【就活】失敗してよかった!11月からやり直して逆転する方法!
就活に失敗したからこそ、人生終了じゃない!今からやり直して逆転する方法を解説します。実は、今からでも大手企業に内定を取ることが可能です。
この記事の要点
- 就活失敗は、人生終了ではない!
- なぜなら「学生基準の優良企業」は優良企業ではないから!
- 「就職後に自慢できる会社」の採用枠がまだまだ余っている!
- 11月の今から、やり直して逆転できる!
目次
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就活に失敗してよかった!
就活失敗は、人生終了ではない!
就活の失敗とは、「当初志望していた企業群に内定がもらえなかった場合」「書類選考の通過率が50%以下の場合」を言います。 ですが、あなたは幸運です。就活に失敗してよかったと思ってください。 なぜなら、何かの間違いでその企業群に入社していたら必ず後悔することになるからです。
その理由は、こうです。
- ミスマッチの会社に入社せずに済んだ
- ビジネス目線の優良企業を探すきっかけになった
ミスマッチの会社に入社せずに済んだ
ミスマッチの会社に入社すると、不幸になる!
就活で落ちる原因は、ミスマッチだったから以外にありません。
選考では「就活の軸」と「会社のビジョン・経営理念・社風」を比較して、一致していれば内定、不一致なら不合格となります。 このビジョンの一致がない限り、その会社の仕事は苦痛以外の何物でもなく、早期離職の原因になります。
パソコンの登場以来、仕事は複雑で脳を酷使するものに変わっています。 例えば「交通事故をゼロにしたい」という会社に「交通事故をゼロにしたい」という学生以外が入社すると、 精神を病んでしまう可能性が高いのです。
実際、筆者の私はビジョンに関係のない会社に入社してしまい、 3年目で鬱病を発症して退職する結末を迎えました。
就活に失敗したということは、この不幸な未来を未然に防止できたということです。
ビジネス目線の優良企業を探すきっかけになった
学生基準の優良企業は、優良企業ではない!
学生の間では「有名企業」が自慢になりますよね。ですがそれは、単に「テレビCMをしている」「消費者向けのビジネスをしている」というだけのことです。
ビジネス界で自慢になるのは、「日経ビジネスに記事が載る会社」です。 ビジネスマンしか読まない雑誌ですし、記事が載るのはおよそ法人向けのビジネスをする会社ですから、学生の知名度は皆無です。 なのに有名企業より儲かっていて、待遇もよく、アップルやサムスンが争って商品を買いに来るという優良企業がゴロゴロあります。
一方の有名企業は、「気まぐれな消費者」相手にものすごく苦労します。 「いいもの」をつくっても売れない家電・パソコン・スマホなどを見れば一目瞭然ですよね。 日本社会は消費者向けのビジネスが不得意だと、入社してから気づくのです。
安心してください。「入社までの1年間」を耐え忍べば、自慢できる会社はごっそり入れ替わります。
入社後自慢できる会社は、採用枠がなかなか埋まらない!
そんな「ビジネス界で自慢になる会社」は、学生の知名度がないため採用枠がなかなか埋まりません。 「就活に失敗」したおかげで、むしろ「40年間自慢できる会社」に入社するルートが開かれたのです。
やり直して逆転する手順
11月の今から就活をやり直して逆転するには、次の手順を踏みましょう。
- 自己分析をしよう
- エントリーシートを書き直そう
- BtoB企業に応募しよう
- 面接では「有能アピール」をやめよう
自己分析をしよう
内定の条件は、ビジョンの一致!
就活に失敗する原因は、およそ自己分析をしていなかったことにあります。 実は、大卒総合職として内定をもらうためには「自己分析で作った就活の軸」が必須です。 なぜなら経営幹部候補として求められる最低条件は、会社と同じビジョンを持っていることだからです。
ですから、就活をやり直すに当たってまず、自己分析をして以下のような就活の軸を持ちましょう。
- 交通事故をなくしたい(メーカー)
- 人類を家事から解放したい(メーカー)
- いろんな夢を応援したい(金融・コンサル)
- 人の役に立ちたい(商社)
- 愛知に渋谷をつくりたい(鉄道・不動産)
就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!
