リアルタイム閲覧者数:44人
 

内定【就活】

 内定とは就活のゴールであり、大学新卒就活では、3月に始まり内定に終わります。 就活では、「内定をもらう」ことを目的に活動するわけです。しかしこの「内定をもらう」とは、 どういう状態を指すのでしょうか。また、どうすれば「内定をもらう」ことができるのでしょうか。 

 

内定とは?

 内定とは、採用の約束です。

 面接を終え、企業から「次の4月1日からうちで働いてね」と言われ、「はい」と答えることで内定が成立します。 たいてい最終面接を終えた翌日~1週間以内に会社から電話がかかってきて、「内定です!」「ありがとうございます!」 という会話がなされます。

 実際には内定は10月1日まで出せないことになっていますので、9月以前にこういった連絡をもらう場合は、 「内々定」と呼び、「10月1日に内定を出す約束」なのですが、事実上、内々定と内定は同じく「次の4月1日から働く」 ことを約束するものなので同じと考えてよいでしょう。「内定と内々定の違い」で詳しく説明していますのでご参照ください。

 内定は法的には「雇用契約の予約」にあたりますので、正式な契約です。 口約束でも契約は成立しますが、たいていの場合、10月1日に内定式を行い、その場で内定承諾書にサインして内定が決まります

 つまり、内定式に呼ばれ、内定承諾書にサインすることで就活が正式に終了するといえます。

 契約ですから、いったん内定をもらえば企業も学生も勝手に内定を破棄することはできなくなります。 ときどき「内定取消」が話題になることがありますが、学生が犯罪を犯したとか、卒業できなくなったとか、 学歴に嘘を書いていたなど、社員をクビにするのと同じくらい、よっぽどのことがない限り、内定取消は起こり得ません

 ですから、内定をもらえば4月1日からの就職は安泰となります。

 

内定をもらう道のり

 内定をもらうには、企業の入社試験を受験して、最終選考まで生き残り、 会社の取締役との面接(最終面接)でOKをもらうことが必要です。最終的に取締役のOKが出て初めて、内定がもらえるのです。

 入社試験とは具体的には以下の三段階です。

  • 1. 書類選考
  • 2. 筆記試験
  • 3. 面接

 まず書類選考は、書類選考は学生が企業に送る履歴書(就活ではエントリーシートと呼びます)による選考です。 エントリーシートは学歴、自己PR(学生時代頑張ったこと)志望動機などを書いた書類で、 これは入社試験の申込書のようなものです。まず、会社はこのエントリーシートを審査して、合格した人に筆記試験を受験してもらいます。

 筆記試験は、国語と数学(まれに英語も)の軽い学力テストです。センター試験よりずっと簡単で、高校数学をやりなおすほどのものでもありません。 足し算、引き算、掛け算、割り算の四則演算、グラフを読み取ったり確率の計算ができる程度で大丈夫です。 高校の数I、数Aをうっすらと覚えている程度で解ける内容になっています。

 筆記試験はたいていインターネット上で行われます。企業は筆記試験のことをWEBテストと呼ぶことが多いです。 WEBテストにはいくつか種類があり、SPI玉手箱TG-WEBタンジェントなどがありますが、 基本的にはSPIの対策本を1冊買って勉強する程度で十分です。

 筆記試験に通過したらようやく面接です。面接は社員と実際に会って会話をすることで、「人物重視」の入社試験を行うものです。 会社の会議室などで行われ、たいていの場合、一次面接二次面接最終面接3回行われます。

 一次面接では自分の教育係になるような若手社員による面接で、二次面接は自分の上司になるような課長クラスの面接です。 最終面接は部長との面接だったり、取締役との面接だったりします。これらの面接にすべて合格して初めて内定がもらえる寸法です。

 

内定までのスケジュール

 就活いつ始まりいつ内定をもらって終わるのかを確認しておきましょう。 就活はスタートが肝心です。内定をもらうためには、就活を始めて内定をもらうまでのストーリーを具体的に意識して行動することが重要です。 以下に2017年卒の就活のスケジュールを示しました。

