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エントリーシート

 エントリーシートとは、採用選考の申込書です。 会社指定の「エントリーシート」に、氏名・住所・学歴のほか、長所や短所自己PR志望動機を記載して、 顔写真を貼ってwebまたは郵送で会社に送ります。

 会社が送られてきたエントリーシートを審査して、合格した就活生は「一次面接」に呼ばれるのです。 

 

エントリーシートと履歴書の違い

 エントリーシート履歴書違いはなんでしょうか。

 「エントリーシート」の用紙を見てみると、履歴書に比べて質問事項が多いくらいの違いしかありません。 しかし、エントリーシートと履歴書はその意味が異なります

 履歴書とは、読んで字のごとく自分のこれまでの経歴を書く書類です。 つまりは自分の「過去」を書く書類です。アルバイトの面接などでは「職歴」や「学歴」をみて、 採用するかどうかを判断しています。

 記入する項目として代表的なものは、氏名・住所・学歴・職歴・趣味・特技・志望動機などですね。

 対するエントリーシートは、「過去」だけではなく「現在」と「未来」も書く書類です。 アルバイトと異なり、新卒採用では長く働くことが前提です。会社は学生の「過去」よりも、「現在」と「未来」に投資するのです。

 記入する項目として代表的なものは、履歴書の内容に加えて「学生時代頑張ったこと」「この会社に入って挑戦したいこと」のほか、 会社ごとに設問が異なりますが、さまざまな質問事項が追加されています。 「長所・短所」の欄も履歴書よりエントリーシートのほうが大きい枠になっていることに気が付きます。

 エントリーシートでは、「過去(学生時代頑張ったこと)の自分について現在どう思っていて(長所・短所)、どんな未来を描いているのか(この会社に入って挑戦したいこと)」が問われるのです。

 エントリーシート履歴書違いは、履歴書は過去だけエントリーシートは過去・現在・未来を記入するという違いです。

 

エントリーシートの書き方

 エントリーシート書き方を解説します。

 エントリーシートは過去・現在・未来だと述べました。この3つを表す象徴が「将来の夢」です。 将来の夢は就活用語で「就職活動の軸」と言いますが、 就活において会社が就活生に求めるものは学歴でも海外経験でもなく、将来の夢です。

 会社は新卒採用において、即戦力を求めているのではありません。教育期間を経て、数年後にバリバリ活躍することを期待しています。 総合職では入社3年~5年程度で「主任」に昇格しますが、主任になるころが「バリバリ活躍する」ころなのです。 ですから、会社は就活生の過去よりも未来を重視します

 「将来の夢」を軸に自分の過去・現在・未来を評価するのです。会社選び自体、「将来の夢」を実現できそうな会社かどうかで判断します。 だから「将来の夢」のことを「就職活動の軸」というんですね。

 エントリーシートの設問は以下のように解釈します。

 就職活動の軸を最初にしっかり考えることで、説得力のあるエントリーシートを書けるようになります。 ですから、自己分析で将来の夢を考えることは、外してはならない作業です。

 詳しくはエントリーシートの書き方で解説しています。

 

エントリーシートは就活スタート前に準備する!

 Q.エントリーシートはいつ書くの?

 A.エントリーシート就活スタート前に準備してしまいましょう

 「えっ、エントリーシートの用紙ももらってないのに先に書けるの!?」・・・書けるんです

 エントリーシートの書類自体を書くのは就活がスタートして、会社説明会に参加した後です。 だいたい3月の中旬以降、順次会社からエントリーシートの提出を求められます。 早い会社では3月中に締め切りになるところもあります。就活が始まったらすぐ提出できるようにしておかないと、締め切りに間に合わないというわけです。

 ですから、エントリーシートの原案は就活スタート時には準備しておかなければなりません。 会社ごとにエントリーシートの設問は異なると述べました。しかし、設問は必ず就活生の過去・現在・未来です。 設問の言葉は違っても、どの会社も聞いてくることは同じなのです。

 例えば関西電力では「学生時代に、あなたがチャレンジ、行動したこと(2017年卒)」という出題がありました。 JR東海では「学生時代最も打ち込んだこと(2017年卒)」という出題がありました。 どちらも「学生時代頑張ったこと」です

 「じゃあ志望動機はどうするの?受ける会社が決まってないと書けないでしょ?」・・・だいたい書けます

 「将来の夢」は抽象化して考えることで、「自分が本当に望んでいるのは何か」が見えてきます。 将来の夢に対して「なぜ?」「どうして?」と自問自答してみましょう。 例えば「お金持ちになりたい」という夢があったとします。

 「お金持ちになりたい!」→なぜお金持ちになりたいのか?→「楽な生活がしたいから」→楽な生活とは?→「なんでも手に入ってなにもする必要がない生活」 と自問自答を繰り返します。

 つまり、究極的には「なにもしなくてもなんでも手に入る生活がしたい」というわけですよね。 これを実現するにはどうすればいいでしょうか。1つは資産家になってメイドや執事を雇うことです。 しかし方法はこれだけではありません。

