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「社会人」ってそんなに偉いの?

 社会人とは、社会に参加し、主に「労働」する人を指す言葉です。 よく新入社員には「社会人としての自覚を持て」と言いますし、 学生には「社会人になってから言え」と言います。

 「俺、社会人だから」などといわば自慢のように自らを呼称する場合もありますし、 たいていの場合、専業主婦学生よりも階級が高いという認識があります。

 さて、そんな「社会人」について考えてみましょう。




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「社会人」とは?

 社会人とは、そもそもいったい何なのでしょうか。

 「社会」という言葉は「人と人のつながり」を意味する言葉であり、 一定の人間の集合、組織化された人間の集合を「社会」と呼びます。

 例えば日本人全体を指すときは「日本社会」と言います。世界全体を指すときは「国際社会」といいます。 ある地域に限るときは「地域社会」と言いますし、女性に限るときは「女性社会」ないし「女社会」といいます。

 いわゆる「社会人」という言葉に、学生や専業主婦は含まれていません。 学生や専業主婦は社会を構成していないという扱いを受けているのです。

 しかし、「社会」の構成員には人と関わりをもったあらゆる人物が該当します。 専業主婦は選挙権もあり、消費者として、家庭の構成員として、社会の構成員です。 学生も同様に学校の構成員であり、家庭の構成員であり、消費者でもあります。

 労働者に限らず、人と関わりを持った人はすべて社会人であるはずです。

 労働者が労働者でいられるのは、消費者が存在するからです。 学生がいなければ学校は必要ありませんし、消費者がいなければ工場もスーパーもいらないわけです。

 これは本来非常に広範な言葉である「社会」を過度に限定し、 「労働者」のみを指して使われるために起きる矛盾です。

 「社会人は時間がない」「社会人は忙しい」「社会人は辛い」と偉そうに言いますが、 これは労働者のみの特徴です

 投資家や資産家、株やFXのトレーダー、漁師、農家、自営業者その他、 時間がないとも限りませんし、忙しいとも限りません。辛いかどうかも本人次第です。

 しかしこれらの人々は「社会人」から除外して考えられます。 サラリーマンは、サラリーマン以外の生き方を知らないからです。 「社会」とは労働者を指し、サラリーマンのことであると勘違いしているわけです。

 そしてサラリーマンは、自分がいかに崇高で高尚な存在であるかを主張するために、 自らを「社会人」と過度に一般化して自称し、「専業主婦や学生は社会人ではない」 と、差別意識を持つことで自我を保っているのです。

 

「社会人」は偉い?

 いわゆる社会人はなぜ偉そうなのか考えてみましょう。

 サラリーマンの言う「社会人」に従って言えば、働いている人が偉いというわけです。 働くとなぜ偉いのでしょうか。働いた場合何が起きるのか考えてみましょう。

  • 経営者の命令で物やサービスを作る
  • 経営者に利益を生み出す
  • 経営者から経費として給料をもらう
  • 余分なお金で買い物をし、他の経営者に利益を生み出す

 さて、物やサービスを作るという点については、サラリーマンじゃなくてもできることです。 特に専業主婦は家族に対してサービスを行い、食材を調理して食事に出します。 洗濯や掃除などの家事を代行し、労働者の家事の負担を軽減します。

 余分なお金で買い物をし、他の経営者に利益を出すことは、 誰にでもできることです。特にサラリーマン専用の行為ではありません。

 では、サラリーマン専用の働いた効果といえば、 経営者に利益を生み出すことと、経営者から給料をもらうことです。 経営者のために働き、経営者の費用として計上されることが、サラリーマンの本質です。

 これの一体何が偉いのでしょうか。学生もアルバイトをすれば、経営者に利益を生み出し、 経営者から給料をもらいます。専業主婦も家事の見返に労働者から生活費を受け取っています。 なんら違いはないように思えます。

 ときどき「納税」を理由に社会人は偉いという人がいます。

 では問います。いったいいくら納税したの?と。

 サラリーマンが支払う所得税など、月々5000円~数万円です。 そんなに偉そうにできる金額でしょうか

 納税が偉いというのであれば、社会人よりもっと偉い人たちがたくさんいます。 自営業者資産家投資家です。 彼らは一人でかなりの金額の法人税や住民税、所得税を支払っています。

 もっといえばキャバクラのお姉さんやスナックのママのほうが納税額では上です。

 一方で消費税は、年間100万円使えば8万円の消費税を納めたことになります。 労働者の代わりに消費し、消費税を払っている専業主婦や学生のほうが高額納税者ではないでしょうか。

 

「社会人」が偉そうな理由

 サラリーマンと専業主婦、学生の違いは、外貨の獲得です。 いくら専業主婦や学生が労働者の代わりに家事をやっても、 労働者が「お金」という外貨を稼いでこなければ、生活を維持できないわけです。

 そこで、「自分は家庭の大黒柱である」という意識が生まれます。 確かに家庭内ではなくてはならない存在であり、大黒柱であることでしょう。

 しかし、よその家庭の主婦や学生には関係のない話です。 特によその家庭の主婦や学生のために何かをしているわけでもなく、 「俺は社会人様だ!」と威張れる理由などないのです。

 それでも社会人は「偉い」と言いたがります。この理由を考えてみました。

 会社のためにやりたいことを我慢し、上司に偉そうにされながら我慢して働き、 給料をもらって家族を養っている。こんな苦しみを知らない専業主婦や学生より俺は偉いと思わなければやっていけない。

 とまあ、こんなところでしょう。

 私もいわゆる「社会人」の一員になってしまいましたが、 社会人が偉いとはとても思えません。結局のところ、私は納税額が高いほど偉いと思っているからです。 しかし、サラリーマンの納税額などどんぐりの背比べです。

 本当に偉いと思うのは事業税や法人税を1人で支払っている自営業者や、 投資の利益の20%を税金として納めている投資家、 起業して納税するほど会社を成長させた経営者です。

 サラリーマンなど、年間数十万円の納税で偉そうにできる立場ではないと思います。

 

「社会人」と自称するのはやめよう

 社会人と自称するのは恥ずかしいことだと思います。 「社会」の意味をよく理解しておらず、あらゆる人が社会の構成員であることを無視し、 サラリーマンが世界の中心だと思い込んでいる証拠です。

 それでも「専業主婦や学生より社会に通じているから社会人だ」と言うのであれば、 以下のように言えます。

 1つの会社で働いたくらいで「社会」を語るな!それは社会人ではなく「会社人」の間違いではないか?

 サラリーマンの通じている社会は、自分の属する業界とその取引相手に限られます。 食品メーカーの人が半導体メーカーの人と関わることはありませんし、 飲食店勤務の人はプラントエンジニアリング業界の人と関わることはないのです。

 一方で専業主婦は井戸端会議で様々な主婦と出会いますし、 買い物をすればいろんな業界の店員さん、主婦つながりで労働者と接する機会もあるわけです。

 学生は教授や学生だけでなく、ゼミやサークルでいろんな業界の労働者と接する機会がありますし、 起業家や投資家と出会うこともあるわけです。

 特に会社で働いているかどうかは、社会に通じているかどうかに関係のない話です。

 要は、あらゆる人が社会人なのです。 それに特に崇高な存在でも、高尚な存在でもありません。 恥ずかしいので自称「社会人」はやめましょう。

 

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。




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