  • 大学3年生の6~9月:インターンシップに参加する
  • 大学3年生の3月~:企業にプレエントリーして会社説明会に参加する
  • 大学4年生の4月~:書類選考を受けるため、会社にエントリーシートを送り、筆記試験を受験する
  • 大学4年生の4月~:同時にリクルーター面接に呼ばれ、裏口面接を受ける
  • 大学4年生の6月~:本番の面接が始まり、最終面接に合格すると「内々定」がもらえる
  • 大学4年生の10月:内定式で内定承諾書にサインすることで「内々定」が「内定」に切り替わる
  • 次の4月1日~:大学を卒業して就職する

 就活のスケジュールは近年、経団連の迷走によりころころ変化しています。2017年卒の就活は短期決戦となりました。 表向きは3月から6月までのたった4ヶ月間で就活が終わるかのように言われています。 しかし、実際には異なります。このような表向きの情報だけを鵜呑みにしていたら内定はもらえません

 結論から言うと、就活は大学3年生の6月の、インターンシップの申し込みからすでに始まっています。 優秀な学生ほど早期に就活を始め、大企業に自分をアピールしてさっさと内定をもらっていくのです。 今からでも遅くはありません。マイナビやリクナビに登録して、インターンシップを探しましょう。

 3月になるとプレエントリー会社説明会が解禁されます。ここが「表向きの」就活のスタートです。 気になる会社に個人情報を登録(プレエントリー)し、会社説明会に参加して会社のことを調べるのです。 2017年卒ではかなりの短期決戦ですので、1~2ヶ月の間に気になる会社の全てを調べ尽くす必要があります。

 そして「表向きの」就活開始の1ヶ月後である4月には早くも入社試験が始まります。 エントリーシートと呼ばれる履歴書を会社に送り、書類選考を受けている間に筆記試験を受験するのです。 これに通過できなければ、その企業はそこでおしまいです。

 晴れて書類選考、筆記試験に通過できたら、面接・・・の前に、リクルーター面接と呼ばれる裏口面接があります。 リクルーター面接は、面接をやってはいけない時期に行う面接です。表向きは「1対1の質問会」などと言われますが、 実際には面接ですので騙されてはいけません。このリクルーター面接に通過すれば、内定の可能性がグッと高まります。

 リクルーター面接を行っていない企業もたくさんありますし、行っている企業もたくさんあります。 志望先の企業がリクルーター面接を行っているかどうか、一度調べてみましょう。

 そこまで終わって初めて、6月1日の面接に呼ばれます。3回程度の面接をすべて合格し、 ようやく電話で「内定」をもらえるわけです。長い道のりですが、たった4ヶ月間で全てが終わります。 非常にタイトなスケジュールで、とても忙しく動き回ることになります。

 

内定をもらうコツ

 内定をもらうコツは、早くに就活を開始し、3月1日になったら一気にプレエントリーをし、 会社説明会に参加しまくることです。

 できれば大学3年生のうちからインターンシップに参加し、入社を目指す企業を50社くらい調べておきましょう

 「えっ!50社!?」と思うのも無理はありません。高校は1~2校、大学はせいぜい3校くらいしか受験していない人がほとんどでしょう。 しかし、就活は高校受験、大学受験とはわけがちがいます就活は50社プレエントリーし、20社の入社試験を受験し、1社に内定をもらえるかどうかという、 非常に厳しい世界です。

 就活がとても厳しいことを念頭に置いて、早くから真剣に就活のことを検討し、エントリーシートの自己PR欄に何を書くか、 志望動機に何を書くかを予め考えておくことが重要です。もっといえば、「本当にその企業に就職して40年もやっていけるのか」 「40年後もその企業は生き残っているのか」「どうすればこの企業を40年後もトップでいさせることができるのか」など、 面接で聞かれそうなことだけでなく、会社の将来、自分の将来を真剣に考える必要があります。

 ただ漠然と「大企業に行けたらいいなあ」くらいにしか考えていなかった場合、大企業はおろか中堅企業にも入社できない可能性が高いです。 意識を変えて「大企業に内定をもらうにはどうすればいいか」「内定をもらうには何をすればいいか」を真剣に考えて、 さっさと行動に移すことが内定をもらうコツです。

 MY就活ネットは、就活を真面目に考えている大学生を対象に、少しでも良い企業に内定をもらえるように、 様々な情報をすべて無料で提供している就活サイトです。忙しい大学生活ですが、スキマ時間を活用して就活のことを調べてみてください。