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伯東の就職｜難易度やES・志望動機など選考対策！

　伯東の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名就職難易度
伯東穴場

0.8 / 5.0
売上高
1820億円
平均年収年間休日
1070万円125日
採用人数初任給
17名学部：303,000円
修士：320,000円
専門商社早期選考あり隠れ優良企業（専門商社）内定がもらいやすい
※平均年収が赤で表示されるものは就職四季報の総合職平均。その他は有価証券報告書を参照。

参照：伯東｜募集要項（初任給・年間休日）

目次

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選考フロー

選考開始3月

　伯東の選考フローは以下の通りで、3月開始です。

  1. グループ面接
  2. ES提出・SPI
  3. 部門面接
  4. 役員面接
  5. 内々定

　インターン優遇の早期選考があります。 また、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →伯東の採用ページ

　一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方｜失敗しないコツを実体験で解説！」を参照してください。

　

就職難易度

就職難易度穴場

　伯東の就職難易度は、穴場です。 採用倍率は約23倍で、学歴フィルターはありません。採用大学は次の通りです。

採用大学大阪大・筑波大・法政大・同志社大・立命館大・明治学院大・高崎経済大・福井県立大・國學院大・近畿大・神奈川大・玉川大・創価大・京都女子大

　就職四季報によると、応募者数は400人程度と就職人気が低く、また採用大学に偏りがないことから就職は穴場だと言えます。

　その一方で総合職平均年収が1070万円、30歳年収が838万円と専門商社屈指の待遇があり、 その上で残業時間が月7.4時間、有給取得率70％とホワイト企業であり、就職できれば勝ち組だと言えます。

阪和興業総合職平均：1034万円、30歳：796万円
岡谷鋼機総合職平均：1100万円、30歳：806万円
佐藤商事総合職平均：1144万円、30歳：843万円
ユアサ商事総合職平均：973万円、30歳：805万円
インターン優遇あり

　インターン優遇の早期選考があります。その場合、グループ面接が免除されます。 専門商社は事業内容がわかりにくい部分がありますので、インターンで仕事理解を進めておくと選考でも有利になります。

　特に志望動機に「社風への共感」と書く場合、社員に直接「社風」について質問できるチャンスですから、 これを活用して「実際に肌で感じた社風」を盛り込みましょう。

→内定直結インターン！｜優遇選考で早期内定

TOEIC足切りなし

　伯東はTOEICスコアによる足切りはありません。 ですが、同社は海外売上比率約5割と仕事上で英語は必須です。 そこでスコアが取れなくても受験しておいて「英語力の低さを痛感したので現在勉強中です」と言えるようにしておきましょう。

　

面接

面接回数3回

　伯東の面接は、3回実施されます。質問内容は次の通りです。

【関連記事】【新卒】面接で聞かれる質問65個の一覧とベストな回答例

　「ガクチカ」「志望動機」の質問がされます。 ガクチカにはESの段階で「チームで取り組んだ経験」「リーダーシップ」「直面した困難と乗り越えた方法」を盛り込んでおきましょう。

　また、志望動機に関連して「興味のある部門」の質問がありますが、「興味がある」にとどまらず「入社後にやりたい仕事」ととらえ、 「就職活動の軸」に結び付けて答えましょう。例えば「工業薬品の営業に興味があります。提案営業により価値創造の機会が多いと考えたためです。」といった具合になります。

→【就活の軸は将来の夢】説得力ある例文と考え方を解説

　

エントリーシート

ES設問3本

　伯東のエントリーシートは、次の3本の設問が課されます。

  • ゼミ・専攻などの内容
  • 大学生活で力を注いだこと
  • セールスポイント（自己PR）

　回答にあたってはまず「就職活動の軸」を設定し、「軸の実現のため」という視点で回答を統一しましょう。 例えば私の場合、「価値創造での社会貢献」という軸を設定し、次のように回答します。

就職活動の軸価値創造での社会貢献がしたい
ガクチカサークルでのゲーム制作の経験。意見対立という困難に直面し、データを用いて最適解の選択へと誘導した。同時に反対意見にも共感を示すことを意識した。
→学生時代頑張ったことの書き方｜面接の定番質問に対応！
自己PR想像を形にする力。エピソードはガクチカを参照。
→自己PRは何を答えればいい？｜1000文字分の例文で解説！
志望動機ソリューション提供という付加価値を高める取り組みに共感したため。
→なぜこの会社を選んだのか｜ES全体で説得力を出す方法

　このように、「軸の実現」という観点で回答を統一することで全体的に説得力が生まれます。 MY就活ネットではこれを「ESのストーリー化」と呼んでいますが、詳しいやり方は次の関連記事で解説しています。

→【完全版】エントリーシートの書き方｜165社の深掘り対策搭載！

　

