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【就活】最終面接は何を見られているか|内定の決め方や対策!

 

この記事の要点

  1. 内定は、役員・社長が決める!
  2. 最終面接の倍率は、2~3倍
  3. 見られているのは、ビジョンの一致元気さ積極性
  4. 就活の軸を必ずアピールしよう!
  5. 逆質問を用意しておこう!


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内定の決め方

 内定は、最後は役員・社長が決める

 内定の決め方は、人事が採用候補者を厳選して、その中から役員が選んだ学生に内定を出すという方法を取ります。 ですから、面接結果を誰が決めるのかというと、役員・社長です。

 実は採用権限は人事部にはなく、最終的な決定権は「人事担当役員か社長」にあります。 ですが、役員・社長がすべての学生と会っている時間はありませんから、人事部が有望な学生を絞り込みます。

 しかしこれはあくまで建前であり、「人事部がOKを出した学生」について役員・社長はそれを信頼しています。 会社によっては、役員・社長が「儀礼的な意思確認」をするのみで内定が決まる場合もありますし、 3人に2人が落ちるという厳しめの審査がされる場合もあります。

 

合格率

 最終面接の倍率は、2~3倍

 最終面接の倍率は、2~3倍です。合格率は30~50%ですね。 最終面接では既に、人事部の中では内定がもう決まっています。 採用しても良い学生ばかりが集められているというわけです。

 しかし、最終的に内定を出すかどうか決めるのは人事部ではなく各部署の部長や、役員です。 人事部が採用してもいいと思った学生を、各部署の部長や役員に引き合わせ、最終的に採用を決めてもらうのが最終面接なのです。

 私の会社では、最終面接に呼ばれたのは20人程度で、内定を得たのはそのうち7人でした(事務系の場合)。 人事の持っている名簿がチラっと見えたのですが、私が待合室に入室した段階で、すでに10人が面接を終えている状況でした。

 最終面接の面接官は役員や事業部長などですので、大変忙しいものです。 新卒採用の面接にもあまり時間をかけていられません。そのため人事部が倍率2~3倍程度に収まるように、最終面接に行ける人数を決めます。 一方で倍率が低すぎると、逆に人事が社長に怒られます。

「内定を決めるのは俺だ!最終面接の人数がこんなに少なければ、人事部で内定をもう決めたようなものじゃないか!」

 ですので、最終面接=内定確実ということはまず、ありません

 一方で役員が忙しすぎて時間がとれず、人事部に「内定を出す人だけ最終面接に呼んで」と指示する場合もあります。 この場合、最終面接意思確認だけということになります。 そういう会社では「最終面接の連絡がくる=内定確実」となるわけですから、ありがたいものです。

 最終面接の合格率は意外にも高く、最終面接を受けると3社に1社は内定がもらえる確率となります。 しかし面接は「面接官と気が合うかどうか」ですので、決して気を抜くことなく挑みましょう。

 

最終面接の内容

 最終面接は、ほとんど雑談に近い!

 最終面接の内容は、雑談ばかりな場合が多いです。 なぜなら「採用計画」に沿った選考はすでに人事部が終えており、合格ラインにいる学生しか最終面接には来ないからです。 それゆえ最終面接の合格に決まった基準はなく、経営陣の哲学、要は経営陣のフィーリングです。

 最終面接でされる質問は、エントリーシートに沿った質問が多いですが、聞かれ方が少し違います

  • 志望動機に○○とあるけど、詳しく教えてくれますか?
  • 自己PRの○○について、詳しく教えてくれますか?
  • 短所についてどう考えていますか?
  • 趣味がたくさん書いてあるなあ!

 このように、最終面接では長々と自己PRをさせたり、志望動機を語らせたりということはありません。 面接官が一通りエントリーシートを読み、気になった要所要所を質問されます。 エントリーシートをしっかり作り込んでいればそれほど問題ではないでしょう。

 問題なのは、「短所についてどう考えていますか?」といった意図のはっきりしない質問です。 最終面接の面接官は、面接のプロではありません。工場長をしていた人だったり、 経理部で電卓を叩いていた人だったりします。

 質問が質問になっていない場合が往々にしてあります。特に「趣味がたくさん書いてあるなあ!」 に至っては、もはや質問ですらありません。雑談です

 しかし、質問の意図がわからないからと黙り込んでしまってはいけません。 ここでは「面接官が聞きたいであろうこと」を推測して答えるのです。 独断でかまいません。こういう場合、面接官も質問というよりは、雑談形式で考えています。雑談の要領でいいのです。

 「短所についてどう考えていますか?」といったおおざっぱな質問に対しては、 「短所を克服しようとしている」話をしましょう。「長所」について聞かれたら、長所に関するエピソードを話しましょう。

 「趣味がたくさん書いてあるなあ!」ならば、趣味をたくさん書いた理由を説明しましょう。 例えば「好奇心旺盛である特徴をお伝えしたいと思い、たくさん書きました」と答えます。

 私の場合は、以下のようなやり取りがありました。

社長「君は学歴が高いけど、同級生がお客さんになるかもしれない。その時に頭を下げられるか?」

私「できます。浪人経験がありまして、同い年に頭を下げるのは慣れています。」

社長「その言葉が聞きたかった!君は営業だ!」

 私は配属先まで告げられましたが、一方で同期には社長に説教をくらい、 「もうだめだー」と思いながら帰宅したら「内定です」と電話がかかってきたという人もいます。 面接官がどういう反応をすれば内定、不採用といった基準すらありません。

