【就活】Googleの社員が辞めたがる理由
世界一働きたい会社1位に選ばれたGoogle。日本では「グーグル株式会社」という日本法人を立ち上げ、 日本人にも人気の就職先です。Googleで働くメリットといえば、グーグルの名前というブランド、ステータス性、肩書はもちろんのこと、 給料も非常に高いことで有名です。
しかし、Googleの社員は辞めたがっているという話があります。 ステータスもあって給料も高いGoogleは入社難易度も高く、相当苦労して入社しているはずです。 なぜ、辞めたがるのでしょうか。
この記事の要点
- 平均年収は1680万円!
- 高額ボーナスをもらって辞める!
- 人材がハイスペックすぎて起業独立してしまう!
- 就職に英語は前提!リーダーシップをアピールしよう!
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ボーナスが出ると辞めたがる
高額ボーナスをもらってから辞める!
Googleの社員が退職したがるのは、ボーナスが出た直後だそうです。 決してボーナスの金額にがっかりして辞めるのではありません。
もちろん実力主義の会社ですから、人によってボーナスの金額は異なるわけですが、 Googleのボーナスは高いです。
それでも辞めたがるには理由があります。
Googleの広告収入の伸び率が悪くなってきたというのです。 確かに買い物をする際、Googleの広告をクリックするより、 Amazonのサイトを直接開くことが多いですね。
自動車を買うときは「トヨタ」「ホンダ」などと入力して検索し、 トヨタやホンダのサイトに直接アクセスします。
Googleの広告収入は伸び続けていますが、伸び率が悪くなってきたことにより、 社員が退職するタイミングを見計らっているのです。
「辞め時」はやはり、ボーナスをもらった直後です。 多額のボーナスを受け取り、Googleを退職し、将来性のある次の会社にうつるなり、 ボーナスとGoogleでの経験を原資に起業するのです。
Googleの給料は高い
平均年収は1680万円!
Googleの平均年収は1000万円を超えるとよく言われます。 しかし、Google日本法人は有価証券報告書を開示しておらず、またGoogle本社の有価証券報告書にも、 「平均年収」は書かれていません。そこで、英語でGoogleの平均年収を検索してみました。
アメリカにも日本と同じように転職サイトがあり、そこにGoogleの元社員たちの書き込みが多数みられました。 それによるとGoogle時代、10万ドル~16万ドルを得ていた人が多かったようです。
ドル円レートは1ドル120円ほどですから、10万ドルということは年収1200万円ということですね。 16万ドルの場合は年収1920万円にものぼります。 日本で働く限りは銀行か商社でないとなかなか得られない給料です。
平均年収は140万ドル、つまり1680万円で、中央値は10万7000ドル、つまり1284万円だそうです。
Googleは特にボーナスが大きいようです。 夏のボーナスが5000ドル~2万5000ドル(60万円~300万円)、冬のボーナスが2000ドル~4万ドル(24万円~480万円) となっています。
さすがは実力主義社会、ボーナスは年間84万円の人もいれば、年間780万円ももらえる人がいるようです。
特に冬のボーナスの高低差が激しいですが、冬のボーナスはアメリカでは「ボーナス」という名前ではありません。 「利益分配」なのです。つまり、儲かれば儲かるほど増えるボーナスで、儲かった上に会社への貢献度が高ければ高いほど、 ボーナスの金額が上がるのです。
なんだかんだいって年功序列の日本では考えられないほどの給料です。 若いうちにGoogleで働き、ノウハウと資金を蓄積して起業するのもいいかもしれませんね。
もちろんこれらの情報はGoogle本社の話ですので、Google日本法人で就職したときに、 どれくらい給料がもらえるかはわかりません。
→給料の高い会社を確認する
Googleへの就活
就職に英語は前提!リーダーシップが必要!
Googleの採用人数は50名程度だそうです。 人気の超有名企業ですから、Googleへの就活はかなりの激戦区になると考えられます。
日本の就活と同じようにエントリーシートを送付し、 ここで大多数が不合格になります。
生き残るとグループディスカッション、一次面接、二次面接と進んでいきます。 二次面接に通過すると、本社へ送付する英語の履歴書の作成を行います。
グループディスカッションや面接が英語で行われることもあるそうで、 さらに会社説明会も英語で行われるようです。 英語の履歴書も提出しなければなりませんし、英語力は必須スキルとなるようですね。
またGoogleではリーダーシップがとても重視されます。 組織の中でリーダーの役割を果たした経験、チームの成功に貢献した経験が評価されるとあります。 その他、「積極的な行動」「協調性のある人物」とGoogleの採用ページに記載されています。
面接は日本企業のように人事部の採用担当者が面接を行うのではなく、 実際に一緒に働く可能性のあるチーム2~3人との面接になります。 リクルーター面接の延長のようなものですね。
英語やエントリーシートの作成はもちろんこと、 まずは「Googleのビジネスには何があるのか」から調査を進めていきましょう。
求める人材がハイスペックすぎて独立してしまう
辞めて起業独立してしまう!
