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【就活】リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法

 

この記事の要点

  1. リク面は裏ルートの早期選考
  2. 呼ばれるにはインターン参加学歴が条件!
  3. 逆質問を15個用意しよう!
  4. 受かるにはビジョンの一致をアピールしよう!


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リクルーター面接とは?

 秘密裏に行われる早期面接のこと!

位置づけ有望な学生に対する早期選考
条件インターン参加実績または学歴
合格特典「一次面接免除」「いきなり最終面接」など
時期学部3年生(修士1年生)の12月~3月
場所オフィス・カフェ・オンラインなど
服装私服指定がなければスーツ
内容ほとんど学生からの質問
時間30分~1時間程度
回数3~5回が主流

 リクルーター面接とは、有望な学生に対する早期選考の制度で、秘密裏に行われる裏ルートの面接です。 これに3~5回合格すると「一次面接が免除」「いきなり最終面接」などの特典を与えられ、有利に早期内定を獲得できます。 「面接官からの質問」より「学生からの質問」の時間が多く取られるのが特徴です。

 学生をリラックスさせる目的で「1対1の質問会」「選考とは関係ない」という建前で行われますが、これは面接本番です。 落ちると通常選考の参加権も失われますので、しっかり準備をしていきましょう。

【関連記事】 26卒の早期選考はいつから、いつまで?企業一覧86社  

リクルーターがつく条件

 リクルーターがつく条件は、次の2つのうちどちらか1つを満たしていることです。

  1. インターンシップに参加した
  2. 学歴がMARCH・関関同立以上
 

インターンシップに参加した

 インターン参加者なら学歴不問!

 学歴に関わらず、インターンシップの参加実績があればリク面に呼ばれる資格があります。 インターンが流行するにつれ、現場の社員が高評価を出したことのほうが重視される時代になっています。

 インターンはまだ動き出していない就活生が多く、学歴に自信がなくてもインターンには受かる可能性があります。 この時点までに「完成度の高いエントリーシート」を事前準備して、楽しそうに働く姿をアピールすれば、 先輩社員が裏で書いている評価シートに高得点をつけてもらえます。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 

学歴がMARCH・関関同立以上

 以下の大学群は、プレエントリー本エントリー後にリクルーターがつきやすいです。 ただし、「学歴があるから確実」というわけではなく、ESの完成度WEBテストの得点によっては呼ばれないこともあります。

旧帝一工
東京大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・東北大学・九州大学・北海道大学・一橋大学・東京工業大学
早慶上理ICU
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学
上位国公立
神戸大学・お茶の水女子大学・東京外国語大学・東京学芸大学・横浜国立大学・筑波大学
GMARCH
学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学
関関同立
関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学

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聞かれること

 聞かれることは、3つ程度

就活の軸「あなたのビジョン」が社風と合っているかどうかを確認する
ガクチカ「ビジョンの実現」のための活動実績を確認する
志望動機「ビジョンの実現」を主眼に置いているかを確認する

 就活は「ビジョンの一致」で内定が決まります。ゆえに、すべての質問に対してビジョンを前提に答える必要があります。 これを就活用語で「就活の軸」と言いますが、簡単な言葉でいえば「こんな社会を実現したい」という「将来の夢」です。 例えば「愛知に渋谷をつくりたい」「人類を家事から解放したい」といった夢が、会社の経営理念・社風に合っていれば内定というわけです。

 しかしリク面は、面接官からの質問はメインコンテンツではないため、自己分析さえしていれば特別な質問はされません。 むしろ「面接官からの質問フェーズ」がスキップされる会社も多いです。

【関連記事】 【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!  

逆質問で聞くべきこと

 逆質問を15個用意しておこう!

