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カフェテリアプランとは

 カフェテリアプランとは、福利厚生でよく見かける言葉ですが、一体どういうものなのでしょうか。 就活では募集要項の福利厚生カフェテリアプランと書かれていることが多いですね。

 東京ガスやNTTグループ、JR東日本などがカフェテリアプランを導入しています。 大企業ではカフェテリアプランを導入している企業が多く、就活生にとっては一見、魅力的に見えるかもしれません。 カフェテリアプランに含まれる福利厚生は魅力的なものが多いためです。 

 

カフェテリアプランとは

 カフェテリアプランとは、数あるサービスのうち、勤続年数や職能資格に応じて付与されるポイントの分だけ、 好きな福利厚生を選んで受給できる福利厚生制度のひとつです。

 福利厚生の中には持株会や宿泊施設利用権などがありますが、必ずしも使いたい制度ばかりとは限りません。 使わない福利厚生もたくさんあるわけです。どうでもいい福利厚生ばかりだとがっかりしますよね。 しかし、カフェテリアプランなら自分で利用する福利厚生を選べるのです。

 例えばNTT東日本のカフェテリアプランでは、育児支援サービス、教育融資、食事補助、リゾート施設利用、 フィットネス施設利用、独身寮、住宅補助、財形貯蓄などがあります。

 「もっとリゾート施設を使いたい。使わない育児支援サービスや教育融資の分をリゾート施設利用権に変えられたらいいのに・・・」 という悩みを解決してくれるのがカフェテリアプランなのです。

 社員には勤続年数や職能資格によってポイントが付与されます。 カフェテリアプランの福利厚生にはそれぞれポイントが設定されており、 自分の持っているポイントの限り、好きな福利厚生を選んで利用することができるのです。

 JRやNTT、JTなど、旧国営企業はカフェテリアプランを採用していることが多いです。 というのも「儲かっているので給料を出したいけど、国営企業なので給料を高くできない」 ために福利厚生という現物支給をせざるを得なかった名残であると考えられます。

 しかし、カフェテリアプランとは、素晴らしいものばかりではありません

 

カフェテリアプランはアウトソーシング

 カフェテリアプランアウトソーシングで、福利厚生企業が福利厚生を代行しているサービスであることがほとんどです。 考えても見れば当然です。カフェテリアプランは数多くの種類の福利厚生をそろえなければなりません。 社内に利用者が1人だけであっても、福利厚生を定めている以上は使わせてあげなければなりません。

 20種類も30種類もの福利厚生を、企業1社で実行できるわけがないのです。 あまりにも効率が悪すぎます。宿泊施設利用権なら、1人のために宿泊施設を手配するより、 10人20人の宿泊施設を同時に予約したほうが安くなるはずです。

 そこで、福利厚生企業を使うのです。企業は福利厚生企業に業務委託料を支払い、 自社の社員にカフェテリアプランを提供してもらいます。 カフェテリアプランは、福利厚生のアウトソーシングなのです。

 福利厚生企業はたくさんの会社にカフェテリアプランを提供することにより、 福利厚生のまとめ買いができるのです。これにより1人あたりの福利厚生費を安く抑え、 利益を出しています。

 さて、カフェテリアプランアウトソーシングの業務委託料はいくらなのでしょうか。

 実は1人あたり月額1000円が相場です

 カラオケ割引だったり、レストランクーポン券だったり、宿泊施設利用権だったり、 カフェテリアプランの福利厚生は多種多様です。大変魅力的な名前の福利厚生が多いです。 それでもたった1000円なのです。

 安いものには必ず裏があります。さて、アウトソーシングのカフェテリアプランにはどんな罠が含まれているのでしょうか。

 カフェテリアプランのクーポンや割引チケットは、直接会員登録したほうがお得な場合が多いのです。 さらに、カフェテリアプランはポイント制ですので、独身寮や家賃補助をもらうとポイントが残らないだとか、 勤続年数が短い間はポイントが足りないという問題があるのです。

 遊びたい盛の20代ではほとんどカフェテリアプランが利用できず、落ち着いてきた30代、40代になって初めて、 いろんな福利厚生を受けることができるようになるのです。つまりは使えないわけです。

 そうでもなければ月額1000円で満足のいく福利厚生が得られるわけがないですね。 カフェテリアプランデメリットは、使えないというものです。

 カフェテリアプランの福利厚生は種類が多いですから、その数ある福利厚生に惑わされて、 カフェテリアプラン以外の福利厚生を見落としてしまうこともあります。 カフェテリアプランとは別に、家賃手当や独身寮の制度があるかは必ず確認しましょう。

 

カフェテリアプランを導入している企業

 カフェテリアプラン導入している企業は多いです。 ここではカフェテリアプランを導入している企業を紹介します。

  • NTTグループ
  • JR東日本
  • JT
  • 大阪ガス
  • みずほ銀行
  • 商工中金
  • アイシン
  • JTB
  • トヨタ自動車
  • マツダ
  • 三菱電機
  • 富士フイルム
  • 新日鉄住金
  • 神戸製鋼
  • 資生堂
  • 野村不動産

 

ベネフィット・ワン

  • 全日空
  • 電通
  • ソフトバンク
  • 中部電力
  • JR東海
  • 三井住友銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友カード
  • 日立製作所
  • 三菱商事
  • リコー
  • パナソニック
  • 東京海上日動

 

カフェテリアプランを提供している福利厚生会社

 カフェテリアプランを提供している福利厚生会社は主に、リロクラブベネフィット・ワンJTBベネフィットです。 あなたの志望する会社のカフェテリアプランはどの福利厚生代行業者のカフェテリアプランなのでしょうか。 説明会やリクルーターなどで社員を捕まえて聞いてみましょう。

 

福利厚生の良い会社

 福利厚生良い会社とは、どのようなものでしょうか。 就活をしているとカフェテリアプランが魅力的に見えますが、実は福利厚生の本質はカフェテリアプランではありません。

 福利厚生で重要なものは、独身寮家賃補助です。昼食補助やリフレッシュ休暇など、 現金あるいは時間が手に入る福利厚生こそ、重視すべき福利厚生です。

 独身寮や住宅手当、財形貯蓄社内預金制度のある会社は福利厚生が充実していると言えます。 また景気が上向きの時や、会社が絶対に伸びると思った時は、持株会のある会社が良いでしょう。 持株会は単に株を買うだけでなく、奨励金が支給され、出した分より余分に株を買える制度である場合が多いです。

 たしかに旅行に行くときにカフェテリアプランの宿泊施設利用券が使えたらうれしいですが、 家賃や昼食代を犠牲にするほどのメリットではありません。 カフェテリアプランに踊らされずに、本当に必要な福利厚生を見直してみましょう。