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26卒の早期選考はいつから、いつまで?企業一覧86社

早期選考はいつから、いつまで?

 早期選考とは何か、いつから始まるのか、なぜ受かりやすいと言えるのかについてまとめました。 実施企業の一覧や、その探し方、合格するための対策なども解説しています。

この記事の要点

  1. 早期選考とは、学部3年生(修士1年生)の10月~2月に行われる選考
  2. 「夏期インターンシップ」が応募条件になっている場合がある
  3. 実施する企業を一覧にして紹介
  4. 本選考との違いを解説


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早期選考とは?

3月以前に行われる採用選考のこと!

 早期選考とは、政府の定めた日程(3月1日)より早い時期に実施される採用選考のことです。 大学3年生(修士1年生)夏・秋から、翌年2月末までに実施される採用選考がこれに該当し、 近年では大学生の就職活動において重要な位置づけとなっています。

 内閣官房は、「就職・採用活動に関する要請」として以下の通り「就活の時期」を定めています。

  • 広報活動開始  :卒業・修了年度に入る3月1日以降
  • 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日  :卒業・修了年度の10月1日以降

 しかし、現実にはこの要請を無視して選考を開始してしまう企業が多く存在しており、 25卒では約4割の学生政府ルールでの解禁日を迎える前に内定を取得しています。 政府ルールが有名無実化しているため、これに参加しなかった場合、志望企業の募集が終了してしまう危険があります。

参考:就職プロセス調査|就職みらい研究所

 

スケジュール

 早期選考は、大学3年生の10月から翌年2月末までの間で実施されます。 ただし、志望先によってはそれより早い6月からの活動が必要になる場合があります。 この理由をスケジュールで確認しましょう。

 

大学3年生の6月~9月:インターンシップに応募・参加する

 大学3年生の夏から順次実施されるインターンシップですが、早期選考に招待される条件になっている場合が多いです。 つまり、志望先のインターンシップに参加できなかった場合、早期選考が受けられない可能性があるということです。

インターンシップ参加者限定の早期選考

 インターンシップの応募受付は大学3年生の6月1日より、ナビサイト(リクナビ・マイナビなど)を通じて開始されます。 そして8月~9月に渡って実施され、その間に企業は有望な学生を選定します。 早期選考を受けるためには6月から9月の取り組みが非常に重要ですので、注意してください。

 

大学3年生の10月~2月:早期選考を受ける

 早期選考は大学3年生の10月以降、順次開始されます。 そして本選考が開始される3月以前、つまり大学3年生の2月末までで終了します。

 ただし「インターンシップ」が条件になっていない企業もあり、誰でも応募可能な早期選考も存在します。 夏のインターンシップを逃した場合でも、志望度の高い企業では採用サイトの確認が必要です。

誰でも応募可能な企業

 

実施企業の一覧

 早期選考を実施している企業を一覧にして紹介します。 大きく分けて下記の2種類がありますので、それぞれ分けてリスト化しました。

 また、次の関連記事では「実施企業の一覧」以外にも早期選考を受ける方法を複数紹介しています。

【関連記事】 早期選考はどうやって受ける?|実施企業の探し方

 また、合格ESや選考体験の口コミの集まる「ワンキャリア」では、 その歴代就活生の口コミ選考に直結すると言われているインターンシップの特集がされています。 企業は表立って「優遇選考があるよ」とは言いにくいのですが、中には「採用直結」と明記している企業もあります。

 締切間近の企業も多いですから、志望企業の募集がないか今すぐ確認しておきましょう

選考優遇が受けられるイベントを確認する

 

インターンシップ参加者限定のもの

インターン参加者だけの優遇選考がある企業!

化学メーカー
三菱ケミカル三井化学日本パーカライジング
ダイセル東京応化工業エア・ウォーター
電機メーカー
キーエンス東京エレクトロン日立製作所
ダイキン工業JVCケンウッドSCREENホールディングス
コニカミノルタ日本ヒューレット・パッカードミネベアミツミ
ダイヘン浜松ホトニクスウシオ電機
日本光電日機装
機械メーカー
川崎重工業ダイフクサトーホールディングス
DMG森精機
非鉄金属メーカー
古河電気工業
自動車部品メーカー
日本特殊陶業
プラントエンジニアリング
日揮東洋エンジニアリングJFEエンジニアリング
総合商社専門商社
双日阪和興業
マスコミ業界
テレビ朝日毎日放送讀賣テレビ放送
関西テレビ放送テレビ大阪フジテレビ
日本テレビテレビ東京TBS
毎日放送東海テレビ放送網日本放送
朝日新聞社読売広告社サイバーエージェント

※リンクをタップするとMY就活ネット独自の企業研究が読めます。

 

誰でも応募可能なもの

インターン関係なしに、誰でも参加できる!

