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就活生

 就活生とは、民間企業に正社員として就職することを目的に会社説明会に参加し、 エントリーシートを書き、WEBテストを受け、面接を受けて内々定を得ようと活動する大学生をさした言葉です。 

 上下関係が希薄で、支配・被支配の関係も薄い大学生が、上下関係や暗黙の了解、本音と建前であふれた社会に触れる、一種の社会経験が、就活です。 就活生は就活をすることで初めて、社会というものに触れるのです。 大変刺激が強く、就活をするうちに「働きたくない」と心を閉ざしてしまう就活生も多くいます。

 就活生にとって、安定していて給料が高く、家族や友達に自慢できるくらいの有名な大企業に就職することは憧れです。 待遇が良く、休日が多く、福利厚生の充実している会社を目指して就活を始めます。

 2016年度卒の就活生は、大学3年生の終わりの3月から就活が始まります。 会社に個人情報を登録するプレエントリー合同説明会から就活が始まります。 これらは3月に解禁されます。

 会社説明会に参加することで周りの就活生の刺激を受けます。 実際に会社で働く社員にも影響を受け、言葉遣いや文章の書き方、立ち振る舞いなどにおいて、 就活生は大きく成長します。

 就活を通じて社会人になっていくのであり、 就活に多大な時間を費やすことで社会人生活への過渡期を過ごしていくのです。 民間企業に就職すると決めた時からモラトリアムは終了しているのであって、 就活生はだんだん大人になっていきます。

 

就活生の人数

 就活生人数は、およそ40万人です。 文科省の学校基本調査によると、 2013年卒の大学生は、35万人が正社員になり、2万人が非正規雇用(派遣社員など)になり、2万人弱がアルバイトやパートに就いています。

 ここからわかるように、少なくとも40万人が就活をしているわけです。 就活生の敵は実に40万人もいるということになります。

 しかし、40万人が同じ会社の選考を受けるわけではありません。 センター試験もありませんし、その就活生個人が行きたい会社のみ、選考を受けるのです。 就活生が2万人も集まるような会社も多くはありません。

 たいていの大企業には数100人~数1000人の就活生が集まるにとどまります。

 就活生人数を男女別にわけると、 男子20万人、女子19万人ほどです。就活生は男女別にはそれほど差がありません。 しかし、男子の非正規雇用が8000人なのに対し、女子の非正規雇用は1万4600人です。

 また、女子就活生は一般職エリア総合職という選択肢があります。 このため、総合職を争う人数は格段に減ります。

 就活生人数は40万人と述べましたが、 文科省のデータのこの「40万人」は、大学を卒業して働いている人の人数です。 就活生すべてが就職できているとは限りません。

 大学を卒業する3月の時点での就職率は、およそ94%です。 就職した人数を94%で割り戻すと、42万人となります。 少なくとも42万人の就活生がいたことになります。

 

就活生とバイト

 就活生は大学生ですので、バイトをしている人も多いです。 バイトをしながら就活をするのはなかなか大変なもので、 心休まるときがありません。昼は就活をし、夕方から夜にかけてバイトをし、 日が明けたら大学の講義に出席するのです。

 就活生にとってバイトは生活を維持する生命線であり、 就活だからといってバイトを辞められるわけではありません。 バイトを辞めて収入源がなくなってしまうと、生活に影響します。

 また最近はバイトにも勤続年数を求める時代ですので、就活を理由にバイトをやめて、 就活を終えてまたバイトを探すとします。しかしバイトで働ける時間は1年もありません。 就活を終えた時期にはもう、大学4年生向けのバイトの求人がない場合だってあるのです。

 そういうリスクと戦うため、就活生はバイトを続けながら、就活を行うのです。 就活とバイトの両立ですね。

 就活をしながらバイトをするのは多少のリスクを伴います。 というのも、就活生には会社から電話がかかってくるからです

 会社は説明会や面接とは別に、リクルーターから電話をかけてくることがあります。 「リクルーター面接」という事前面接のためです。1対1の質問会という建前で、 面接をやってはいけない時期にこっそり面接をしようというものです。

 リクルーター面接の電話は、電話を取れなければそこでチャンスが終わってしまう場合が多いです。 リクルーターはたくさんの就活生を相手にリクルーター面接をしなければならないのであって、 1人のために何度も電話をかけている暇がないのです。

 バイトをしていて電話が取れず、リク面の機会を失ったとなれば泣くに泣けません。 「かけ直せばいいじゃないか!」・・・ごもっともです。 しかし残念ながら、リクルーターは非通知設定で電話をかけてくることも多いのです。

 また就活生は、ストレスとの戦いにもなります。 いろんな会社の説明会に赴き、エントリーシートを書き、面接を受けるのです。 お祈り(不採用の通知)を受けてしまうこともあります。

 就活生は誰でも、一人になりたいときがあります。 そんなときにバイトのシフトが入っていると、休みたくても無理やり働かざるを得ません。 ストレスはたまる一方です。

 できれば就活が始まるまでに十分に貯金をしておいて、 就活が始まると同時にバイトを辞めるのがおすすめです。

 

就活生とネクタイ

 就活生にとって、ネクタイを締めることは、 社会人生活への第一歩です。毎日ネクタイを締めて就活に繰り出すことで、 だんだん社会人へと近づいていくのです。

 就活生のネクタイは、およそ色が決まっています。 就活生のネクタイとしておすすめされるのは、赤、青、黒の3色です。 無地(ソリッド)のネクタイはあまり就活生では見かけません。

 だいたいの就活生がストライプ柄の赤、青、黒のどれかのネクタイを締めています。

 大学生活でネクタイを締めるのは、入学式、就活、卒業式くらいのものです。 そのためネクタイの締め方を知らず、初めは苦労します。 しかし就活を経て、就活生はネクタイの締め方が上手になっていきます。

 ネクタイの締め方は動画で研究するのもいいでしょう。 しかし一番いいのは、写真屋さんでネクタイを締めてもらうことです。

 写真屋さんは写真のプロです。就活の証明写真だけでなく、 身だしなみについてもプロなのです。ネクタイの締め方は実は、写真屋さんこそプロなのです。

 ネクタイを締めて気を引き締め、就活を頑張りましょう!