リアルタイム閲覧者数:60人
 

会社説明会とは?

 会社説明会就活の入り口です。プレエントリーをし、初めて会社の社員と顔を合わせる機会です。 会社説明会に参加することで会社のビジネスを理解し、エントリーシートのネタを考えたり、そもそもエントリーシートを送るかどうかの判断ができます。 会社説明会は行くべきというより、参加が必須です。

 「会社説明会は就活の必須イベントだから」「みんなが参加してるから」という曖昧な理由で参加する就活生が多いですが、 会社説明会に参加する目的をしっかり持つことで、他の就活生と大きく差をつけることができます。 ここでは、会社説明会モノにする方法を紹介します。 

 

会社説明会を開催する目的

 会社が会社説明会開催する目的はなんでしょうか。

 会社説明会に参加する就活生は多少の入社意欲があります。 ホームページやテレビCM、新聞、雑誌などで調べているけど実際に働いている人の声が聞きたい就活生、 有名企業だからなんとなく参加する就活生もいます。

 会社説明会によってこれらの就活生の入社意欲を高め、エントリーシートを提出してもらうのです。 一方で、会社説明会に参加して「思っていた会社じゃないな」と思い、エントリーシートを提出しない就活生もいます。 これも会社説明会の目的の一つであって、本当に入社したい人だけエントリーシートを提出してほしいわけです。 つまりは「本当に入社したい人を増やすため」に行われるのが会社説明会なのです。

 ですから会社は、会社説明会で経営理念とビジネスについて熱く語ります。 これをきいて、就活生は会社の選考を受けるかどうか判断するのです。

 会社が学生を選ぶときに行うのが「面接」ならば、学生が会社を選ぶときに参加するのが「会社説明会」です。 就活生は会社説明会で、自分に合っている会社かどうか「会社を」面接するのです

 会社説明会には大きく分けて2種類あり、それは合同説明会単独説明会です。

 合同説明会は、1つの会場にいくつもの会社が集まってブースを設け、1日にたくさんの企業の説明を受けることができます。 一方で単独説明会は半日費やして特定の会社の説明をじっくり詳しく受けることができます。

 一般的に合同説明会が就活スタートと同時に始まり、就活生は合同説明会で興味をもった会社をリストアップします。 その後、各会社にプレエントリーし、単独説明会の案内を待ちます。

 

会社説明会に参加する目的

 会社説明会参加する目的はなんでしょうか。 ただ参加票を提出して、座っているだけでは時間の無駄です。会社説明会で何を聞きたいか、明確にしておかなければなりません。 会社説明会に参加する目的は、2つあります

 まず1つの目的は、「会社のビジネスの本質を理解すること」です。

 会社のビジネスは、学生が思っているものとは異なる場合が多々あります。 例えば鉄道会社。鉄道会社は電車を走らせて運賃をもらうビジネスだと思いますよね? しかし実は、電車を走らせるのはビジネスの手段の1つにすぎません。

 鉄道会社のビジネスは「街づくり」です。電車を運行して人を集め、オフィスビルやショッピングモール、 マンション等を建設して貸します。すると発展していく街をみた他の人も集まってきてお店や会社をつくります。 鉄道会社は実は「都市開発」がビジネスなんですね。

 もう1つ例を挙げるとソフトバンクです。ソフトバンクは大手携帯キャリア3社のうちの1つとして有名です。 ではソフトバンクは単なる携帯キャリアなのでしょうか。もちろん違います。

 ソフトバンクの代表挨拶を読むとわかるのですが、ソフトバンクはもはやスマホ自体に興味はありません。 すでに「IoT産業(モノとモノのインターネット)」に乗り出し、関連する海外企業の買収を進めています。 ソフトバンクは携帯会社ではなく、「情報革命」がビジネスなのです。

 会社のビジネスの本質を知らなければ、書類選考で落とされます。 学生が思っている会社とは違う可能性があり、「ミスマッチ」が発生するからです。 「会社のビジネスの本質を正確に理解する」というのは会社説明会の目的の1つです。

 もう1つの目的は、「会社の個性を把握すること」です。

 同じ業界の会社を比較する際、たいてい「売上高」で比較されます。 しかし、会社の個性は「売上高」がすべてではありません。 面接では「なぜこの会社を選んだのか」と問われますが、会社の個性を理解していなければ答えられない質問です。

 例えば自動車業界。売上高では1位がトヨタ、2位が日産、3位がホンダです。 ならば自動車メーカーはトヨタが最強なのでしょうか?

