【就活】女子内定率過去最高の理由|男性が不利なわけではない
近年、新卒採用において女子学生の内定率が上昇を続けています。男子学生より内定率が上回る年も増え、 女子就活生にとっては就活がしやすくなったと言えるでしょう。一方男子就活生は、自分の内定枠が奪われているように感じる人も少なくないようです。 なぜ女子学生の内定率が高くなっているのか、その理由を解説していきます。
この記事の要点
- 女子学生が貴重なので、争奪戦になる!
- 男女問わず、ビジョンの一致がなければ採用しない!
- 就活の軸なくして内定なし!
- 出世を目指すなら、全社コースの総合職を選ぼう!
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女子学生が内定を取れる理由
女子学生が内定を取りやすい理由は、次の3つです。
- 女子学生が少ないため
- 総合職以外の選択肢があるため
- 逆境に立ち向かってきたため
女子学生が少ないため
女子学生はレアなので、争奪戦になる!
「管理職比率目標」などが設定され、女子採用を増やしたい会社は多いです。 しかしその一方で、大学生の女子比率は35%しかありません。 特に理系学部では10%未満になることも多く、彼女づくりに苦労する男子学生は心当たりがあるでしょう。
つまり、女子学生はレアなので争奪戦になるというわけです。
総合職以外の選択肢があるため
総合職以外の区分で、内定を確保できる!
男性への社会的圧力はいまだ強く、稼げる総合職しか選択肢がないどころか、 その中でも「有名企業」「高収入企業」など変なプレッシャーを受けて志望先を限定してしまいがちです。
一方で女性の場合、「総合職」以外の選択肢、例えば「一般職」「エリア総合職」「時短正社員」などがあります。 特に一般職は実質女性専用ですから、その枠が女子内定率を引き上げていると言えます。
逆境に立ち向かってきたため
世間に惑わされず、ビジョンに従った実績がある!
良くも悪くも「上昇志向」を強要されて育つ男性に比べて、女性はそのような圧力があまりありません。 逆に「結婚して家庭に入るべき」というような旧時代の常識で押し込められることもいまだ多く、 女子学生はそのような逆境に立ち向かって、のし上がってきたと言うことができます。
企業の人事へのインタビューなどで「女子学生は優秀な人が多い」と評されることが多いです。 「志」に従って自ら勉強に取り組んで、ここまでやってきたわけです。 そう、ビジョンのために努力する人は、会社が採用したい人材です。
女子学生が有利なわけではない
性別以前に、ビジョンの一致なくして内定なし!
就活は、女子学生が有利なわけではありません。 前述1番目の「男女比」の問題も、「学生の男女比」の通りに採用しようというだけの話ですから、 「男性の枠を女性が奪う」のではないことに注意してください。
総合職の採用において、「性別」よりよっぽど重要なのがビジョンの一致です。 実は「学歴」「海外経験」「コミュニケーション能力」などは二の次三の次の「オプション」に過ぎません。 それ以上に「会社と同じビジョンを持っていること」が重要です。
ビジョンのことを就活用語で「就活の軸」と言いますが、 これが会社の経営理念と一致していることが内定の条件であり、これがなければ男女関係なく不採用になります。
女子学生がレアなため内定を取ると目立ちますが、その裏には「ビジョンの一致を意識して就活に取り組んだ」という理由があります。 就活は、まず「就活の軸」を持つことから始めましょう。
就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!
就活の軸・ES作成には、「【キャリアチケットスカウト】 」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。
このアプリでは5つの質問に、回答を選択するだけで自己分析が完了し、アプリ起動から「3分」で就活の軸を持つことができます。 またESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。
加えて、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。
時短正社員やエリア総合職に注意
出世を目指すなら、全社コースの総合職を選ぼう!
