞かれたら大変だ。 人事考課に影響する。それはいやだ。会社の良いところだけ語ろう。

 どうしようもないですね。

 

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全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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