志望動機

　ビジョンの一致をアピールしよう！

　伯東の志望動機の例文と書き方を解説します。まず、例文は次の通りです。

例文

　私が貴社を志望する理由は、貴社のソリューション提供を通じた付加価値創造の取り組みに強く共感したためです。

　貴社は単なる商社機能にとどまらず、技術サポートや開発支援を通じて、顧客の課題解決に貢献する姿勢を貫いています。 特に、半導体や電子デバイス分野において、製品の提供だけでなく最適なソリューションを提案し、顧客にとっての価値を最大化する取り組みに魅力を感じました。

　私は学生時代、ゲーム制作に取り組み、ユーザーのニーズを分析しながら、単なるエンターテインメントにとどまらない価値を提供することを意識していました。 例えば、プレイヤーの体験をより充実させるために、操作性や視覚的な演出を細部まで工夫し、問題解決の視点を取り入れながら開発を進めました。 この経験から、単に製品を提供するだけでなく、顧客にとっての最適解を見出し、付加価値を高めることの重要性を学びました。

　貴社の一員として、商社機能を活かしながら技術と市場の架け橋となり、顧客の課題を解決するソリューション提案に携わりたいと考えています。 そして、貴社が目指す付加価値の向上に貢献し、新たなビジネス機会を創出していきたいです。

　

解説

　この例文では、同社が「技術商社」を名乗り技術を根拠にした提案力を売りにしている点に注目し、 「ソリューション提供を通じた価値創造」という取り組みに共感したことを結論としています。

　ただ共感というだけでは説得力がありませんので、根拠として自身の「ゲーム制作の経験」を使用し、 「問題解決」が「価値創造」につながることを学んだエピソードも使っています。

　このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と不可分一体です。 もしまだエピソードの準備が済んでいない場合、まずは自己分析から始めましょう。

→逆算の自己分析｜志望動機ファーストのやり方を解説！

　「ワンキャリア」という就活サイトでは、伯東に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

→ワンキャリアで合格エントリーシートを読む

　

伯東の強み

強み技術商社

　伯東の強みは、技術商社である点です。

　同社は半導体・電機の専門商社ですが、化学分野では商品を自社開発し、提案営業をします。 メーカー機能をもつ商社は少なくありませんが、工業薬品を自社開発する会社はめったにありません。

　電機・化学といった分野の顧客は当たり前に専門用語を使って問い合わせてきます。 「技術商社」と名乗るように、自社にも研究開発部門があることで全社的に技術的な知見があります。 この社風が営業にも伝わり、モノだけでなく顧客課題を解決する「ソリューション営業」が可能になるというわけです。

　同社は売上の拡大が続いており、今後は「マーケティング強化」「差別化された技術」「提案力による高付加価値化」を目指しています。 志望動機の作成では「商社×メーカー」の相乗効果による価値創造に注目するとよいでしょう。

　トレード業務について詳しく知りたい方は、次の関連記事も併せてご覧ください。

→転売屋と商社の違い｜転売に正当性などない！

　

競合他社

　伯東の競合他社は主に総合商社と電機・半導体専門商社です。

　半導体業界は活況を呈しており、参入企業も多いです。 各社の商品ごとの強みを理解するのは非常に困難ですから、社風での比較をするのがおすすめです。

　

弱み

弱み競合が多い

　伯東の弱みは、競合が多いことです。

　八大総合商社に加えて三菱電機系・NEC系・東京エレクトロン系の専門商社が上位にいる上に、独立系でも丸文という強力な競合がいます。 商社はどれだけ「同じものをほしがる顧客」を抱えているかが勝負のカギですが、競合が多く、特に国内での成長は難しいです。

　一方で同社は技術商社になることでソリューション提案という付加価値を出すこと、 また海外展開によって外に活路を求めるなどの戦略をとっており、伯東の将来性は高いと言えます。

→穴場！専門商社への就職｜100社の業界研究・志望動機・平均年収

→MY企業研究に戻る

　

同業他社の企業研究を見る

　

伯東のような優良企業に内定をもらうには？

　

大企業を狙うならスカウト型！

　大企業の半分以上がスカウト型を利用！

　実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2％がその採用方法をとると回答しています（※データは[PDF]就職白書2024｜就職みらい研究所）。

　MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人（OfferBox 2024年卒利用実績データ）、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

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　もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

　

志望企業の内定者はどう書いた？内定エントリーシートを見よう！

　模範解答があれば憂いなし！

　あなたのエントリーシートは100点満点ですか？ …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

　もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

　そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

　そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。

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　ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

→ワンキャリアで内定ES・選考情報を読む

　

内定の前提条件をまだ満たしていない！？就活泥沼化の原因

　「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか？

　自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です。

　ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

　そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。

　このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。

　また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

　まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

→キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

著者：村田　泰基（むらた　やすき）
　合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業（メーカー事務系総合職）に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ

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