Googleの社員が会社を辞めてしまうのは、社員それぞれがハイスペックすぎるからです。 語学ができ、プログラミングに秀でており、リーダーシップがあり、 「チャレンジすること」が仕事であり、積極的に行動を起こすわけです。
・・・あれ?起業できるんじゃね?
と思うときが来るわけですね。それがたまたまボーナスをもらったタイミングなのです。 ボーナスには成果がモロに影響しますので、ボーナスの金額が上がっていれば、 「俺ってやっぱすげーじゃん!!」と自信につながるわけです。
Googleが日本企業と異なるところは、待遇改善を行っているということです。 日本企業の場合、「会社のために頑張れ」という精神論のみで、 優秀な社員の待遇を良くするということはあまりしません。
もちろん不景気の時代、儲かっていないために社員の待遇改善をする余裕がないのもわかります。 しかし、Googleの「全社員10%昇給、ボーナス増額」の社内文書が流出したことは記憶に新しいですね。 (流出させた社員はクビになったそうですが)
逆に日本企業のように、会社にしがみついていれば安泰というわけではありません。 利益拡大のために働き、結果を残すのが前提です。 しかし成功すれば給料に跳ね返ってきますし、待遇もどんどん良くなっていくのです。
Googleに向いている人、向いていない人というのはあるでしょうね。
自分の”今”の実力をチェック!
「OfferBox」 はスカウト型就活サイトで、設定したプロフィールを読んだ企業が選考への招待を送ってくれる無料サービスです。 が、これを自分の実力チェックに利用できます。
というのも、このサイトでは登録時にプロフィールを設定するのですが、 就活でするべき「アピールポイント」を詰め込んだ設問になっており、「スムーズに入力できれば問題なし」「詰まったらそこが面接で突かれるポイント」です。 入力率80%になるとおよそスカウトが受け取れるそうですが、そこが選考合格の最低ラインということになります。
そして最も役立つのが、「適性診断AnalyzeU+」を無料で利用できて、結果が見れる点です。 選考本番では適性診断を受けますが、受かっても落ちてもその結果はわからないままです。 ですが、こちらを受けておけば「面接官の持っている書類に自分がなんと書かれているか」がわかるというわけです。
これをもとに長所や短所を選び直せば「自分のことをよく理解できている」ことがアピールできますし、 面接で「悪いところが出ないように気を付ける」こともできます。 大学生なら完全無料ですから、自分の今の実力を知るために、一度受けておきましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
本命企業の選考を受ける前に!
本番の前に、模擬試験!
筆者の私の就活は、本命中の本命企業が1社目の採用選考でした。 自己分析もなしにエントリーシート・WEBテストに失敗し、それでも幸い面接に呼んでもらえたのですが、 そこでも今思うとありえない失敗をしていました。当然不合格です。
「もしあの企業の選考が1社目じゃなかったら」と悔やんでも悔やみきれません。
「1社目を1社目ではなくする」ことができるのが、「ジョブトラ」 というイベントです。なんとジョブトラ卒業生、三菱商事やサントリー・JR東海・味の素などの人気企業の内定者が続出しています。 それもそのはず、ジョブトラでは自己分析やグループワークなど今の自分が完璧な状態かどうかを知ることができるからです。
このイベントは約4時間と長めですが、前半に自己分析や企業研究などの講座を行い、後半は「ビジネスゲーム(グループワーク)」を実施します。 このグループワークは国内大手企業や外資系企業が採用している形式で、終了後はフィードバックがもらえます。 自分の強みや弱みを客観的に評価してもらえるので、本命企業の選考を受ける前にぜひ参加しておきたいですね。
一切の事前準備が不要で完全無料、年間300回以上開催、すでに10万人以上が参加した人気イベントと、 ここでは伝えきれない魅力が詰まっています。公式サイトをぜひご覧ください。
→「ジョブトラ」の公式サイト
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)
選考体験談が詳しすぎる!
「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。
エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。
「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。
ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。
本命企業に応募する前に、やっておきたいこと
「自己分析」をよくわからないまま、放置してない?
筆者の私は自己分析をしなかったがゆえに本命企業11社全滅という憂き目に遭いました。 自己分析のことを「性格診断か何か」だと思い込んで放置していたのですが、 そのためにエントリーシートで一貫した熱意を伝えることができなかったのです。
その後、やり直して1ヶ月で内定を得るに至ったのですが、「本命企業の応募前にやっておけば・・・」と思っても後の祭りです。 就活に悔いを残す結果となりました。
【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを使えば、アプリ起動から3分で自己分析が完了します。 エントリーシートの作成サポート機能もあるので、自分のESが伝わるESかどうかを確認することができます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析を始めてみましょう。もちろん完全無料です。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。