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財閥倉庫【就活】

 倉庫業界の中でも特に、三菱倉庫、三井倉庫、住友倉庫、安田倉庫の4社を合わせて財閥倉庫と呼びます。 財閥倉庫は激務な倉庫業界の中でも安定しており、ホワイト企業と称されることも多いです。 就活においても知る人ぞ知る、人気業界です。 

 倉庫業界はそもそも、企業向けに倉庫を貸し出す業務がメインの事業です。 企業の製品だけでなく、会社にたまった書類、契約書、備品など、様々なものを倉庫に預かります。 そして今や倉庫業界の仕事は倉庫だけではありません。

 倉庫業界は物流を担っているのです。空輸や海運、陸運の場合、飛行機や船、トラックを所有しています。 しかし倉庫業界は輸送機械を所有していません。飛行機も船もトラックもなしに、どうやって物流を担うのかというと、 物流の旅行代理店をしているのです。

 要は、飛行機、船、トラックなどの輸送会社と、輸送したい会社を引き合わせ、 最安値で輸送する手段を倉庫業界が考えるのです。倉庫会社に依頼すれば、 飛行機や船、トラックの手配を代行してくれるのです。

 倉庫業界、特に財閥倉庫では港湾業務に力を入れており、 船で輸送されてきたコンテナを陸揚げし、トラックに乗せて目的地へと運びます。 陸揚げは財閥倉庫の大きな収入源です。

 また、倉庫業は不動産業でもあります。 一等地に土地を持っている場合が多く、不動産開発、商業ビルの開発、 土地の売買、賃貸などでも利益を生み出しているのです。

 倉庫や不動産は現状維持をするだけで賃料、家賃が入ってきますので、 とても効率の良い仕事です。そういう意味では安定した収益を得ていると言えるでしょう。

 財閥倉庫は財閥系の強力な顧客がいるほかに、そのネームバリューから圧倒的な信頼を得ており、 かなり安定継続した収益が見込まれます。倉庫業界は財閥倉庫を超えることがなかなかできません。

 さまざまな会社が捨てられないけど社内にいらない書類など、 いろんなものを倉庫に預けます。倉庫業は商品を売るというより、家賃収入を得るような業務なので、 一度契約すれば長期にわたって収益を得ることができます。

 特に財閥倉庫は固定の客が多く、財閥の名前を冠しているため肩書も優れており、 海運業界など物流に興味のある就活生は必ず財閥倉庫も受験するなど、 就活でも意外と人気のある業界です。

 

財閥倉庫の就活

 財閥倉庫はだいたい同じ仕事をしているので区別・比較がしにくいです。 説明会でどの部門に力を入れているかなど、しっかり聴いておくべし。 説明会参加必須。筆記試験がwebテストよりは難しいですがそこまで苦労するレベルではありません。

 最初の説明会が遅く、面接は普通に8月から始まります。 リクルーター制度はなく、OB訪問も特に必要ありません。 グループ面接(三井倉庫、三菱倉庫)やグループディスカッション(住友倉庫)を課されます。

 財閥倉庫はエントリーシートは手書きで、WEBテストではなく筆記試験です。  突然の抜き打ちグループディスカッション抜き打ち筆記試験に注意しましょう。

 海運業界と併願する人が多いのでライバルはやたらハイスペックです。

 

財閥倉庫は激務

 財閥倉庫激務です。 確かに安定しており、待遇も良く、財閥系ということで就活では勝ち組に分類されます。 しかし倉庫の仕事は決して楽なものではありません。

 倉庫業ですが、力仕事ではなく、指示をする仕事をします。 「そのコンテナちょっとどけて」みたいな感じ。

 現場への指示という仕事は一見まったりなようで全く異なります。 建設業の現場監督のような仕事です。

 屈強な作業員・パートのおばちゃんへの指示は想像以上にストレスがたまります。 相手は決しておとなしくないし、相手の方が経験が長かったりするので、 いうことを聞いてくれるかどうかはわかりません。

 説明会に行くとわかると思いますが、若い人からは暗い雰囲気がただよっていて、 説明会は他の業界と全く違った印象を受けることになります。

 財閥倉庫は体育会系であり、部活などの経験がある人が多いです。 肉体も鍛えている人が多かったです。残業は多く、仕事も大変です。

 財閥グループ企業という固定客がいて、不動産も持っているのでつぶれる心配はなさそうです。 しかしやりがいという観点からは、楽しい仕事ではないのだと思います。

 物流の代理店であり、倉庫でもあるということで扱うモノは多彩。 その辺のコンビニにも自分がかかわった商品が売られている世界はなかなか面白いと思います。

 説明会に出てくる社員の方は話し慣れてない様子。他の業界の説明会だと この人は営業できる人なんだろうなぁ。等の感想を抱くものですが、財閥倉庫はそういうことはありません。 あまり営業に力入れなくてもやっていけるのかなと思います。

 昼ごろ事務所から休憩か何かで出ていく年配の社員の方々が すごく楽しそうだったのが印象的でした。年を取るとまったりだと思います。