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【ガクチカ】アルバイトで説得力を出す構成と例文7選!

アルバイトのガクチカの例文

 ガクチカをアルバイト経験で書く場合の構成と、 「飲食店」「掛け持ち」「長く続けた」「塾講師」「ブライダル」「ホテル」「学童保育」の7つの例文を紹介します。 アルバイトそのものではなく、自分で思いついて取り組んだ仕事について書くとよいでしょう。



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ガクチカにアルバイトはダメ?

結論ダメではない

 ガクチカにアルバイト経験を使うのは、ダメではありません。 「ネタとして弱い」「落ちる」と言われるのは、次の2点の要素を盛り込んでいないためです。

  1. 主体性
  2. 就職活動の軸

 実際、私が参加したグループ面接では「アルバイト経験」を話す学生が多かったです。つまり、ESは通過しているのです。 通過した「アルバイト経験」の特徴は、「定型業務とは別に自分で思いついて取り組んだこと」「社風に一致した軸があること」でした。 ここからは、これらの要素を含めた構成の仕方や例文を解説していきます。

 

構成

 ガクチカを「アルバイト経験」で書く場合の構成では、次の6つの要素を取り入れましょう。

1.結論何に力を入れたのか
例:飲食店でのアルバイトで、清掃に力を入れた。(定型業務とは別に自分の思いつきで力を入れた
2.動機何のために取り組んだのか(就職活動の軸)
例:快適な空間を創造したかったため。
3.目標設定した目標
例:お客様だけでなく従業員にとっても居心地の良い環境を作ること。
4.工夫直面した困難と乗り越えた方法
例:当初他のスタッフが非協力的だったが、清掃チェックリストを作成し、担当ごとに分担することで作業の負担を減らし協力が得られた。
5.結果取り組みの結果
例:お客様から「いつ来ても気持ちがいい」という声をいただくことが増えた。また、スタッフの意識も高まり、全員で環境美化に取り組む雰囲気が生まれた。
6.学び取り組みから得られた学び
例:空間の美しさや快適さが、人の気持ちや行動に大きな影響を与えることを実感した。ただ清潔にするだけでなく、利用する人が心地よく感じられる環境をつくることが重要であると学んだ。

 このような構成になる理由は、面接で次のような質問が定番になっているからです。

 これらの質問に困らないためには、予めガクチカに盛り込んでおくのがよいでしょう。 特に「動機」と「学び」はそれぞれ「就職活動の軸」「入社後に挑戦したいこと」と関わりますので、 これらとセットで考えることをおすすめします。

 また、「ガクチカに関する深掘り質問」については次の関連記事でも解説しています。

【関連記事】 【ガクチカ】深掘り質問の実例一覧と回答例|165社の面接を分析!

 特に「リーダーシップ経験」を問う企業が多いです。「直面した困難と乗り越えた方法」でリーダーシップをアピールする方法について、 次の関連記事で解説しています。ちなみに「バイトリーダー」のような肩書がなくても書けます。

【関連記事】 【ガクチカ】リーダーシップ経験の例文7選|肩書は不要!  

「飲食店」の場合

 「飲食店でのアルバイト」で書く場合の例文を、400字で紹介します。

1.結論飲食店でのアルバイトで、清掃に力を入れた。
2.動機快適な空間を創造したかったため。(建設業界・不動産業界などにおすすめ)
3.目標お客様だけでなく従業員にとっても居心地の良い環境を作ること。
4.工夫当初他のスタッフが非協力的だったが、清掃チェックリストを作成し、担当ごとに分担することで作業の負担を減らし協力が得られた。
5.結果お客様から「いつ来ても気持ちがいい」という声をいただくことが増えた。また、スタッフの意識も高まり、全員で環境美化に取り組む雰囲気が生まれた。
6.学び空間の美しさや快適さが、人の気持ちや行動に大きな影響を与えることを実感した。ただ清潔にするだけでなく、利用する人が心地よく感じられる環境をつくることが重要であると学んだ。
 

例文

 私は飲食店のアルバイトで清掃に力を入れました

 快適な空間を創造したいという思いから、店内の隅々まで清潔に保ち、お客様やスタッフが気持ちよく過ごせる環境づくりを目標にしました。

 しかし、清掃は単調で優先度が低く見られがちであり、他のスタッフの協力を得ることが難しいという課題がありました。 そこで、清掃の重要性を伝えたり、効率的な清掃方法を共有したりすることで、スタッフ全員が取り組みやすい環境を整えました。 具体的には、清掃チェックリストを作成し、担当を分担することで負担を軽減しました。