 「脳波を読み取って勝手に家事をしてくれるロボット」「足りない食材を勝手にアマゾンで注文してくれる冷蔵庫」 「眠ったまま目的地に連れて行ってくれる自動運転」「食べたものと運動量を勝手に記録して健康維持のアドバイスをくれる人工知能」

 このように、夢を実現する手段はいくらでもあるというわけです。 あらかじめどんな生活を実現したいかを考えておけば、あとは会社のビジネスごとに当てはめるだけで済みます

 以上より、「将来の夢」「学生時代頑張ったこと」「長所・短所」の3つを就活スタートまでに準備しておけば、 エントリーシートを書くのはだいぶ楽になりますから、さっさと準備してしまいましょう。

 

エントリーシートはどれくらい提出すればいいの?

 エントリーシート提出する数はどれくらいでしょうか

 一般的に多くの就活生は、20~30社にエントリーシートを提出して、1~2社から内定をもらいます。 いくら「自分と合っている会社だ!」と思っても、会社の内部事情までは就活生はわかりませんから、 結局のところ内定がもらえるかどうかは「運」です。

 最低でも20社にはエントリーシートを送らないと、内定は1つももらえない可能性があります。 もちろん20社に送れば1つは内定がもらえるというわけでもありません。 会社は無数に存在しますから、その中から一番ピッタリな会社を選ぼうと思ったら、無数にエントリーシートを送りたいところです。

 ですから、実際にエントリーシートを送るかは別として、「エントリーシートを提出できる権利」は無数に獲得しておきたいですね。 プレエントリーすることで「エントリーシートを提出できる権利」を獲得できますから、 プレエントリーは無数にやっておくべきです。

 その中から特に「自分に合っている会社」を選んで、エントリーシートを送りまくりましょう。

 その意味でもエントリーシートの用紙が渡されてから書くのでは遅すぎます。 エントリーシートは本来、無数に送らなければならないものですから、 用紙が渡されたら「書き写すだけ」の状態まで終わらせておく必要があります。

 だからこそエントリーシートは就活スタート前につくっておくのです。

 

エントリーシートを見据えて会社説明会に参加する

 就活を成功させる秘訣はプレエントリー会社説明会にあります。 どれくらいプレエントリーしたか、どれくらい会社説明会に参加したかが、その後の可能性を広げます。 その2つを怠るとエントリーシートが提出できないからです。

 ある程度エントリーシートをつくってから会社説明会に参加するのは非常に意味があります。 というのも、会社説明会は「就活生が行う会社の面接」だからです。 ここで就活生は「この会社は自分に合っている」かどうかを判断するのです。

 そしてその会社向けのエントリーシートを完成させるには、その会社のビジネスの本質を理解しなければなりません。 何を目的にどんなビジネスをしているのかを正確に知らなければ、 その会社で将来の夢を実現できるかどうかわからず、エントリーシートに説得力を持たせることができないからです。

 会社説明会に参加する際には、エントリーシートをある程度つくっておいて、残った部分を埋めるためになる話を聞きましょう。

 つまりは「会社のビジネスの本質を理解する」ことと「会社の個性を把握する」ことを目的として、 「自分が入社するに値する会社かどうか」を見極めるのです。

 この「目的意識」をもつだけで、ただリクナビやマイナビのいう通りに会社説明会に参加している就活生、 就活をスタンプラリーだと勘違いして「参加票」を出すためだけに参加している就活生と大きく差をつけることができます。

 

エントリーシートのテクニック

 MY就活ネットではエントリーシートテクニックも紹介しています。

 エントリーシートで一番大事なことはまず、自己分析就職活動の軸を明確化することです。 これをしなければ何も始まりません。ただやみくもに小手先のテクニックに頼っても、 なんの説得力も生まれません。まずは「将来の夢」から考える必要があります。

 そのうえで、学生時代頑張ったこと(自己PR)、長所と短所なぜこの会社を選んだのか(志望動機)をそれぞれ考えます。 ここまでやってから就活スタートを迎え、会社説明会を受けて完成させるのがエントリーシートのコツです。

 しかし、エントリーシートの悩みは他にもありますよね。例えば特技。 趣味はともかく、「特技」に何を書いたらいいかわからない方も多いと思います。 私も就活のころはそうでした。皿回しができるわけでもなければ、スポーツができるわけでもありません。

 MY就活ネットでは、特技がない!と悩む方のための解説もしています。

 また浪人留年の経験がある方も、不安があると思います。 現役合格、ストレート卒業の学生より不利になるのではないか・・・と心配される就活生も多いです。 しかし会社に入ってみると、意外と浪人・留年経験のある人が多いことに気が付きます

 実は浪人・留年はたいしたマイナスにはなりません。 それどころか物は言いようで、浪人・留年経験を強みに変えることだって可能です。 事実、私は浪人経験を強みに変えて役員面接で社長をうならせました

 これにもやはり、自己分析が役立ちます。 これまでのすべての経験を、良いほうに解釈することで、弱みも強みに変わるというわけです。