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【就活】オワハラとは?|円満解決できる対処法

 最近の就活では「オワハラ」を受けることがたびたびあります。 そもそもオワハラとは一体何なのか、例や対処法について解説していきます。



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オワハラとは

 オワハラとは、企業が内々定を出すのと引き換えに、 学生に就職活動を辞めさせ、他の選考や内定を全て辞退するように促す嫌がらせ行為を意味します。

 直接的に「今ここで他社に辞退の電話をかけてください」と言われる場合は稀で、 オワハラのほとんどは「やたら懇親会などに呼び、時間を奪う」 「面接が集中する6月1日に意思確認の面接を実施する」などの方法で行われます。

 

企業がオワハラをする理由

 オワハラが意味するところは、自社への入社を確実にしたいという企業の身勝手なわがままです。

 なぜ企業はオワハラをするのでしょうか。

 それは、人事部には採用枠を確実に埋める責務があるためです。 採用活動は、あらかじめ各部署に必要な人数などのアンケートをとって、採用計画を定めてから行います。 計画通りに採用できないと、各部署では人手不足が起き、人事部へのクレームが発生します。

 内定者が辞退するのは学生の自由ですから、採用担当者の立場に立ってみても「仕方のないこと」です。 ですが、各部署はあらかじめ決めた人数が配属されることを前提に教育計画や社員の配置を行いますので、 予定通りの人数が来なかったら困るのです。

 こうして、人事部採用担当者は採用計画通りに内定者を獲得できないと、人事考課が下がります

 また、内定辞退者が出るたびに採用活動をやり直さなくてはなりませんから、 その都度余計なコストがかかります。もし内定辞退者が出なければ追加のコストはかからず、 自分の評価もバッチリつくわけです。

 こういった事情から内定辞退者を出したくないという思いがあるのです。

 

内定辞退者が続出するようになった理由

 「就活を辞めるように促す」という行為自体は昔からあったことです。 しかしバブル時代は就活生が圧倒的売り手市場だったため、「嫌がらせ」というよりは「接待」の部類で、 「海外旅行に連れて行ってもらえる」といった豪華な待遇だったため問題になりませんでした。

 バブル崩壊以降は余分なコストをかけられず「嫌がらせ」になりましたが、 オワハラをするのは銀行や証券会社など、大量採用をする会社に限られていました。

 しかし2010年代に入り、就活に関する経団連ルール破りが横行し始めました。 企業が早い者勝ち競争を始めた結果、選考が就活の早い時期に集中してしまったのです。

 昔は説明会の解禁と面接の解禁がしっかり分かれていたのですが、 今では説明会と同時にエントリーシートを提出し、即座に面接が始まります。 解禁直後に選考も終了してしまうため、就活生は短期間でたくさんの企業に応募せざるを得ない状況に陥りました。

 その結果、複数の内定を獲得したり、「本命企業のすべり止め」として内定を獲得するなど、 「1社に内定をもらったら終わり」ではない時代が幕を開けたのです。

 こうして企業は「オワハラ」に手を染めるようになったのですが、どう考えても身から出た錆です。 これで就活生が嫌がらせに遭うなど、トンデモナイことですね。

 

オワハラの例

 「オワハラ」ではどんな嫌がらせを受けるのか、例を紹介します。

  • 土日が全て奪われるほどの勢いで何度も何度も面接に呼ばれる
  • 「就活を終わりにするって約束してくれたら内定出すよ」と言われる
  • 「この場で他の会社にお断りの電話をかけてくれたら内定出すよ」と言われる
  • 内定をもらった後に何度も懇親会を開かれ、就活をする暇がない
  • ときどき人事が電話をかけてきて「入社意欲」を確認される
  • 内定を辞退しようと電話すると人事が怒り出す
  • 「内定承諾書」や「誓約書」を書かされ、就活を禁止される

 海外旅行に連れて行ったり、ホテルに会場を用意して食事会を開いて就活生をつなぎとめていたバブル時代のオワハラとは打って変わって、 就活生に不利益を課す形でのオワハラが横行しています。 就活生の売り手市場だとは言っても、企業もバブル期ほど余裕はありませんから、単なる「嫌がらせ」と化しました。

 就活生を脅して、「無い内定」という不安に乗じて自社に拘束し、優秀な就活生を無理やり自社に入社させようという魂胆です。

 何度も何度も面接に呼ぶのは、NTTや日本製鉄、JFEスチールなど「純粋に選考のため」に行っている企業もありますが、 もう内定は決めているのに意思確認、懇親会という名目で呼び出し、他社の選考を妨害するところもあります。

 「就活を終わりにするって約束してくれたら内定を出すよ」と言われるのも、以前からときどき聞くことではあります。 しかし最近では「ときどき」ではなく「しょっちゅう」であり、どこも人材確保に必死であることがわかります。

 「内定承諾書」や「誓約書」などという書類を持ちだし、ハンコを押させて「内定成立!もう就活したら違法だからね!」などと言い出す企業すらあるようです。 就活生の不安に乗じたヒドイやり方ですね。

 時には「辞退しようとしたら呼び出されて、お茶をかけられた」「説得されてしまい、結局本命企業の内定を断った」 というような話すらあります。

 しかし、オワハラに屈して就活を終わらせてしまう必要はありません。 むしろ、バンバン就活を続け、理想の就職先に向けて積極的に挑戦していきましょう。

 

オワハラに法的拘束力はない!

