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学生時代頑張ったこと【自己PR】

 学生時代頑張ったことは、就活でエントリーシートに自己PRとして書かされ、面接でも質問されます。 「学生時代に力を入れたこと」とも呼ばれ、略してガクチカと言われることもあります。 どの会社でも必ず問われますので、事前に準備しておきましょう。 ここではガクチカの書き方と考え方を紹介します。 

 

学生時代頑張ったこととは?

 学生時代頑張ったことは、自分がどんな人間であるかを伝える自己PRです。 学生時代に何かを頑張った、打ち込んだということで、こだわりや熱意、集中力、 目標に向かってどれだけ頑張れる人間であるかをアピールするだけではありません。

 将来の夢を語り、そのために何をやってきたかを述べるのです。 就活の軸、学生時代頑張ったこと、志望動機はすべて一連の流れにならなければなりません。 こうすることで説得力のあるESが生まれます。

 学生時代頑張ったことは、大学時代頑張ったことです。高校時代頑張ったことは、就活には使えません。 というのも、大卒なのに高校の話をすると、「大学時代何をやっていたんだ?無駄に過ごしたって言うのか?」と思われてしまうためです。

 自己PRと頑張ったことの違いはありません。「自己PRをどうぞ」と言われた時に述べるのは、長所でも困難を乗り越えたアピールでもなく、 「学生時代頑張ったこと」です。面接やエントリーシートで「自己PR」を問われた場合は、学生時代頑張ったことを述べましょう。

 また個性をアピールする場でもあります。 皆と同じことを書いても採用順位のつけようがありません。 自分だけの経験、自分だけが頑張ったことなど、独自性を出していきましょう。

 注意しておかなければならないのは、完結してはいけないということです。 例えば資格取得を頑張った場合、「資格を取れました」で終わってはいけないのです。

 「学生時代頑張ったこと」は、将来の夢を実現するための手段であって、目的ではありません。 頑張った結果目標を達成して、その後どうするのかまで書かなければならないのです。

 

学生時代頑張ったことの例

 学生時代頑張ったことを紹介します。

  • 部活を頑張った
  • 学業を頑張った
  • 海外留学を頑張った
  • サークルの運営を頑張った
  • 学生団体の運営を頑張った
  • アルバイトを頑張った
  • ボランティアを頑張った
  • 研究を頑張った
  • ゼミを頑張った
  • 資格試験の勉強を頑張った
  • 大学の勉強を頑張った
  • インターンシップを頑張った
  • ナンパを頑張った
  • 飲み会を頑張った

 「学生時代頑張ったこと」のネタはなんでもいいのです。 勉強でも、部活でも、サークルでもいいのです。 むしろ自分が好きで勝手にやっていたことを「学生時代頑張ったこと」であると言えば良いのです。

 よく「自己PRは学業やアルバイト、研究はダメで、ボランティアやサークルがよい」という人がいますが、そうではありません。 目的と結果がしっかりしていれば、ダーツでもビリヤードでもいいのです。

 「学生時代頑張ったこと」は、「なぜこの会社を選んだのか」や「この会社で挑戦したい仕事」とともに、就活の軸から考えるものです。 「将来の夢」のためにこれを「頑張った。」「この会社でこの仕事に挑戦」することで夢の実現を目指したいので「この会社を志望しました」 というのが筋の通ったエントリーシートになります。

 また、自己PRとして人柄を見るほかに、論理構成力もみられています。 「ボランティアを頑張った」・・・で終わってしまっては「心がきれいなんだね」で終わってしまいます。 なぜボランティアを頑張ったのか、ボランティアを通じて実現したい夢を、この会社で叶えられるのかなど考えていかなければなりません。

 

「学生時代頑張ったこと」がない

 「学生時代頑張ったこと」がないという就活生は多いです。 しかし、「学生時代頑張ったことがない」と不安になる必要はありません。 どうすればいいかを解説します。

 「学生時代頑張ったことがない」というのは思い込みに過ぎません。 「頑張ったことがない」のではなく「頑張ったことがないつもり」になっているだけではないでしょうか。

 あるいは「勉強やサークルみたいな人並みのエピソードしかない」 「部活のサークルもやっていなかったからネタがない」「だからガクチカに書けるネタがない」 と、自分を過小評価しているのではないでしょうか。