就活の軸・ES作成には、「【キャリアチケットスカウト】 」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。
このアプリでは5つの質問に、回答を選択するだけで自己分析が完了し、アプリ起動から「3分」で就活の軸を持つことができます。 またESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。
加えて、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。
エントリーシートを書き直そう
就活の軸を前提に書き直せば、書類選考に合格できる!
先ほども述べましたが、内定はビジョンの一致で決まります。 「人事はESを読んでいない」という噂がよく聞かれますが、人事はESを読んでいます。 なぜなら「ビジョンが一致しているかどうか」はESを読んで、判断するからです。
つまり、エントリーシートもビジョンの一致をアピールする内容にしなければなりません。 今まで落ちたESは、このような書き方になっていなかったのではないでしょうか。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
このようにESは「将来の夢」実現ストーリーに仕上げることで説得力が出て、書類選考に通過しやすくなるのです。
実際に内定を取ったESを参考にしよう!
ESの書き方がわかっても、「正解」がわからない以上は不安で仕方ないですよね。 そこで、次の2つの就活サイトを利用してみましょう。
この2つのサイトでは、実際に内定を取ったESを大量に収録しています。 大手からベンチャーまで幅広く、あなたの志望企業の内定ESもほぼ見つかるでしょう。 ここで手に入る模範解答と比較すれば、自分のESに何が足りないか一目瞭然ですよね。
BtoB企業に応募しよう
有名企業の内定確率は1%未満!でもBtoBなら1社10%もある!
先ほども述べた通り、「有名企業=優良企業」ではありません。それにも関わらず、「名前を知っているから」というだけで応募が殺到しますので、 有名企業の競争倍率は100~300倍にも上り、内定確率は1%未満です。100社受けても受からないですよね。
一方のBtoB企業、すなわち「学生基準」で見向きもされない業界は倍率10~40倍とかなり低く、「高待遇な穴場」になっています。 例えば以下の業界がそれに当てはまります。ぜひ応募先をこちらに切り替えてみてください。
業界 | 採用倍率 |
---|---|
専門商社 | 10~30倍 |
準大手・中堅ゼネコン | 10~30倍 |
機械メーカー | 10~40倍 |
化学メーカー | 40~80倍 |
※業界名をタップすると業界研究の記事に遷移します。
高コスパの会社探しも並行しよう!
自力での会社探しには、限界があります。 名前も知らない会社が「自分に合っているかどうか」を調べるのは体力が必要ですし、 それを何社も見つけるのは時間が足りません。
そこで、「OfferBox」という就活サイトを使いましょう。
このサイトはプロフィールの設定・適性診断の受験をしておくと、企業の人事がそれを読んで特別選考に招待してくれるというものです。 他のナビサイトと異なり「企業によるメールの一斉送信」ができない仕組みになっていて、 「本気でほしい」「自社とぴったりな可能性が高い」という会社しかスカウトを送ってこないのが特徴です。
つまり、登録の手間さえ乗り越えれば待っているだけで勝手に会社が見つかるというわけです。 特別選考はもちろん辞退してもいいのですが、「本気のスカウト」ゆえそのまま受ければ早期内定の可能性も高いです。 学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますので、早い段階で利用したいですね。
→「OfferBox」の公式サイト
面接では「有能アピール」をやめよう
会社は「有能な人」よりも「反省して克服する人」がほしい!
面接でやってしまいがちなのが、有能アピールです。例えば以下のようなものです。
- ダメージ軽減のため「短所」に「どうでもいいもの」を選ぶ
- 痛いところを突かれたとき、言い訳してごまかす
- 「どこかで聞いた格好いいセリフ」を聞かれてもいないのに答える
- 専門用語を連発する
実は、会社が本当にほしい新人とは「素直に反省して克服しようとする人」です。 有能アピールをしても、評価は1点も増えないどころか「反省ができない人」認定を喰らってしまいます。 特に下2つは、「コミュニケーション能力が低い」と判定されてしまいます。
短所は正直に「本当に困る短所」と「克服しようとしている姿勢」をセットで話します。 痛いところを突かれたときは、「おっしゃる通りです。勉強不足でした。」と素直に認めましょう。 そして専門用語は、「相手が完全な素人」だと想定して「わかりやすい言葉」に言い換えましょう。
これだけで理想の新人になれます。
11月の今から最短で内定をもらうには?
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。
そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。
他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ
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