 オワハラに法的拘束力はありません。 就活生は、オワハラを全く気にすることなく就活を続けても良いのです。 オワハラが法律的に意味がない理由を解説していきます。

 まず、就活を終わらせることを条件に内定をもらった場合、法律的に就活を辞めなければならないのでしょうか。 約束をしているわけだから、就活を辞めなければならないような気もしますが、就活を終わらせる必要はありません

 というのも、就職活動は「職業選択の自由」に含まれるため、憲法で保障された権利です。 会社がいくら条件をつけたと言っても、承諾して内定を受けたとしても、 会社はこの権利を侵すことができません。もしもそんなことが許されるなら、誰も転職活動もできないはずです。

 また、内定承諾書や誓約書に押印し、「内定が成立したから就活するのは違法」などと言われても、 やはり気にする必要はありません

 確かに「内定を複数持ったまま放置していたら」違法です。しかし、「内定を持っていて就活を続ける」ことは違法でもなんでもありません。 こんなことを言い出す企業があったら大きな勘違いをしているか、大嘘つきのどちらかです。

 企業が就活生の違法を指摘できるのは就活生が内定をいくつも持ったまま入社の時期がきたときだけです。

 いくら口約束で「就活を辞めること」を約束させられても、内定承諾書などで書面で「就活を辞めること」を約束させられても、 それには全く、なんの効果もなく、就活生は就活を続けてよいのです。

 法律的に就活生が就活を辞める義務は一切ありません。

 

オワハラ対策|円満にかわす方法

 オワハラ対策を考えてみましょう。

 上でも説明したように、法律的にオワハラに屈する必要は一切ありません。 とはいえ、あまり波風立てずに就活を続行したいもの・・・

 ハッキリと「就活を続行します!!」などと言おうものなら内定をもらえませんし、 怒られたり怒鳴られたりとキツイこと間違いなしです。

 会社を怒らせることなく就活を続行し、もしも大企業の面接に失敗しても滑り止めを確保できるように、 なんとか内定を断らずに済むよう、オワハラ対策を取りましょう。

 

対策1:無視する

 最も簡単な対処法は、無視することです。

 「就活をやめると約束してくれるなら内定を出す」などと言われても「わかりました」と嘘をつけばよいのです。 正直者のみなさんは少々心苦しいところがあるかもしれません。

 ですが、会社だって「サイレントお祈り」や「ルール破り」そして「オワハラ」という失礼極まりない行為を行うのです。 それに対していちいち正直に付き合っていたら、あなたが損をします

 「内定承諾書」だろうが「誓約書」だろうがサインしてハンコを押してしまって構いません。 会社にはあなたを拘束する権利がないのです。このような書類にも法的拘束力はありません。 無視して就活を続行しましょう

 

対策2:嘘をつく

 「何度も懇親会を開かれて就活する暇がない」場合に使える対処法が、嘘をつくことです。

 予め就活のスケジュールを確認しておき、就活の予定と被った時だけ上手に懇親会を欠席しましょう。 言い訳としては、

  • 「ゼミの大事な発表がある」
  • 「これ以上講義を欠席すると単位がもらえない」
  • 「卒論の提出期限が迫っているので集中したい」
  • 「試験が迫っており勉強に集中したい」
  • 「資格試験の日程と被ってしまった」

 というように、単位取得を理由にするのがオススメです。会社にとって、内定者に内定を断られるのも困りますが、 内定者が留年してしまうのも同じくらい困ります。大卒区分で採用している以上、留年されると内定は取り消さざるを得ません。 「単位を取るため」に懇親会を欠席するのは全く不自然ではありませんし、会社も納得しやすいです。

 下手に「親戚に不幸があって」「急用が入りまして」のようなベタな言い訳をしてしまうと、むしろ怪しまれる可能性が高いです。

 ただし、人事も嘘を見抜くプロですから、あまりおすすめはできません。

 

対策3:正直に言う

 「内定がもらえない」リスクはありますが、正直に言うのも対処法の1つです。

 内定は、取締役クラスのOKが出た証拠です。 そんな就活生に対し、人事部の採用担当者が「やっぱりナシで」と言う権利はありません。 もし本当に「内定」を覆すのであれば、人事部長に報告して、取締役の許可を得なければなりません。

 平社員が取締役に「やっぱりナシになりました」とはなかなか言えないものです。 就活生に対するアフターケアをしっかりしなかった責任を問われてしまいます。

 そのため、他社の選考結果を待ってくれる会社もありますし、 ビジネスマンの観点から「この会社にしたほうがいい理由」を合理的に説明してくれたりもします。

 就活生の志望度はどうしても「会社の知名度」や「初任給の高低」に引っ張られてしまいがちです。 ですが、ビジネス界では超有名企業だったり、昇給額が大きかったりと、 消費者目線ではわからないことがたくさんあるのもまた事実です。

 採用担当者は会社の魅力をアピールしてくれるでしょう。 それを聞いてから、それでも他社の選考を受けるか、その会社に入社を決意するか決めても遅くはないでしょう。

 

志望度が高ければ無用な争いはしない方が良い

 確かに「オワハラ」には法的拘束力がなく、従う義務はありません。 ですが、志望度が高いのであれば「なんとなく就活を続ける」のはやめておきましょう。

 というのも、人事もプロですから、内定を辞退しそうな人は察しがつきます。 どうせバレるのですから下手に嘘をついてごまかすのはリスクがあります。

 迷っているなら正直に話し、入社してもよいと思うなら「一番に内定をくれた会社」に決めてしまいましょう。

 会社側もあなたを採用する気満々で、辞退者が出ると採用活動をやり直さなければなりません。 そんな状況ですから、はっきりしないことが一番困ります。

 「入社する」「辞退する」「迷っていることを話す」の態度は早期にはっきりさせるのが、 内定をくれた企業に対する誠意です。

 

3月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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