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就活にふさわしい腕時計の選び方|入社後も使える!

 就活に使う腕時計の、金属か皮か・ブランド・色・文字盤などどこに配慮すればよいか解説します。



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就活にふさわしい腕時計とは?

 就活にふさわしい腕時計とは、次の3つの条件を満たすものです。

  • 色が「スーツの色」「シルバー」のいずれか
  • 文字盤が「黒に近い色」「白」のいずれか
  • 値段が5,000円以上

 値段はそれほど高いものである必要はなく、高級ブランドである必要もありません。 ただし、腕時計はファッションとしてスーツの一部であるため、「スーツだけ高級」「腕時計だけ高級」というアンバランスはやめましょう。 ビビッドカラーやパステルカラーなど、スーツの色とあまりにかけ離れるのも不可です。

 これらの条件を満たせば入社後もそのまま使えます。 上司に怒られることもなく、買い直す必要がありませんから節約になりますね。

 

色はスーツの色かシルバー

 就活にふさわしい腕時計の色は、ベルトはシルバー茶色です。 文字盤の色はです。黒に近い赤、黒に近い青も可です。女性なら、淡いピンクの文字盤でも良いでしょう。

 腕時計はスーツの一部です。そのため、腕時計のベルトはスーツの色に合わせるのが原則です。 よって、カラフルな文字盤はスーツに合いませんし、金色のベルトもふさわしくありません。

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 ベルトは金属でも皮でもかまわないのですが、シルバーの金属ベルトか、黒・茶色の皮ベルトに限るようにしましょう。 それがいわゆる「社会人の常識」の腕時計の色であり、逆にベージュ、白、赤、青などのベルトはレジャー用に見えてしまいますし、 ゴールドのベルトはエライ人にしか許されない色です。

 文字盤も白か黒、あるいは黒に近い色がふさわしいです。 一方で鮮やかな色は目立ちすぎてスーツと合いません。 鮮やかな赤、鮮やかな青などは絶対に避けましょう。

 就活の腕時計の色は、シルバーか、スーツの色と覚えておけば簡単ですね。

 

おすすめな腕時計

 就活におすすめな腕時計を紹介します。 先に紹介したセイコーの腕時計もおすすめですが、シチズンやカシオの腕時計も人気です。 国内メーカーの腕時計は精密で、シンプルで、就活に最適です。

 就活の腕時計は派手なものはふさわしくありません。スーツに合わないからです。 セイコーやシチズン、カシオの腕時計はシンプルで、スーツによく合うように作られています。

 なにより安価なのに品質が高いことが就活生の味方をしています。 国内メーカーの腕時計も高いものなら数十万円しますが、安いものなら1000円台からあります。

 もちろん就活に高級な腕時計を着けていく必要はまったくありません。 アマゾンで5000円で買える腕時計でも十分です。 就活につけていってもまったく恥ずかしくありませんし、シンプルで良いものです。

 「海外ブランド」にこだわらないのであれば、セイコーやカシオの腕時計は安く買えて、 ビジネスに使えて就活にふさわしいのでおすすめです。

 

腕時計はスーツの一部

 就活に腕時計が必要な理由は、腕時計がファッションとしてスーツの一部だからです。 今どきスマートフォンがありますので腕時計がなくても時間はわかります。 ましてや会社の中で働くのであればパソコンにも壁にも時計がついています。それでも就活に腕時計は必要なのです。

 スーツを着てネクタイを締めるのが当たり前なのと同様に、 腕時計もスーツの一部であり、社会人の正装に含まれているのです。 そのため、いくら他に時間がわかる手段があっても、腕時計は必須とされているのです。

 しかし問題は、就活生はビジネス用の腕時計がどんなものか知らないということです。 会社で働いたことがないのですから当たり前です。 しかし、社会人はその当然の前提を見事に忘れています。

 就活生が仕事にふさわしくない腕時計をつけていると、面接官は「マナーがなってないな」と思ってしまいます。

 腕時計をしているからといって高い評価が得られることはありません。 しかし、腕時計をしていなければ必ず評価が悪くなってしまいます。

 腕時計が原因で落とされてはたまったものではありません。 そこで、就活にふさわしい腕時計を購入し、会社説明会やリクルーター面接、面接などに着用していくようにしましょう。

 

就活にふさわしくない腕時計ブランド

 就活にふさわしくない腕時計ブランドをおさえておきましょう。 就活にふさわしくない腕時計を買ってしまってあとで買い直すのはもったいないです。 最初からふさわしくない腕時計は避けておきましょう。

 まず、レジャー用は就活にふさわしくないことを覚えておきましょう。 例えばキャラクター物。ディズニーやポケモンなどの腕時計をしていくと間違いなく低評価です。

 また、アウトドア用も就活にふさわしくありません。 G-SHOCKはアウトドア用であり、遊び用です。もちろん営業職などでは壊れにくいG-SHOCKを使う人もいるのですが、 面接官によっては「ふさわしくない」と判断されてしまいます。

 そして、高級すぎる腕時計も就活にふさわしくありません。 ロレックスやオメガなどの高級ブランドはもちろんのこと、ファッションブランドの腕時計にも注意しましょう。 例えばルイ・ヴィトンやグッチ、コーチなどの腕時計は値段は安くても高級に見えます。

 高級な腕時計は、ビジネスというよりも、ファッション性に重きを置きすぎています。 「遊び用」と判断されることが多いですし、「生意気だ」と思う面接官すらいます。 派手すぎてスーツになじまないという場合もあります。

 レジャー用、高級ブランドを避けて腕時計を選びましょう。

 

高い腕時計を買うのは入社してからでいい!

 就活で無理をして高い腕時計を買う必要は全くありません。 というより、高級な腕時計を買うべきではありません。

 お金のない大学生には朗報でしょう。高い腕時計を買う必要はないのです。 それこそホームセンターで売っている1000円の腕時計でも、 スーツに合いさえすればかまわないのです。

 一方で高級な腕時計を持っている大学生にはいい知らせではないかもしれません。 安物の腕時計を買い直さなければならないのです。

 会社は横並びで、出る杭を嫌がります。若者が高級腕時計をしているのが気に入らない社会人は多数います。 就活生がロレックスやルイ・ヴィトンの腕時計をしていたら「生意気だ!」と思われるのは必至です。

 腕時計なんてスーツの色にさえ合っていれば何をつけても良いと思いますが、 年配のサラリーマンにとってはそうではないのです。 「年齢にふさわしい値段」の腕時計を求めるのです。

 高い腕時計を買うのは入社してからでいいのです。 お金がないから就活をするのであって、就活のために高い腕時計を買う必要はありません。 面接で低評価を受けないためにも、適度な腕時計を選びましょう。

 MY就活ネットでは、他にも「就活のためにしておくべき準備」を「すること」「買うもの」の2つの面で解説していますので、次の記事を参照してください。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