  • 「御社はどのような社会を実現しようとしているのでしょうか?」
  • 「会社で一番盛り上がるのはどんなときですか?」
  • 「入社後のギャップはありましたか?」
  • 「社員の方にはどんな方が多いですか?」
  • 「貴方の働く上でのビジョンを教えて頂けますか?」
  • 「この事業の将来性についてどうお考えですか」
  • 「会社の風通しは良いですか?」
  • 「御社の強みと弱みを教えてください」
  • 「教育制度はどんなものがありますか?」
  • 「この仕事のやりがいはなんですか?」
  • 「仕事をしていて成長したと思うところを教えてください」
  • 「どんな後輩に入社してほしいですか?」
  • 「他にどのような業界を回られましたか?」
  • 「どの部署で働いていらっしゃいますか?」
  • 「その部署は何をする部署なのですか?」
  • 「今はどんな仕事をされていますか?」
  • 「その部署で入社1年目はどんな仕事をするのですか?」

 リク面のメインコンテンツは、逆質問です。面談30分~1時間のうちほとんどが逆質問の時間であり、 1時間もたせるためには質問を15個程度用意しておく必要があります。 上記はそのおすすめ質問ですが、「ビジョンの実現のために聞きたいこと」をメインに据えています。

 ここでする質問は、会社説明会でするものと変わりません。次の関連記事で「聞いておきたいこと」をたくさん挙げていますので、 「なぜそれを質問するのか」を含めてそちらも参照してください。

会社説明会で「おっ!」と思わせる優良質問集23選!

 

受かる方法

 受かる方法は、次の3点を意識することです。 逆に言えば、次の3つができていないと落ちる原因になります。

 

「ビジョン実現人間」になる

 夢を実現したくてしょうがない人になろう!

 大卒総合職とは、将来の経営者候補です。そんなあなたに求められる資質とは、夢を実現したくてしょうがないことです。 「夢のある若者」であることをアピールできれば、2回目・3回目のリク面に呼ばれます。 「ビジョン」とは言っても難しいものではなく、例えば以下のようなものです。

  • 愛知に渋谷をつくりたい
  • 人類を家事から解放したい
  • 交通事故をゼロにしたい
  • 高級感ある家に住みたい
  • 天才ビジネスマンとしてチヤホヤされたい

 これらのような「夢」に対する本気度を、エントリーシートで証明しましょう。 実は、ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 遅くともエントリーの段階、欲を言えばインターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 リク面においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 

明るく元気に話す

 元気の良さは先輩社員に効く!

 先輩社員が新人に求めているのは、元気の良さです。 「元気」というものは、実は年齢と共に失われていきます。 会社には年を取った社員が大勢いて、年配の人ほど元気がなくなっています。

 そんな中で元気のいい新人が配属になれば、くたびれたおじさんも「俺もいっちょ頑張るか!」という気持ちになるものです。 ですから、「声が小さい」「眠そう」といった態度を出してしまうと致命的です。

 何より社員に「一緒に働きたい」と思わせられるかどうかですから、理想の後輩を演じる他ないでしょう。

 特に「大学の勉強の話」や「趣味の話」になると、賢さを見せつけたくなってしまうものです。 ですがここで「マウント癖」を発揮してしまうと、イヤな後輩ですよね。 時には「知りませんでした」「わかりません」と正直に言うことも、「理想の後輩」として必要なスキルです。

【関連記事】 【就活】面接でコミュニケーション能力を高く見せる必殺技  

夢の話をする

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 合格するには、夢の話が必須です。 なぜなら大卒総合職は経営幹部候補生であり、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した人物である必要があるからです。 面接官は、就活生が夢を語るのを心待ちにしています。それに関係のない質問ばかりしていると飽きられてしまいます。

 そこで、以下のような話をしてみましょう。

 私は交通事故ゼロの社会を目指しているのですが、御社はそういうビジネスをされています。 文系なので開発部門に配属されることはないかと思いますが、 例えば営業なら、どのような関わり方がありますか?

 このように、夢の実現を第一に考え、「入社した後どうやって実現するか」という視点で質問を考えます。 例の赤字の部分のように、実際にどこかの部署に配属されたときに、そこで「夢のために何ができるか」という質問をしてみましょう。

 

リクルーター面接のマナー

 リクルーター面接のマナーは、次の4点に注意してください。

  1. 食事は注文しない!
  2. メモを取ろう!
  3. お礼はその場でしよう!
  4. 不在着信は必ず折り返そう

 注意すべきはなんといっても「面接本番である」ということです。 服装は「私服」と指定されない限りはスーツを着て、メモ帳を持参し、品定めされていることを自覚しておきましょう。 沈黙は絶対に避けることが必要です。よって、質問を大量に用意しておくのもマナーの1つです。

面接のコツ|これであなたが輝いて見える!

