【26卒版】就活サイトのおすすめは?就活歴13年の私が解説!
26卒の学生に向けて「就活サイトのおすすめ」を、就活歴13年の私が解説します。 リクナビやマイナビ以外にも、現役時代にぜひ使いたかったサイトがあります。すべて無料ですからぜひ試してみてください。
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筆者について
まずは筆者の私のプロフィールを紹介します。
「就活歴13年ってなに!?」
安心してください。筆者はちゃんと現役で就活を終えて、メーカーに事務系総合職として就職しました。 その後企業研究やES作成にハマって実質趣味で就活を続けていて、その通算が13年なだけです。
営業・人事で勤務した後、その趣味が高じて起業して社長になりました。 そのため「学生の視点」「人事の視点」「役員の視点」すべて備えています。 そんな私が、就活を楽に・大満足に・早期に終えるためのアドバイスをします。
ちなみに、そんなビジネスオタクの私が厳選したおすすめ企業を「就活おすすめ【隠れ優良企業】|厳選の一流BtoB企業」の記事で紹介しています。 私がどれだけ企業研究ばっかりやっているか、おわかりいただけると思います!
登録すべきサイト!
13年の活動経験から、26卒の就活を楽に・大満足に・早期に終えるために、登録するべき就活サイトを紹介します。 おすすめ就活サイトは、以下の7つです。
1つ就活サイトじゃないものが混ざっていますが、その理由もちゃんと解説します。 「リクナビ・マイナビだけ」に登録する学生も多いですが、就活成功の秘訣は「自己分析とエントリーシート」にあります。 これらを効率よく・効果的にアピールするためには、複数の就活サイトを組み合わせるのがおすすめです。
就活サイトは学生は完全無料でなければならないと、法律で決まっています。 ですから、ここで紹介しているものに有料のものはありません。就活は人生を左右する一大イベントですから、役に立つものは使い倒してください。
その1.Gmail
最初に登録するべきは、「Gmail」です。
・・・え?Gmailって就活サイトじゃないよね?
はい。Gmailは就活サイトではなく、Googleの提供するメールサービスです。 なぜGmailを最初におすすめするかというと、メール管理がメチャクチャやりやすいからです。
就活サイトへの登録や企業へのプレエントリーをすると、メールがたくさん届きます。 そんなときに、大学のメールは非常に使いにくく、「メールチェックが面倒だから登録しない」という本末転倒な事態に陥る学生が後を絶ちません。
ですが、就職するとメールは1日20~50通は来ます。それに比べたら就活のメールなどたいした量ではないのですが、 そのために優良企業を発掘するチャンスを逃すなんて非常にもったいないです。
どうせ「大量のメール」にはいずれ慣れなければなりません。 そして就職すると、Gmailを使っている会社が多いです。ならば今からGmailに慣れておけば就職後も安心というわけです。
「一斉送信のメール」と「自分宛てに来たメール」を自動で判別して印をつけてくれたり、 スマホアプリを入れておけば指先1つで「不要なメールを一斉削除」できたり、 「重要なメールのときだけ通知」してくれたりと、Gmailはビジネスマン御用達のメールサービスなのです。
就活ではある日突然「リクルーター面接」「特別選考」のお知らせがメールで届きます。 それを見逃さず、大量のメールもさばけて、就職後も利用するのです。 就活サイトに登録する前に、まずはGmailアカウントを開設してスマホアプリを入れておきましょう。
その2~3.リクナビとマイナビ
「リクナビ・マイナビを使わない」で就活をするのは不可能です。 なぜなら、この2社でしか選考に応募できない会社がたくさんあるからです。
人事部の立場で話をすると、リクナビやマイナビに企業情報を載せるには1社で300万円もかかります。 ところが、自社のホームページに採用サイトを開設するにも300万円かかります。 すると、学生に見つけてもらいやすい「リクナビ・マイナビ」にお金をかけたほうがよっぽど効果的なのです。
学生の立場で言えば、「プレエントリー」と呼ばれる、会社に会員登録する作業がワンクリックで済みます。 個社のサイトで登録するといちいち氏名・住所・電話番号・学歴と入力しなければなりませんので、 それに比べたらよっぽど効率的です。
ちなみに、リクナビとマイナビの違いは、どちらかにしか掲載していない企業がたくさんあることです。 企業の掲載料はマイナビが若干安いのですが、2社も掲載するとそれだけで600万円だからです。
一方で学生は完全無料で使えるので、両方に登録しておかない理由はありません。
ちなみに、リクナビ・マイナビは例年「大学3年生の6月」に開設されます。26卒なら2024年6月1日ですね。 開設直後からインターンの応募が開始になりますから、即登録するべきです。
その4.OfferBox
大手ナビサイトで足りないのは、会社探しの効率性です。
なにしろ「どんな会社も」掲載されているために、検索しても「会社名とちょっとした紹介文」しか表示されず、 それでは優良企業かどうかがわかりません。そのせいで「消費者向けの有名企業にばかり突撃して全滅する」という学生が後を絶ちません。
実は、日本社会は法人向けのBtoBビジネスが得意で、世界を独占するような企業がたくさんあります。 日経ビジネスなどのビジネスマン向けの雑誌ではBtoB企業の話ばかり掲載されるほど、法人向けはメチャクチャ強いのです。
ところが、法人向けの会社は「消費者の知名度」を上げても意味がありませんので、テレビCMもネット広告もしません。 そのため学生の知名度は皆無で、BtoB企業の人事部は新卒採用にとても苦労しています。
ちょっと会社のホームページを見てみれば「世界シェア60%」「利益率20%」など儲かっている会社だとわかるのですが、 会社名を知らなければ、検索しようがありませんよね。