 実は、トヨタ・日産・ホンダはそれぞれ相手にしている客層が違います。

 トヨタは高品質で技術的に優れたクルマを製造し、中間層に向けて販売しています。 日産は過剰な装備をつけずに安いクルマを製造し、低所得層に向けて販売しています。 ホンダはやたら高性能なクルマを製造し、クルママニアに向けて販売しています。

 確かに世界で一番売れているのはトヨタです。だからといってすべての面でトヨタが優れているというわけではないのです。 トヨタは「高品質」が売りですから、安いクルマがつくれません。巨大な自社を維持するためには万人ウケするクルマをつくらなくてはなりませんから、 クルママニア向けのクルマもつくれません。

 このように、同じ業界でも会社ごとに相手にしている客層が異なるのです。 もっといえば、どんな目的をもってビジネスをしているか、会社によって異なるということです。

 会社説明会には「会社のビジネスの本質を理解すること」「会社の個性を把握すること」という2つの目的があり、 これを各社のエントリーシートの志望動機に盛り込むのです。 この2つを盛り込まず適当に書いたエントリーシートは、落選します。

 

会社説明会までに「将来の夢」を準備しておく

 会社説明会がはじまるまでに将来の夢を準備しておかなければなりません。

 将来の夢は、就活用語で「就職活動の軸」といいます。 「将来なりたい自分」「将来実現したいこと」が、自分と合った会社かどうかを判断するのに必要になるのです。

 将来の夢は「お金持ちになりたい」「モテたい」など口にするには気恥ずかしいものも多いです。 しかし就活では、将来の夢と向き合わなければなりません。 自分の将来の夢と関係のない会社に入っても、ただつらいだけだからです。

 例えば「楽な生活がしたい」という夢があったとします。 「思うだけで家事でも買い物でもなんでも済ませられるような生活」を実現するにはどうすればよいでしょうか。 「脳波を読み取って代わりに働いてくれるロボット」や「自動的に買い物を済ませてくれる人工知能」があればいいですね。

 「この会社ならいつか実現できるのではないか」という会社がいくつか思い浮かぶと思います。 例えばパナソニックやソフトバンク、グーグルなどですね。 それらの会社説明会で「会社を面接」し、「ここだ!」と思った会社の選考に応募するのです。

 すると今度は就活生のあなたが面接を受ける番です。 自分が今まで夢に向かって何をしてきたのか(学生時代頑張ったこと)、 この会社で実現したいこと(なぜこの会社を選んだのか)を熱く語るのです。

 会社にあなたの「将来の夢」をぶつけ、「ぜひ一緒に働こう!」と思わせることができれば、 晴れて「内定」が手に入るのです。

 

こんな会社説明会なら入社しない!

 会社説明会は、就活生が「会社を面接」する場です。 「こんな会社説明会なら入社しない!」という判断も当然あります。 どんな基準でエントリーシートを提出するか判断すればよいでしょうか。

 1.会社説明会の雰囲気が暗い

 とあるインフラ企業や某倉庫会社での経験ですが、会社説明会の雰囲気が暗い会社への入社はやめたほうがいいでしょう。 仕事が楽しくない可能性が非常に高いです。ビジネスは常に挑戦を続ける楽しいものであり、 それがつまらないような会社で働いてもつらいだけです。果たして40年間も勤めることができるでしょうか。

 社員がビジネスを楽しんでいないのは、会社にビジネスの意識がないからです。 将来性があるとは思えませんし、「将来の夢」も実現できないでしょう。

 2.ビジネスを語らない

 よくあることなのですが、パンフレットに書いてあることばかり説明していて、 会社のビジネスを語らない会社があります。こういった会社は創業時の企業家精神を忘れて、 現状維持に徹しているか、社員が目標もなく上司の言う通りに働いているだけの可能性があります。

 社員が会社のビジネスを語らず、将来性の話を自らしないようではいずれ、 同業他社に足元をすくわれる可能性が高いです。このような会社でもやはり、「将来の夢」を実現できないでしょう。

 3.内定者に話をさせる

 会社説明会に内定者を連れてくること自体、会社説明会の趣旨目的からずれています。 会社のアピールポイントを社員や経営者が語らず、内定者に語らせるのはおかしなことです。 内定者は社員ですらありません。会社説明会をそれくらい重要な場との認識がない会社は、採用活動を軽く見ています。

 「学生に絶対に伝えなければならない!」というほどのビジネスがない会社、 特にアピールすることがないので、内定者が会社を選んだ理由を聞かせる会社は、 将来性に乏しいといえるでしょう。

 

会社説明会にはとにかく参加しまくる!

 会社説明会とにかく参加しまくることが重要です。 会社も何百人という就活生と面接します。就活生も本来はそれくらい「会社を面接」しなければなりません。 もちろん時間の限界がありますが、50社くらいは参加したいところです。

 就活は1社や2社受けて内定がもらえるものではありません。50社プレエントリーして、20社にエントリーシートを送って、 ようやく1社から内定をもらえるくらいの世界です。

 将来の夢を考えて、業界を考えて、会社を選んで会社説明会に参加するのは非常に手間です。 しかし、納得のいく内定をもらうためにはたくさんの会社説明会に参加して、 自分に合った会社を見つけることが必要です。

 就活生は「知名度」で会社を選びがちです。 高学歴ゆえに、みんなに自慢できるような会社に入社しなくてはならないというプレッシャーもあります。 しかし、「有名な会社かどうか」は「将来の夢」とはまったく関係がありません

 残念ながら就活生はテレビCMなどで見かける会社しか知りません。 それは世の中に無数にある会社のほんの一部にすぎません。 自分にピッタリの会社を探すにはどうすればよいでしょうか。

 知っている会社・知らない会社にかかわらず、会社説明会に参加しまくって探すのです。