 その結果、店内の清潔感が向上し、お客様から「いつ来ても気持ちがいい」という声をいただくことが増え、スタッフの意識も高まりました。

 この経験から、空間の美しさや快適さが人の気持ちや行動に大きな影響を与えることを実感し、ただ清掃するだけでなく、利用する人が心地よく感じる環境をつくることの重要性を学びました

 

解説

 「飲食店のアルバイト」ではなく「清掃に力を入れた」ところを強調しています。 なぜなら、「アルバイト」自体は店長の指示命令によって行う業務であり、それでは「主体性がない」と判断されてしまうためです。 誰の命令でもなく、自分の思いつきで取り組んだことを書かなければなりません。

 また、「困難を乗り越えた方法」では周囲を巻き込んだエピソードを取り入れています。 これも面接での定番質問であり、「リーダーシップを発揮した経験」が求められるためです。 ただ「バイトリーダーをやりました」というより、「他のスタッフの協力を取り付けたエピソード」を話す方が効果的です。

 以上のガクチカをもって、志望動機に「快適な空間にこだわりをもつ貴社の社風に共感しました」と書けば、説得力が出ます。

【関連記事】 【新卒】なぜこの会社を選んだのか|例文5つと書き方を解説  

「掛け持ち」の場合

 「アルバイトの掛け持ち」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論コンビニと居酒屋のアルバイトの掛け持ちに力を入れた。
2.動機新領域への挑戦がしたかったため。(挑戦的な社風の会社におすすめ)
3.目標異業種のアルバイトを掛け持ちすることで、それぞれの職場で求められるスキルを習得し、臨機応変な対応力を身につけること。
4.工夫それぞれの仕事に適応するのが困難だった。経験豊富な同僚に積極的に教えを請い、効率的な業務の進め方を学んだ。さらに、シフトの調整では職場の仲間と相談しながら、お互いに負担がかからないよう協力し合った。
5.結果異なるスキルを身につけることができ、適応力が向上した。
6.学び異なる環境に適応する力や時間管理の重要性を学びました。また、困ったときに周囲と協力し、助け合うことで仕事の質が向上することを実感した。
 

例文

 私はコンビニと居酒屋のアルバイトを掛け持ちし、新領域への挑戦に力を入れました

 異なる業種で求められるスキルを習得し、適応力や時間管理能力を向上させることを目標にしました。

 しかし、コンビニでは正確さとスピード、居酒屋では臨機応変な接客力が求められ、それぞれの仕事に適応するのが難しく、またシフト管理にも苦労しました。 そこで、経験豊富な同僚に積極的に教えを請い、効率的な業務の進め方を学びました。 また、シフトの調整では職場の仲間と相談しながら協力し合い、お互いに負担がかからないよう工夫しました

 その結果、業務にスムーズに適応し、掛け持ちの負担を軽減できました。コンビニでは正確で素早い作業、居酒屋では接客スキルが向上し、異なる環境での対応力が身につきました。

 この経験から、時間管理の重要性や、周囲と協力することで仕事の質が向上することを学びました

 

解説

 この例文では「就職活動の軸」である「新領域への挑戦」をアピールしています。 これを踏まえて志望動機に「貴社の次々に隣接領域に進出する挑戦的な社風に共感した」と書くと、説得力が高まります。 加えて「時間管理」「周囲との協力」という学びを「新規事業に取り組むのに役立てる」と述べることもできます。

 また、「両立」という観点では「学業」とも絡める人が多いです。 学業のガクチカについては次の関連記事で解説していますので、併せてご覧ください。

【関連記事】 【ガクチカ】学業での書き方と例文7選|深掘り質問に対応!  

「長く続けた」場合

 「アルバイトを長く続けた」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論スーパーのアルバイトを長く続けた。
2.動機プロジェクトに一貫して取り組む仕事がしたかったため。(ゼネコン・プラント業界・BtoCメーカーのマーケティング部門におすすめ)
3.目標長期的に働く中で、単なる業務の遂行にとどまらず、店舗の運営に貢献できるようになること。
4.工夫繁忙期には業務が立て込んでミスが増える困難があった。新人教育の際に業務をわかりやすく伝えることが難しかったため、マニュアルを作成し、実践を交えながら指導することでスムーズな教育ができるよう工夫した。
5.結果業務のスピードと正確性が向上し、繁忙期でも落ち着いて対応できるようになった。新人教育の成果として、スタッフ全体のスキル向上につながり、チームワークも強化された。
6.学び継続して取り組むことで、より深い視点から業務改善に関わることができると実感した。また、周囲と協力しながら働くことの大切さを学んだ。
 