 

食事は注文しない!

 飲み物だけにしておこう!

 リク面はカフェで行われることも多く、食事を勧められる場合があります。 しかし、食べている暇がないので飲み物だけにしておきましょう。 断る際は「お伺いしたいことが山ほどあるので、食事は遠慮しておきます。」と言うと良いでしょう。

 一方、飲み物はコーヒー・紅茶・ジュースなどなんでも構いません

 

メモを取ろう!

 メモを取ると社会人は喜ぶ!

 社会人はメモを取られるのが大好きです。実際に働いてみると、「メモを取らない人」はだいたい話を忘れます。 「先日依頼した件なのですが~」「え?なんだっけ?」という事件が毎日起きます。 一方で「メモを取る人」は話を覚えていて、ちゃんと仕事をしてくれるのです。

 ゆえに、あなたの記憶力に関係なくメモを取る姿勢を見せるだけで相手が喜ぶのです。 間違いなく加点されます。ならば「メモを取らない理由」なんてありませんよね。

 

お礼はその場でしよう!

 その場でする以外のお礼は不要!

 「リク面のお礼メールを送るべき」という人がいますが、その場でする以外のお礼は不要です。 というのも、評価シートの記入は面接直後に終わっており、評価を高める効果がない上に相手は現場の社員ですから、 余計なメールが来るとめんどうくさいからです。

 お礼はその場でしっかり言って、後は家に帰って結果の連絡を待つだけにしましょう。

 

不在着信は必ず折り返そう!

 電話がとれなかったら必ず折り返ししよう!

 リク面は電話で誘われることも多いですが、電話を取り損ねてしまうこともあるでしょう。 そんなとき、折り返し電話をかけなければ、リク面がなかったことになる可能性が高いです。

 というのも、リクルーターは現場の社員ですから、業務で忙しいのでつながらなかった電話は忘れてしまうor諦めてしまうからです。 不在着信があったら、必ず以下の例文のように折り返しましょう。

 就職活動をしている〇〇と申します。お世話になっております。 先ほどこちらの番号から電話をいただいたのですが、取ることができず申し訳ありません。

電話のマナー8選!|この例文を見ながらかけよう

 

リクルーター制度を導入している企業一覧

 リクルーター制度導入している企業の一覧です。 リクルーター制度は鉄道、メーカー、建設、インフラ、金融など様々な業界で導入されています。

会社名実施時期内容
JR西日本ES提出後志望動機+質問タイム
JR東海懇談会後
NTT西日本ES提出後丁寧に修正すべきところなどアドバイスをくれる
勉強になるので非常におすすめ
JTプレエントリー喫煙者同士ならたばこを吸いながら
雑談+質問タイム
リク面3回の後、工場見学
日本製鉄少人数懇談会後厳しくつっこまれる
勉強になるので非常におすすめ
JFEスチール
日鉄エンジニアリングES提出後半分会社説明+質問タイム
リク面5回程度
JFEエンジニアリング説明会参加後まるまる質問タイム
リク面4回程度
トヨタ自動車懇談会後学校単位の懇談会の案内がメールで来る
豊田自動織機説明会参加後会社説明+質問タイム
大阪ガス3回通過すると6月1日に内々定
関西電力説明会参加後すべて質問タイム
商工中金3月中に「内定出すよ」的な雰囲気ムンムン
日本銀行
住友電工リク面5~8回程度
鹿島建設
大林組ES提出後
竹中工務店
清水建設ES提出後エントリーシートを早く出した方が早くリクが付く。
大成建設
クラレES提出後ES提出後に座談会の連絡が来る。
デンソープレエントリー
昭和電工
日本触媒グループ面談後
トクヤマES提出後説明会でES提出
三菱樹脂
中部電力説明会参加後
三菱マテリアル懇談会のグループディスカッション後
三菱ガス化学ES提出後3回程度
日立製作所ES提出後2回程度
パナソニックES提出後1回程度
キヤノンES提出後1回程度
日本電気(NEC)ES提出後1回程度

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12月の今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

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早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