例年の就活なら「合同説明会」に参加して知らない優良企業を発掘していくのですが、 コロナ禍が継続している26卒の就活では、それも期待できません。
そこでおすすめなのが、「OfferBox」です。
「スカウト型の就活サイト」であり、プロフィールを登録して待っていればスカウトが届くというものです。 BtoB企業の人事があなたのプロフィールを読んで、特別選考に招待してくれます。 その会社名で検索して、良い会社かどうかを調べてから「応募」「辞退」のどちらかのボタンを押すだけです。
おすすめポイントは、利用者が非常に多いことと企業による一斉送信機能がないことです。
就活サイトは、「利用者の多さ」がサービスの質に直結します。 人事部の立場で話をすると、たくさん学生がいるサイトのほうが優秀な人材を発掘できる可能性が高いです。 OfferBoxは就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)していますから、企業もたくさん集まってきます。
加えて「企業による一斉送信機能がない」ため、ただの宣伝メールが来ません。 むしろプロフィールをちゃんと入力していないとスカウトすら来ません。 入力度が80%に到達してようやく1通来るというイメージです。しかし、届いたスカウトは本物です。
プロフィールの入力は、フォームに書いてあることに従うだけですから簡単です。 仕上げに「適性検査」を受験すれば自己分析が終わります。 もちろんその自己分析の結果を従来型の就活に活かしても良いわけです。
自分で会社を探すことも大切ですが、会社にも探してもらう・あわよくば「いきなり最終面接」でスタートできるため、 OfferBoxの利用は「満足な内定」を獲得するのに役立ちます。
→「OfferBox」でスカウトをもらう
その5.ワンキャリア
ワンキャリアは、エントリーシート作成の上で必須の就活サイトです。 なぜなら、歴代内定者の合格ESが掲載されており、無料登録するだけですべて読み放題になるためです。
エントリーシートは「履歴書」の就活版で、「就活の軸」を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものです。 「ガクチカ」「長所・短所」「志望動機」などが質問項目として課され、 提出したESで書類選考をされた後、面接でもこれに沿った質問がされます。
ちなみに「書類選考」の合格率はどの会社でも約30~50%で、応募者の半数以上がESの段階で落とされます。 内定を勝ち取るにはESの完成度が何より大切で、対策をしないと志望企業に門前払いをくらうのです。
そんなに重要な書類なのですから、模範解答が読みたいですよね。
加えてワンキャリアでは選考の口コミも掲載されており、内定者が書類選考・一次面接~最終面接のそれぞれを振り返って、 質問された内容やウケの良かった回答、雰囲気や「合格通知が来る日数」まで詳しく書かれています。
もちろんMY就活ネットでもエントリーシートの書き方を解説していますが、 ワンキャリアで「生の口コミ」を読むのも非常に有効です。
その6.Unistyle
併せて利用したいのがUnistyleです。
Unistyleも内定エントリーシートが無料で読み放題の就活サイトですが、1社あたりの掲載件数が多いことが特徴です。 過去問はいくら読んでも読みすぎということはなく、模範解答は読めば読むほど、書き方のコツが身についていきます。
これらのサイトを知らない学生は、大学の先輩にESを見せてもらうしかありません。 ですが、志望企業に内定を取った先輩など身近にいるはずもなく、 加えて26卒はコロナ禍で先輩と会うことすら難しいですから、入手は不可能に近いです。
「学生時代頑張ったこと」や「志望動機」の書き方の解説なども掲載されていて、 もちろん学生なら完全無料ですから、利用しない手はありません。
その7.みんなの就職活動日記
みんなの就職活動日記は、みん就とも略される就活サイトの一種です。 みん就は楽天が運営する就活サイトです。
就活サイトとはいっても、みん就は企業にプレエントリーしたり、会社説明会の申し込みをするサイトではありません。 就活生が就活情報を掲示板に書き込んでいくサイトなのです。
掲示板は就活全般についての掲示板や、業界別、会社別の掲示板まであり、 他の就活生の選考状況を知ることができます。
また歴代の就活生の投稿も見ることができ、内定者の志望動機や就活のアドバイスを読むことができます。 内々定を得たら「内定者掲示板」に登録することができ、同じ会社の他の内定者と雑談することも可能です。
ただし、みん就は採用担当者も見ています。面接で聞かれた質問の話や、 筆記試験の内容、グループディスカッションのテーマなどは書き込まないようにしましょう。 あくまでも「就活生の口コミ」ですから、過信は禁物です。
今から最短で内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。
実際に私も体験してみましたが、適性検査と入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません。
もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因
「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?
自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です。
ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。
そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。
このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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