 「勉強」や「サークル」はネタとして弱いとよく言われますが、勉強やサークルがダメなわけではありません。 ダメだと言われるのは、「なぜ頑張ったのか」をうまく言えなかった人たちが失敗してきたからです。

 「単位が取れるように」「その道の専門家になれるように」「学生時代は勉強を頑張った」 というのでは確かに、大学生なら当然のことであり、面接官もあきれてしまうでしょう。

 しかし勉強を頑張った理由を、「卒業するため」ではなく「自分を律するため」としてみると、一気に面白いガクチカになります。

 「私は将来、人の上に立ちたいと思っています。しかし自分を律することができなければ、 他人を律することはできません。そこで私は大嫌いな勉強を頑張ることで、 『やるべきことができる』ように自分をコントロールする能力を身に付けました。」

 あくまでもガクチカは将来の夢を実現するための通過点に過ぎません。 「大会で優勝した」「起業して大儲けした」などの超人的なエピソードは必要ないのです。 ただ、将来の夢の実現に一歩でも近づいたことが重要なのです。

 大学生が頑張るのは勉強だけではありません。 大学に入学したら「友達作り」を頑張り、毎朝遅刻しないように「早起き」を頑張り、 飲み会の幹事を頑張り、飲み会続きで太ってしまったら「ダイエット」を頑張り・・・

 ネタはいくらでもあり、もっともらしい理由をつければ説得力のあるガクチカになるのです。

 これでもう「学生時代頑張ったことがない」と悩む必要はありませんね。

 

学生時代頑張ったことの書き方

 学生時代頑張ったことのESへの書き方を解説します。 この作文は、適当に作文すればいいというものではありません。 書き方に注意して説得力のある文章を作らなければなりません。

 将来の夢を実現するために学生時代頑張ったと言うのが説得力のある自己PRです。 エントリーシートは将来の夢を実現するにあたっての、過去・現在・未来の流れを意識して書きましょう。 「学生時代頑張ったこと」は「過去」にあたります。

 予め将来の夢である就活の軸を考え、それを基本に将来の夢を実現するために、何をやってきたのか、 何を頑張ってきたのかを考えていきます。就活の軸(将来の夢)については就職活動の軸で解説しています。

 「なぜ頑張ったのか」「具体的にどういう手段で何をしたのか」「目標は達成できたのか」 「何を得ることができたのか」の4つを意識して書きましょう。

 説得力のある自己PRをつくるには、話のかたまりをつくってつなげるのが良いです。 まずは「学生時代頑張ったこと」を上の4つに分けてそれぞれ書いてみましょう。

 ここでは「英語の勉強」を例に「学生時代頑張ったこと」を書き上げていきます。

 なぜ頑張ったのか

 「なぜ頑張ったのか」は就活の軸を理由にしましょう。 しかし就活の軸が思いつかない場合は、「学生時代頑張ったこと」をつくってから、 逆算して「なぜ頑張ったのか」を作ればよいのです。今回は就活の軸が思いつかなかった場合を想定し、 「なぜ頑張ったのか」をいったん飛ばします。

 具体的にどういう手段で何をしたのか

 具体的にどういう手段で何をして、英語を勉強したのかを書きます。 毎日CNNのニュースを見続けた、英語のサイトを巡回した、単語を覚えた、歌詞カードを見ながら洋楽を聴いた等、手段は多れば多いほうがいいです。 どれだけ本気で英語の勉強をしたのかをここでは書きます。

 ガクチカが学問系ならば

  • 教授とアポイントをとって質問をした
  • 友人と自主ゼミを行った
  • 他大学と交流した
  • 留学をした
  • 資格を取得した
  • フィールドワークを行った