時短正社員を例に挙げて、「女性の働く環境が整っている」と言う人もいます。 「時短正社員が管理職になった」などとニュースになったりしています。 しかし、時短正社員なるものを簡単に信用してはいけません。
時短正社員とは文字通り、普通の正社員より労働時間が短い正社員を指して言います。 時短正社員は1日7時間労働だったり、6時間労働だったりします。 「正社員だから」といって、安易に選択してしまうと失敗します。
やはり会社は1日8時間に加え、ある程度の残業が前提です。 特に総合職の場合はこの考え方が顕著で、人生のうちどれくらいを会社に捧げたかが、 昇進や昇給に響いてきます。
エリア総合職のページでも説明していますが、会社への貢献度の高い社員が出世するのが当たり前です。 時短正社員にできる仕事は限られています。なにしろ労働時間が短いですので、 バリバリ出張にいくこともできなければ、長時間の会議に出席することもできません。
「正社員にはできて、時短正社員にはできない仕事」がたくさん出てくるわけです。 さて、課長ならまだしも、部長や役員クラスにまで出世できるでしょうか。
時短正社員も女子内定率を押し上げる重要な要素ではありますが、 出世を目指すのであれば時短正社員ではなく、総合職で就職するべきです。
自分の”今”の実力をチェック!
「OfferBox」 はスカウト型就活サイトで、設定したプロフィールを読んだ企業が選考への招待を送ってくれる無料サービスです。 が、これを自分の実力チェックに利用できます。
というのも、このサイトでは登録時にプロフィールを設定するのですが、 就活でするべき「アピールポイント」を詰め込んだ設問になっており、「スムーズに入力できれば問題なし」「詰まったらそこが面接で突かれるポイント」です。 入力率80%になるとおよそスカウトが受け取れるそうですが、そこが選考合格の最低ラインということになります。
そして最も役立つのが、「適性診断AnalyzeU+」を無料で利用できて、結果が見れる点です。 選考本番では適性診断を受けますが、受かっても落ちてもその結果はわからないままです。 ですが、こちらを受けておけば「面接官の持っている書類に自分がなんと書かれているか」がわかるというわけです。
これをもとに長所や短所を選び直せば「自分のことをよく理解できている」ことがアピールできますし、 面接で「悪いところが出ないように気を付ける」こともできます。 大学生なら完全無料ですから、自分の今の実力を知るために、一度受けておきましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
本命企業の選考を受ける前に!
本番の前に、模擬試験!
筆者の私の就活は、本命中の本命企業が1社目の採用選考でした。 自己分析もなしにエントリーシート・WEBテストに失敗し、それでも幸い面接に呼んでもらえたのですが、 そこでも今思うとありえない失敗をしていました。当然不合格です。
「もしあの企業の選考が1社目じゃなかったら」と悔やんでも悔やみきれません。
「1社目を1社目ではなくする」ことができるのが、「ジョブトラ」 というイベントです。なんとジョブトラ卒業生、三菱商事やサントリー・JR東海・味の素などの人気企業の内定者が続出しています。 それもそのはず、ジョブトラでは自己分析やグループワークなど今の自分が完璧な状態かどうかを知ることができるからです。
このイベントは約4時間と長めですが、前半に自己分析や企業研究などの講座を行い、後半は「ビジネスゲーム(グループワーク)」を実施します。 このグループワークは国内大手企業や外資系企業が採用している形式で、終了後はフィードバックがもらえます。 自分の強みや弱みを客観的に評価してもらえるので、本命企業の選考を受ける前にぜひ参加しておきたいですね。
一切の事前準備が不要で完全無料、年間300回以上開催、すでに10万人以上が参加した人気イベントと、 ここでは伝えきれない魅力が詰まっています。公式サイトをぜひご覧ください。
→「ジョブトラ」の公式サイト
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)
選考体験談が詳しすぎる!
「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。
エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。
「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。
ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。
本命企業に応募する前に、やっておきたいこと
「自己分析」をよくわからないまま、放置してない?
筆者の私は自己分析をしなかったがゆえに本命企業11社全滅という憂き目に遭いました。 自己分析のことを「性格診断か何か」だと思い込んで放置していたのですが、 そのためにエントリーシートで一貫した熱意を伝えることができなかったのです。
その後、やり直して1ヶ月で内定を得るに至ったのですが、「本命企業の応募前にやっておけば・・・」と思っても後の祭りです。 就活に悔いを残す結果となりました。
【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを使えば、アプリ起動から3分で自己分析が完了します。 エントリーシートの作成サポート機能もあるので、自分のESが伝わるESかどうかを確認することができます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析を始めてみましょう。もちろん完全無料です。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。