【就活】リクルートスーツの選び方|どんなスーツが何着いる?
結論から言うと、スーツは2着必要で、黒でストライプのないもの・目立たないものを選びましょう。 就職して社会人になると3着買うことになりますが、就活の段階で無難なものを2着買っておけば、就職後もそのまま使えますから便利ですね。 この記事では、スーツが何着必要か、どんなスーツを選ぶべきかについて解説しています。
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スーツは何着必要?
就活でリクルートスーツが何着必要かというと、最低2着です。 スーツは値段が1着あたり3~5万円と、かなり値段がします。できれば少なく抑えたいのですが、 就職するとどのみち3着必要になりますから、今のうちに就職後も使えるスーツを用意しておきましょう。
2着必要な理由は以下の通りです。
スーツはクリーニングに出さなければならない
スーツはクリーニングに出さなければなりません。 自分で水洗いしたり、アイロンをかけるのは、よっぽど慣れていない限りはやめておきましょう。
上手にアイロンがけができないとヨレヨレになったり、テカテカになったりします。 大事な就活スーツですので、クリーニングに出してプロにやってもらう必要があります。
また夏の暑い時期に就活をすると、スーツが汗で汚れます。 また基本的にオフィス街は車の排気ガスもすごいので、ニオイがついたり汚れがついたりします。 汚くなったスーツ、臭いスーツで就活をするべきではありません。
スーツは社会人の正装ですから、適当に扱っているようでは会社の人に悪い印象を与えてしまいます。 常にとまでは言いませんが、最低でも2週間に1度はクリーニングに出して、 シワや汚れをとってもらいましょう。
スーツは破れるし、汚れる
オフィス街は、見た目はおしゃれですがあまりきれいなものではありません。 排気ガスがあふれ、飲食店のニオイがついたり、自分の汗で汚れたりします。 すぐにスーツは汚れます。
そしてスーツは破れます。特にズボンが破れます。 靴ひもを直すためにしゃがんだ瞬間に破れたりします。驚くほどスーツは弱いものです。 またボタンがどこかに引っかかってとれてしまったり、シワがついてしまったりします。
汚れや破れはクリーニング屋さんに持っていけば直してもらえます。 しかし直してもらっている間に会社説明会やリクルーター面接、面接があったら大変です。 予備のスーツが必要でしょう。
スーツの選び方
リクルートスーツの選び方は、黒またはそれに近い紺色で、 ストライプのない・または目立たない無地に近いものを選びましょう。 というのも、社会全体で「リクルートスーツは黒」という風潮があるためです。
個性を出すのは就職してからです。就活の段階ではどんなカタイ会社でも通用することを前提に選ぶのがよいです。
スーツは黒いほど高級とされる
実はスーツは、黒いほど高級とされます。 一口に「黒」といってもグレーに近かったり紺色に近かったりさまざまですが、「黒が濃い」ほど社会人が喜びます。 もちろんそういうスーツは高価ですから、「濃い黒」を買う必要はありません。
礼服ほど真っ黒である必要はないのですが、色が濃いほど無難であることは念頭に置いておきましょう。 無地だからといって怒られることはないですし、気分を害すこともありません。 会社員の正装であり、誰が見ても不快に思わないことがスーツ選びの基本です。
薄いストライプも可ですが、あまり目立つストライプは避けましょう。 会社の人に「なめてるな」と思われたらおしまいです。
グレーのスーツは避けよう
グレーのスーツや、黒以外の色のスーツを選ぶのはやめましょう。これは就職してから着る色です。 それもカタイ会社では「ある程度の地位を得てから」着るスーツです。 就活スーツとしては着るべきではありませんし、新入社員としても着ることができません。
会社の人はけっこう頭がカタイです。 「個性が大事」などと口では言っても、個性を出すと怒ります。 「何を考えているんだ」などと言われます。没個性のスーツで就活することをおすすめします。
ちなみに黒以外のスーツが着たい場合は、就職してから上司や先輩社員のスーツの色を見て、 相談してから買うようにしましょう。
店員さんに相談しよう!
購入時に股が破れるのを防止するオプションは必ずつけましょう。
特にズボンでよくあるのですが、しゃがんだり立ち上がったりすると破れることがあります。 「伸縮性があるから破れにくい」と言われても破れます。 現に私のスーツのズボンは、「伸縮性があるから破れにくい」と言われていたものはすべて破れています。
足にぴっちりのズボンは特に股が破れます。ぴっちりのものをすすめられても、少し余裕のあるスーツを選ぶべきです。 実際サラリーマンのほとんどは余裕のあるスーツを着ています。 ぴっちりしていると動きにくく、フットワークが悪くなるためです。
また、洋服の青山などの呉服店はリクルートスーツの選び方もプロです。 志望業界に合わせてスーツをおすすめしてくれる場合もありますが、 この時は「銀行志望です」と言っておくのがおすすめです。
というのも、スーツに関しては銀行が最もカタイ業界であり、「スーツは黒」「ネクタイは赤・青・黒」としっかり決まっているからです。 つまり、銀行に合わせたスーツを選んでおけばどの業界でも通用するというわけです。
ですから、店頭で購入する際には、店員さんに「銀行志望です」と言っておくことで、 無難なスーツをおすすめしてくれるのです。
オーダーメイドが最も安心!
リクルートスーツは、仕事で着るスーツと同じです。 つまり、身体に合ったリクルートスーツを買えば、就職してからもそのまま使えるというわけです。
ですが、初めてスーツを買いに行って、正解を見つけられるかどうかわかりませんよね。 仕事中にスーツが窮屈で困ったり、車に乗ったりモノを運んだりするときに破れたりすると、結局また買い直さなければなりません。 スーツが身体にジャストフィットしていることは、長持ちさせるのに重要です。
そこで、オーダーメイドという選択肢があります。「高そう」だと思いましたか? 私も最初はそう思いました。しかし、実は店舗で買うのとあまり変わりません。
スーツは安くても2万円、洋服店でおすすめされるのは5万円と、もともと安く売られていません。 一方のオーダーメイドも、「職人の手作り」と「機械での製造」があります。 後者の場合は、フルオーダーでも価格に大きな影響がないわけです。
例えばオーダースーツSADAでは、 初めての注文の場合は「1着19,800円~」となっており、実店舗で買うのと同じ価格で購入できます。 この初回特典に「折り目安定加工」や、筆者が猛プッシュする「股の補強」がセットでついてきます。
リクルートスーツの記事には新卒向けのスーツの選び方も解説されていますから、 余裕があれば2着ほど買っておくと安心ですね。
MY就活ネットでは、他にも「就活のためにしておくべき準備」を「すること」「買うもの」の2つの面で解説していますので、次の記事を参照してください。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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