などが具体的に頑張ったことと言えますね。

 目標は達成できたのか

 「目標は達成できたのか」に移ります。 目標があいまいなものではいけません。説得力がなくなります。

 「英語力をつけるため」「英語で仕事をするため」では不十分です。英語力がついた、英語で仕事ができると判断する根拠を示さなければなりません。

 例えば「海外旅行で外国人の友達を作った」「辞書なしで海外旅行を終えた」だとわかりやすい目標です。 ここでは後者を採用しましょう。

 なぜ頑張ったのか

 いったん飛ばした「なぜ頑張ったのか」に戻ります。就活の軸が思いつかない場合は、 ここで就活の軸を考えましょう。

 「なぜ頑張ったのか」も「辞書なしで海外旅行を終えた」に付け足すだけでOKです。 なぜそれが目標になったのか。

 「私は地方出身で、東京に初めて出てきたとき、あまりにも広すぎる東京に驚きました。 自分の地元がどんなに狭く、未発達かを痛感しました。今となっては東京に飽き足らず、 世界中を知り尽くしたいと思うようになりました。」

 「しかし、東京に出る場合と異なり、世界に出ていくには言語の壁があります。 そこでまず、世界共通言語である英語を学び、日本を出ても日常会話ができるようになりたいと思いました。 そのため、辞書なしで海外旅行を終えるという目標を立て、英語の勉強を頑張りました。」

 ここでは、就活の軸は「世界中を知り尽くしたい」であり、「世界に出ていけるように英語の学習を頑張った」という、 筋の通った自己PRになります。

 ここで注意しておかなければならないのは、「誰かに言われたからやりました」ではいけないということです。 「テレビで英語を勉強しろと言っていたから」「新聞にそう書いてあったから」では説得力がなくなります。 自分で考えて、自分で思いついて行動したのでなければなりません。

 何を得ることができたのか

 「何を得たのか」に移ります。「英語の勉強を通じてTOEICで○○点を取ることができた」 「勉強が習慣化して今では難なく英語のニュース記事が読めるようになった」 「Facebook等で外国人と英語でやりとりをしている」等、目標を達する過程で生まれた副産物を書きます。

ここでもあいまいな表現ではなく数値化できるとなお良いです。 例えば英語のニュース記事なら、「最初は1つの記事を読むのに15分かかっていたが、今では5分で読めるようになった」 といった具合です。

 また、「学んだ」「実感した」といったものでも良いのです。 意識の変化は、自身の成長です。

 

学生時代頑張ったことの例文

 学生時代頑張ったこと例文は以下の通りです。

私は地方出身で、東京に初めて出てきたとき、あまりにも広すぎる東京に驚きました。 自分の地元がどんなに狭く、未発達かを痛感しました。今となっては東京に飽き足らず、 世界中を知り尽くしたいと思うようになりました。

しかし、東京に出る場合と異なり、世界に出ていくには言語の壁があります。 そこでまず、世界共通言語である英語を学び、日本を出ても日常会話ができるようになりたいと思いました。 そのため、辞書なしで海外旅行を終えるという目標を立て、英語の勉強を頑張りました。

具体的には毎日CNNニュースを見続け、英語のサイトを巡回し、単語の暗記をし、歌詞カードを見ながら洋楽を聴いたりしました。 またブログ等で英語でコメントをする、英語で通話をするなど、英語のインプットとアウトプットを練習しました。

そして海外旅行でイタリアへ行きました。ドバイの空港内でイギリス人と談笑しました。ホテルの予約で間違いを犯したのですが、 ホテルマンと交渉し部屋を変えてもらうこともできました。 他の観光客に道を尋ねられましたが、行き方を説明することもできました。目標であった、辞書なしで海外旅行を終えることができました。

今回の旅行では様々な英語を聴くことができましたが、お世辞にも発音がうまいとは思えない外国人もたくさんいました。 私も発音には自信がなかったのですが、それでも会話は通じました。世界共通語としての英語の便利さを実感しただけでなく、 自信を持って話せば通じるということも学びました。

 以上で621字です。あとは字数制限に合わせて調整(400字を要求する会社が多かったです)したり、 自己PR「学生時代頑張ったこと」に対する質問を想定して回答を作る、すらすら言えるように練習するくらいです。