 

最終面接の対策

 最終面接の対策は、次の3点です。

 

1.就活の軸を明確にする

 何より通じるのは、ビジョンの一致をアピールすること

 最終面接の合格にもっとも重要なのは、就活の軸です。 総合職として入社するということは、社長の後継者候補です。 そのため、「会社と同じビジョンを持っている」ことが内定の条件です。

 本来、就活の軸を明確にしていなければ書類選考・一次面接で落ちます。 ですが運よく通過して最終面接にまで来てしまう場合もあります。 社長の前で恥をかかないように、就活の軸について再確認してみましょう。

【例文】就活の軸の決め方!|「おっ」と思わせる答え方

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。 

 最終面接においても「就職活動の軸」を前提とした、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成で、 最終的には「実現するには貴社のビジネスに携わるしかない」という結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!

 

2.明るく大きな声で話す

 役員・社長はとにかく元気な若者が大好き!

 役員・社長に気に入られるには、明るく大きな声で話すことです。  社長の気持ちを考えてみましょう。普段から社員にヘコヘコされ、社員は自分の言うことを聞くだけ。 反論もしなければ、社長の発言の間違いを指摘することもありません。ただただ「仰る通りです」と言うだけです。

 社長は新しいアイデアをほしがっています。考え方の凝り固まった会社に新しい風がほしいわけです。 自分の意見が言える学生社長も思いつかないような考え方を持っている学生には内定を出したくなります。

 最終面接コツは、変にかしこまらないということです。 社員のように社長にヘコヘコして「仰る通りです」などと言おうものなら、新しい風ではありませんし、採用する意味がありません。 そんな社員なら腐るほどいるからです。

 「最終面接だから」と社員の真似をする必要は全くありません。思ったことは正直に伝え、嘘偽りなく質問に答えましょう。

 逆に「丸暗記で面接に臨む」のは悪手です。エントリーシートを読み上げるだけでは、役員・社長に「時間の無駄」だと思わせてしまいます。 これには良い対策の方法がありますので、次の記事を参照してください。

面接は暗記より良い対策がある!|「おっ」と言わせる方法

 

3.逆質問を用意しておく

 役員・社長は、質問されるのが大好き

 最終面接で逆質問を用意しておくことは、重要です。 社会人は質問をされるのが好きで、特に役員級の年齢になると「若者を導いてやりたい」と思っています。 最終面接でも逆質問を求められることは多いでしょう。

 そんなときに、社長の機嫌を良くし、やる気をアピールできるとっておきの逆質問があります。

 それは「社長(部長)に就任されるまでで最も苦労したことはなんですか?」です。

 最終面接の面接官は役員や事業部長など、入社してしまえばもう会話することもない雲の上の存在です。 それは面接官もよくわかっており、最終面接が最初で最後の面談なわけです。 社長にしかできない質問を、社長は望んでいます。

 年配の方は苦労話が好きです。苦労の中達成した社長の武勇伝は誰かに自慢したいものです。 しかし、自慢話は嫌がられることが多いですし、特にもう会うこともない就活生にはこの機会に自慢したいものです。 そこで、就活生自ら「教えてください」と話を引き出すのです。

 面接官は担当者時代、課長時代、部長時代の苦労話をしてくれます。 その後、「なぜ苦労話が聞きたいと思ったのですか?」と再度質問されます。

 そこで「社会人になる心構えとして是非お聞きしたいと思っておりました。 社長にお話しを伺う機会はめったにありませんから、貴重なお話、ありがとうございます。」 と伝えるのです。

 その他、おすすめの逆質問は次の3つです。

  • 新人時代に「あれを学んでおけばよかった」と思ったことを教えてください
  • 今大学生に戻ったら、何を学びたいか教えてください
  • 仕事をする上で役立った本を教えてください

 

その場で内定が出た場合

 その場で内定が出たら、とりあえず承諾しよう!

 最終面接ではその場で内定が決まる場合があります。 なぜなら最終面接の面接官は採用権限を持っており、その人が内定といえば内定だからです。 ですが、よっぽど気に入られた場合・意思確認だけだった場合を除いて、通常は全員の最終面接を終えてから内定者が決まります。

 そのため、その場で内定が出なかったからといって落胆するのはまだ早いです。 基本的には面接が終わった当日の夕方以降から翌日にかけて連絡がきます。 最終面接の日程が複数に渡る場合は、全日程が終わるまで結果は通知されないでしょう。

 ところで、その場で内定が出た場合、そのまま受諾していいか悩みますよね。

 結論から言えば、そのまま受諾してしまって構いません。 なぜなら10月1日の正式な内定までは、いくら内定を受け入れると言っても後から断ることができます。 10月1日より後でも、働き始める日の2週間前までなら、内定も法的に解除可能です。

内々定はとりあえず承諾しよう!囲い込み目的で拘束力なし

 最終面接で役員に相当気に入られることを言えば、その場で内定が出ることもあります。 せっかくの内定ですからその場で断ることはせずに受け入れて、 帰ってからじっくり考えてみましょう。

 

3月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。

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 OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

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→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく10倍受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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