例文

 私はスーパーのアルバイトを長く続け、プロジェクトに一貫して取り組む経験を積みました。

 単なる業務の遂行にとどまらず、接客スキルの向上や新人教育、業務の効率化に貢献することを目標にしました。

 しかし、繁忙期には業務が立て込んで余裕がなくなり、ミスが増える困難がありました。 そこで、経験豊富な先輩にアドバイスを求め、優先順位を意識した動き方を学びました。 また、新人教育では業務をわかりやすく伝えることが難しかったため、マニュアルを作成し、実践を交えながら指導することでスムーズな教育ができるよう工夫しました。

 その結果、業務のスピードと正確性が向上し、繁忙期でも落ち着いて対応できるようになりました。 後輩の成長によりスタッフ全体のスキル向上にもつながり、チームワークが強化されました。

 この経験を通じて、長く続けることで業務改善に主体的に関わることができると実感し、周囲と協力しながら働くことの大切さを学びました

 

解説

 「長く続けること」を「プロジェクトに一貫して取り組むこと」と言い換え、ビジネス感を強めています。 同僚とのコミュニケーションを重視し、マニュアル作成などで「主体性」と「周囲との協働」をアピールしています。 こうすることで、志望動機に「プロジェクトに一貫して取り組む仕事内容に惹かれた」と書くことができます。

 

「塾講師」の場合

 「塾講師のアルバイト」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論塾講師のアルバイトに力を入れた。
2.動機勉強以外で子どもを喜ばせる価値創造がしたかったため。(どの業界でもおすすめ)
3.目標ただ授業をするだけでなく、生徒が勉強を前向きに楽しめるような指導をすることを目標にした。特に、学習意欲の低い生徒にも関心を持ってもらうために、授業の工夫を意識した。
4.工夫初めは、生徒によって理解度やモチベーションが異なり、全員を満足させる指導が難しいと感じた。そこで、生徒一人ひとりの得意・不得意を把握し、それぞれに合った声かけや学習方法を試した。また、勉強に対する苦手意識をなくすため、身近な話題やゲーム要素を取り入れた授業を行い、楽しさを伝える工夫をした。
5.結果生徒の積極性が増し、「勉強が楽しくなった」と言ってもらえるようになった。また、学習習慣がついたことで成績向上にもつながり、やりがいを感じた。
6.学び相手に寄り添い、工夫次第で学ぶことの楽しさを伝えられると実感した。また、一人ひとりに合ったアプローチを考えることの大切さを学んだ。
 

例文

 私は塾講師のアルバイトに力を入れました。

 勉強以外の面でも子どもを喜ばせ、価値を創造することを目標に、ただ教えるだけでなく、学習を楽しめる指導を心がけました。

 しかし、生徒によって理解度やモチベーションが異なり、全員に効果的な指導をすることが難しいと感じました。 そこで、生徒一人ひとりの得意・不得意を把握し、それぞれに合った声かけや学習方法を試しました。 また、勉強への苦手意識を減らすため、身近な話題やゲーム要素を取り入れた授業を行い、楽しさを伝える工夫をしました。

 その結果、生徒の積極性が増し、「勉強が楽しくなった」という声をもらうようになりました。 さらに、学習習慣が身についたことで成績向上にもつながり、やりがいを感じました。

 この経験を通じて、工夫次第で学ぶことの楽しさを伝えられると実感し、一人ひとりに合ったアプローチを考えることの重要性を学びました

 

解説

 この例文では「勉強以外の付加価値」をテーマに書いています。 例えば「クルマを売る」だけでなく「事故が起きにくいクルマ」という付加価値があると、高く売れますよね。 「新たな価値創造を目指す社風の会社」に対しては、「付加価値」をテーマにするとよいでしょう。

 

「ブライダル」の場合

 「ブライダルのアルバイト」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論ブライダルのアルバイトに力を入れた。
2.動機感動を生み出す仕事がしたかったため。(エンターテイメント企業におすすめ)
3.目標結婚式という一生に一度の特別な日に関わる中で、新郎新婦やゲストに感動を与えることを目標にした。特に、細部まで気を配り、サービスや演出を通じて、思い出に残る瞬間を作ることを意識した。
4.工夫結婚式当日は非常に忙しく、複数の作業を同時進行でこなすことが困難たった。これを乗り越えるために、チームと連携を強化し、事前に役割分担を明確にし、問題が起きた際は迅速に対応できるよう準備を徹底した。
5.結果ゲストから「素晴らしい式だった」と感謝の言葉をいただくことができ、新郎新婦からも「ありがとう」と言ってもらえたことが、何よりの成果たった。
6.学び忙しい中でも冷静に対応し、チームで協力することの大切さを学んだ。また、人々の特別な瞬間に関わる仕事の意義を実感し、感動を生み出すために細かい気配りと準備が不可欠であることを理解した。
 

