【25卒】11月も内定がないのはやばい?今から間に合う逆転法
就活において、内定が無い状態を「無い内定(NNT)」といいます。 持ち駒が全滅して「25卒なのに11月でも内定なし」「就職が決まらない」「もう無理」と悩む学生の方に、今からやり直して逆転する方法を解説します。
この記事の要点
- 学部3年生(修士1年生)の3月末までに内定がないとやばい!
- たとえ全落ちしても、11月の今から逆転が可能!
- 自己分析をやり直して、就活の軸を持とう!
- 志望企業にBtoB企業を加えよう!
目次
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内定はいつまで?
学部4年生(修士2年生)の4月末までに内定がないとやばい!
内定はいつまでに決まらないとやばいかというと、「学部3年生(修士1年生)の3月末まで」です。 以下の表の通り、3月末までに約6割の学生が内定を取っています。
ですが、安心してください。どの年度も卒業までには97%近くが内定を取っており、つまり就活を今から始めても間に合います。
今から内定を取る方法
2024年11月の今からでもまだ間に合う内定の取り方を解説します。 「就活をまだ何もしてない」人はもちろんのこと「応募はしたけど全滅」という方も大逆転が可能です。
締切間近の企業に応募する
1つ目は、「ワンキャリアのスピード内定特集」から選考に応募する方法です。
歴代就活生の合格ES・選考体験が読めることで有名なワンキャリアでは、締切間近でスピード内定の企業特集をしています。 最短当日~1ヶ月で内定という選考速度の速さを売りにした選考が多数掲載されており、 中には「ES不要」「説明会と同時に一次選考」といった会社も多く、「今すぐなんとかしたい」という方にぴったりです。
専門商社・メーカー・広告・コンサルなど様々ですが、 各企業の詳細ページに進むと歴代就活生の口コミも載っていますから、企業研究もかなり時間短縮できます。 何より「数日以内に締切」ですから今すぐ確認しに行きましょう。
就職エージェントに相談する
2つ目は、「キャリアパーク就職エージェント」を使う方法です。
株式会社ポートの運営するエージェントで、就活のことで何か検索した人はみんな見たことのある会社だと思います。 つまり、「なかなか内定がもらえない」人でも、そのノウハウを元にしっかりサポートしてもらえると言えます。
また、キャリアパークは特別選考枠をたくさん持っていて、最短3日で内定の実績もあります。 ホワイト企業の紹介に力を入れていて、「年間休日140日以上」「残業なし」「家賃手当7万円」「私服勤務」「年収1,000万円以上」「完全週休二日制(土日)」など条件を設定できますから、 短期間で無い内定からの復活大逆転が可能です。
→キャリアパーク就職エージェントに今すぐ相談する
スカウト型就活サイトを使う
3つ目は、「OfferBox」を使う方法です。
これは待ち型の就活サイトで、プロフィールを設定しておけば企業の人事がそれを見て、優遇選考に招待してくれるというものです。 このサイトの特徴は冷やかしメールが来ないところです。 サイトの仕組み上、本気のスカウトしか来ません。ゆえに応募すれば内定確度が高いというわけです。
ただしスカウトをもらうには「プロフィール」が重要であり、もちろん「効果的なアピールの仕方」も書いてあるのですが、 まずは無い内定の原因チェックリストを見てからにしてください。
→「OfferBox」でスカウトをもらう
「スカウト型は中小企業ばかり」「ブラックばかり」と思われることもあるようですが、 実は大手企業ほどスカウトを使っているデータと理由があります。 次の関連記事で詳しく解説していますので、不安に思う方はご覧ください。
無い内定の原因チェックリスト
- 自己分析をしていなかった
- ES・面接で「ビジョンの一致」をアピールしていなかった
- 「就活前は知らなかった会社」への応募数が10社未満
- 面接でカッコつけようとした
これら1つでも当てはまれば、無い内定の原因となります。 逆に言えば、これらの対策をすれば選考の合格率が跳ね上がります。
今から始める就活対策
ゼロからのスタートでも大丈夫!
- 自己分析をやり直そう
- エントリーシートを書き直そう
- 志望企業の幅を広げよう
- 面接で「理想の新人」を演じよう
1.自己分析をやり直そう
就活の軸が絶対に必要!
大卒総合職として内定をもらえる最低条件が、自己分析をして就活の軸を持っていることです。 もしこれをやっていなければ、無い内定の原因はそれです。まずは自己分析をやり直しましょう。
実は、内定が出るのは「学生と会社のビジョンが一致したとき」です。 エントリーシートや面接では、何よりも会社と同じ理想を目指して生きていることをアピールしなければなりません。 その前提となる就活の軸がなければ、内定はもらえないというわけです。
今すぐ自己分析をやり直して、以下の例のような就活の軸をつくりましょう。 これで書類選考や面接の合格率はグッと上がります。
- 交通事故をなくしたい(メーカー)
- 人類を家事から解放したい(メーカー)
- いろんな夢を応援したい(金融・コンサル)
- 人の役に立ちたい(商社)
- 愛知に渋谷をつくりたい(鉄道・不動産)
就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!