例文

 私はブライダルのアルバイトに力を入れました。

 感動を生み出す仕事がしたかったため、結婚式という特別な日に関わることを選びました。 目標は、新郎新婦やゲストに感動を与え、思い出に残る瞬間を作ることでした。 特に、サービスや演出を通じて、細部まで気を配り、最高の一日を提供することを意識しました。

 しかし、結婚式当日は非常に忙しく、複数の作業を同時進行でこなすため、ミスを避けるために慎重に行動しなければならず、予期しないトラブルも発生する困難に直面しました。 この困難を乗り越えるため、チームとの連携を強化し、事前に役割分担を明確にし、問題が起きた際には迅速に対応できるよう準備を徹底しました。

 その結果、ゲストから「素晴らしい式だった」と感謝の言葉をいただき、新郎新婦からも「ありがとう」と言ってもらえることができました。

 この経験を通じて、冷静さを保ちつつチームで協力する重要性を学び、感動を生み出すためには細かい気配りと準備が不可欠であることを実感しました

 

解説

 この例文では「感動」をテーマに書いています。「リーダーシップ」をアピールしつつ、「感動を生む方法」を学んだとしています。 以上を踏まえて、例えばソニーやオリエンタルランドなどエンタメに関わる企業に対し、「感動への熱意のある社風に共感した」と志望動機を書くと説得力が出ます。

 

「ホテル」の場合

 「ホテルのアルバイト」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論ホテルのアルバイトに力を入れた。
2.動機愛知に渋谷をつくりたかったため。(鉄道業界・不動産業界など地域活性化に積極的な企業におすすめ)
3.目標地域に密着したサービスを提供し、訪れるお客様に感動を与えてリピーターを増やすことを目標にした。また、地域特有の魅力を活かした接客やサービスを提案し、ホテルを拠点に地域活性化に貢献できるよう努力した。
4.工夫忙しい日々の中でクオリティを維持することが難しいと感じた。これを乗り越えるために、日々の業務の中でお客様の小さなニーズを察知し、気配りを大切にした。
5.結果地元の観光名所との連携を強化し、ホテルのリピーターが増加した。お客様から「また来たい」と言っていただけることが増え、地域全体の魅力を再発見してもらうことができた。
6.学び顧客満足を高めるためには、細やかな気配りと地域とのつながりを大切にすることが重要だと実感した。また、チームで協力して地域と一体になった取り組みを行うことが、長期的な成果につながることを学んだ。
 

例文

 私はホテルのアルバイトに力を入れ、地域活性化に関連してリピーター獲得に取り組みました

 愛知に渋谷をつくるという夢を持っており、その一環として地域とのつながりを深め、地域の魅力を活かしたサービス提供を目指しました。 目標は、訪れるお客様に感動を与え、リピーターを増やすことでした。

 しかし、リピーター獲得には顧客満足度を高めることが必要で、忙しい中でそのクオリティを維持するのは難しいと感じました。 この課題を乗り越えるため、お客様の小さなニーズを察知し、丁寧な接客を心掛けました。 また、地域の観光地やイベントを紹介するなど、ホテルを超えた地域活性化にも積極的に関わり、お客様に特別な体験を提供しました。

 その結果、ホテルのリピーターが増加し、お客様から「また来たい」と言っていただけることが増えました。 地域全体の魅力を再発見してもらうことができ、地域貢献にもつながったと感じています。

 この経験から、顧客満足度を高めるためには、細やかな気配りと地域との協力が重要であることを学びました

 

解説

 この例文では「ホテルでのアルバイト」と「地域活性化」を関連付けています。 定型業務ではなく「観光地の紹介」のように「主体的に取り組んだ内容」を書くことを意識しましょう。 このガクチカをもって「地域活性化に積極的な貴社の社風に共感しました」と志望動機に書くと、説得力が出ます。