就活の軸・ES作成には、「【キャリアチケットスカウト】 」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。
このアプリでは5つの質問に、回答を選択するだけで自己分析が完了し、アプリ起動から「3分」で就活の軸を持つことができます。 またESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。
加えて、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。
2.エントリーシートを書き直そう
就活の軸を前提に書き直せば、書類選考に合格できる!
これまで提出したエントリーシート(以下ES)の合格率が50%を下回っている場合、ビジョンの一致をアピールする内容に書き直す必要があります。 ここで必要になるのが、「自己分析でつくった就活の軸」です。自己分析をやり直した後は、次にESを書き直しましょう。
実はESは、以下のような「将来の夢」実現ストーリーに仕上げることで説得力が出て、書類選考に通過しやすくなります。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
もしこのような構成になっていなければ、無い内定の原因はそれです。
3.志望企業の幅を広げよう
内定の取りやすい業界を志望先に加えよう!
有名企業にばかり突撃していませんか?
有名企業の採用倍率は100~300倍です。言い換えれば、内定確率1%未満です。 これでは100社受けても受かりません。志望企業が有名企業ばかりだった場合、無い内定の原因はそれです。 ですが、安心してください。「有名企業=良い会社ではない」ので、今からでも逆転が可能です。
なんとなく身近な会社、テレビCMなどで有名な会社を「良い会社」だと思ってしまいますよね。 しかしそれは消費者の感覚であり、実際に働きに出てみると自慢できる会社がごっそり入れ替わります。 実は日本社会は「法人向けビジネス」のほうが得意であり、名前を知らない優良企業の宝庫です。
残業は少なく、休日は多く、年収1000万円が可能。連日ビジネス誌に取り上げられて、ビジネスマンなら誰もが知っている会社。 そんな会社ですら学生の知名度が低いばかりに、採用枠が余っています。例えば以下の業界がそうです。
業界 | 採用倍率 |
---|---|
1位.専門商社 | 10~30倍 |
2位.準大手・中堅ゼネコン | 10~30倍 |
3位.機械メーカー | 10~40倍 |
4位.化学メーカー | 40~80倍 |
※業界名をタップすると業界研究の記事に遷移します。
→内定がもらいやすい企業ランキング!就活を早く終わらせる方法
4.面接で「理想の新人」を演じよう
至らなさを素直に認める人こそ、理想の新人!
面接で有能アピールをしていませんか?例えば以下のようなものです。
- ダメージ軽減のため「短所」に「どうでもいいもの」を選ぶ
- 痛いところを突かれたとき、言い訳してごまかす
- 「どこかで聞いた格好いいセリフ」を聞かれてもいないのに答える
- 専門用語を連発する
面接では、「有能だ」と思われたいですよね。「自分は間違っていない。正しいんだ。」とわかってほしくなりますよね。 しかし、受かるのはまったく逆で、自分の至らなさを素直に認める人です。 なんなら面接官に何か勘違いされている状況でも、素直に謝る人が合格します。
なぜなら仕事は「計画→実行→反省→修正」というサイクルで行うため、普段から反省して修正するクセがついていないと、仕事がうまくいかないからです。 会社にとって理想の新人とは、自分の至らなさを素直に認める新人です。 痛いところを突かれた時、理想の新人を演じるチャンスだと思ってください。たとえ自分が正しい状況でも「謝る能力があるかを見られている」と思ってください。
また同様に、「カッコつけるためにやっていたこと」はすべてやめましょう。 聞かれていないことを答えたり、専門用語を使うのはコミュニケーション能力がないと判定されてしまいます。
以上をまとめると、「わからないことや自分の至らなさは素直に認める」「聞かれたことに対して、素人でもわかるように答える」というだけのことです。 ごまかしたりカッコつけるよりよっぽど簡単ですよね。
無い内定の末路
さて、無い内定の末路はどんなものでしょうか。 「内定が決まらないまま卒業」した後の人生、想像するとキツいですよね。ですが、安心してください。
最終的には、ほぼ全員就職できている!
さらに「早々に内定を決めた人」と「無い内定に苦しんだ人」の間でも、就職後の格差は特にありません。 先ほども触れましたが、学生基準の優良企業は、ビジネス基準の優良企業ではないからです。 それゆえ、どんな人でも就職してから「取引先がうらやましい」という現象に見舞われます。それくらい、就職すると常識が一変するのです。
例えば家電メーカーに内定を取った友達がいると、今はうらやましく思いますよね。 無い内定に苦しんでいる自分と比較して、卑屈になってしまったりもするでしょう。 ですが、その家電メーカーの友達は就職後、自社より儲かっていて給料も高く休みも多い取引先を発見してしまいます。
このように「日経ビジネスにいつも記事が載っているようなビジネス界では有名な企業」がたくさんありますが、 学生への知名度が皆無なために採用枠が余っています。 就活に出遅れて、有名企業がとっくに採用活動を終えた後、無い内定組はこれらのような会社に内定を取ります。
先ほど「BtoB企業を狙え」と解説しましたが、その理由がこれです。 要するに、就活をやり直しさえすれば、逆転の余地はいくらでもあるということです。
もし「内定がもらえる気がしない」と不安や焦りが増大している場合は、 実際に私や友人がどのように「あっさり内定」を実現したのか、その具体例を解説していますので、 そちらを実践してみるのも1つの手です。
11月の今から最短で内定をもらうには?
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。
そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。
他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ
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