 これに関連して、「まちづくり」を就活の軸に設定する場合の例文を次の関連記事で解説しています。 もちろん「愛知に渋谷をつくりたい」でも利用可能です。

【関連記事】 【就活の軸】まちづくりの例文12選|地域密着をアピールする  

「学童保育」の場合

 「学童保育のアルバイト」で書く場合の例文を紹介します。

1.結論学童保育のアルバイトで、ゴミの分別を教えることに力を入れた。
2.動機持続可能社会を実現したかったため。(メーカー・プラント業界におすすめ)
3.目標子どもたちにゴミの分別の重要性を理解させ、日常的に実践できるようにすることを目標にした。また、楽しく学べるような活動を通じて、環境への意識を高めてもらうことを目指した。
4.工夫ゴミの分別に対する関心が低いという困難に直面した。そこで、分別の重要性を伝えるために、ゲームやチャレンジ形式で学ぶ方法を取り入れる工夫をした。
5.結果子どもたちはゴミの分別を積極的に行うようになり、保護者からも「家でも分別をするようになった」との報告を受けることができた。
6.学びただ教えるだけでなく、楽しく学ぶ方法を取り入れることが大切だと学んだ。
 

例文

 学童保育のアルバイトで、ゴミの分別を教えることに力を入れました

 持続可能社会を実現したいという思いから、環境問題に対する意識を子どもたちに育んでほしいと考えたためです。 目標は、子どもたちがゴミの分別を理解し、日常的に実践できるようになることでした。

 しかし、最初はゴミの分別に関心が低く、面倒だと感じている子どもも多く、積極的に取り組んでもらうのが困難でした。 この課題を乗り越えるために、分別の重要性を楽しく学べるようにゲームやチャレンジ形式を取り入れました。 ゴミを分別した後、その結果がどのように環境に影響を与えるかを説明し、子どもたちが楽しく学べるよう工夫しました。

 その結果、子どもたちは積極的にゴミの分別を行い、保護者からも「家でも分別をするようになった」と報告を受けることができました。

 この経験を通じて、教育においては楽しさや工夫を取り入れることが重要だと学びました。また、子どもたちが環境に対する意識を高めることが、持続可能な社会に繋がることを実感しました

 

解説

 この例文では「学童保育そのもの」ではなく「ゴミの分別を教えること」に注目して書いています(保育自体は命令されてする仕事のため)。 ゲーム要素・チャレンジ要素を取り入れることで「環境意識を高められた」経験を前提にすれば、 「持続可能社会を目指す貴社の社風に共感しました」と言った際に説得力が出ます。

 

書き方のポイント

 ガクチカを書く際は、次のことに注意しましょう。

  1. 肩書自慢をしない
  2. 勝手にやった仕事を書く
  3. 就職活動の軸を必ず設定する
 

1.肩書自慢をしない

ポイント肩書は伏せる

 「リーダーシップ経験」を問われて、つい「バイトリーダーをやりました」と言ってしまいがちです。 ですが、面接官が聞きたいのは「エピソード」であって「肩書」ではありません。

 特に就活では「自称バイトリーダー」が大量発生するため、肩書を聞いた瞬間に興味をなくす面接官もいます。 そこで、あえて肩書は伏せておいて「周囲の協力を得た経験」「新人をほめて伸ばした経験」などエピソードだけを話しましょう。

 

2.勝手にやった仕事を書く

ポイント主体性をアピール

 「レジ打ち」「接客」といった定型業務命令されてやる仕事のため、これを話すと「主体性がない」として落とされる原因になります。

 例えばレジ打ちなら「効率化のためにボタン配列を提案した」、接客なら「強化したい客層の心に響く商品提案を研究した」といったように、 勝手に思いついてやった仕事を書きましょう(もちろん店長への相談は必須)。

 「アルバイト経験」をガクチカに書いて落とされる原因は、ここにあります。

 

3.就職活動の軸を必ず設定する

ポイント就職活動の軸が必須

 就職活動の軸は必ず設定しましょう。 これは「将来の夢」のことですが、「軸の実現のため」という観点で「ガクチカ」「志望動機」などすべての回答を統一しないと、次のような圧迫面接を受ける原因になります。

 しかし、これらに対して「価値創造がしたいからです」と答えられたら、価値創造人間としてアピールできます。 軸の作成は「正攻法」でやると面倒ですから、社風から逆算する方法がおすすめです。 詳しくは次の関連記事で解説していますので、軸がまだできていない場合はぜひ、ご覧ください。

【関連記事】 【就活】逆算の自己分析|志望動機ファーストのやり方を解説!

 また、ガクチカの書き方の詳細は次の関連記事でも解説しています。

【関連記事】 【例文】学生時代頑張ったことの書き方|面接の定番質問に対応!  

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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