マスコミ業界
選考開始時期会社名
11月開始テレビ朝日
12月開始毎日放送、読売テレビ放送、関西テレビ放送、テレビ大阪、サイバーエージェント
1月開始フジテレビ、日本テレビ、テレビ東京、TBS、毎日放送
2月開始東海テレビ放送網、日本放送、朝日新聞社、読売広告社
3月開始毎日新聞、読売新聞、日経新聞、東洋経済新報社等
建設・プラントエンジニアリング業界
選考開始時期会社名
1月開始東洋エンジニアリング
2月開始
メーカー
選考開始時期会社名
10月開始積水化学工業
12月開始ディスコ古河電気工業
1月開始
2月開始
IT業界
選考開始時期会社名
12月開始エクサ、ソフトバンク
1月開始シーエーシー、トレンドマイクロ
2月開始DTS、NSD、システナ、さくら情報システム

※リンクをタップするとMY就活ネット独自の企業研究が読めます。

 

 早期選考を実施する企業の探し方を解説します。

 最もよいのは「6月以前に志望企業を探しておいて、採用ページを毎日チェックする」ことですが、 そこまで準備万端の学生はなかなかいないと思います。 そこで、以下のような方法を取りましょう。

 

就職四季報を読む

就職四季報ナシの就活はありえない!

 就職四季報で、企業の選考開始時期をチェックすることができます。

 四季報はもともと投資家向けの会社情報誌ですが、 そのコネクションを活用して就活生向けに採用データを詳細にまとめたものが、就職四季報です。

 各企業の「選考開始時期」のみならず「採用人数」「採用大学」「平均年収」「残業時間」「有給消化率」の他、 「ビジネス上の強み」の解説まで掲載されています。 「ホワイト企業」や「隠れ優良企業」を探すのにぴったりな一冊です。

 ただし、掲載されている「選考開始時期」はあくまで過去実績であり、今年がどうなるかは自分で確認する必要があります。 この本でいい会社を見つけたら採用ページを見に行って確認するのが良いでしょう。

アマゾンで就職四季報を購入する

 

スカウト型就活サイトを使う

会社にあなたを探してもらおう!

 2つ目の方法が、スカウト型就活サイトを使うことです。 おすすめは、 「OfferBox」 です。

 OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。

 他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。

 一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。

→「OfferBox」でスカウトをもらう

 

「ジョブトラ」に行く

 その場で早期選考が受けられる!

 「ジョブトラ」に参加するという方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」をさらに進化させた就活イベントで、「合同説明会+グループワーク」を半日で行うものです。 グループワークは最大6社の人事が見ている中で実施し、うまくいけば優遇選考に招待されます。 簡単に言えば「内定直結のイベント」です。

 ポイントは、自己分析もエントリーシートも不要で事前選考なし。 書類がないので学歴も関係ありません。つまり「学部3年生(修士1年生)」なら誰でも地頭力で勝負ができるというわけです。 合説が終わったらその場でグループワークですので、その場で早期選考が始まります

 「選考を体験しておく」のは有効で、普通の人が本命企業に落ちてから気づく「自分に足りないこと」を、先取りで身につけることができます。 加えてイベント中に、選考の注意点など最新トレンドの「使える就活スキル」を教えてくれるため、 ジョブトラ参加者の3人に1人が早期内定を獲得するほど、たった半日で就活力が上がるのです。

 もちろん「練習」のつもりで参加すればいいのですが、有名中小企業が秘密裏に参加しているイベントです。 合説フェーズで気に入った会社に「高評価」をつけておくと、グループワークでその企業の人事が注目してくれますので、試してみてください。

 11月21日現在、今年もすでに学部3年生(修士1年生)の募集が始まっています。 もちろん完全無料ですから、まずはジョブトラで選考を体験しておきましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

本選考との違い

早期選考は合格率が2倍以上!

 早期選考と本選考の違いは、「内定の時期」「競争倍率」「面接回数」にあります。 インターン経由の場合はグループワークや一次面接が免除されるなどの特典もあります。

 以下に、両者の違いを一覧にしてまとめました。 早期選考は、本選考より受かりやすいことが一目瞭然かと思います。

違い早期選考本選考
内定の時期学部3年生の2月以前学部4年生の4~7月
競争倍率7.7倍100~300倍
合格率36.2%15.7%
面接回数2回程度3~4回+α

 次の関連記事では「準備不足」であっても早期選考を受けるべき理由について、詳しく解説しています。

【関連記事】 早期選考は準備不足でも受けるべき!メリット・デメリットを解説  

何社受ける?

平均4~6社受ける!

 早期選考は何社受けるかというと、平均4~6社です。

 本選考が平均16社なのに比べるとかなり少ないですが、 早期選考に応募した学生のうち約半数が内定を取得することができており、合格率が高いと言えます。 この合格率は、24卒で36.2%、23卒で29.4%となっており、本選考の合格率が15.7%なのに比べると約2倍です。

卒業年度合格率受けた数内定数
24卒36.2%4.39社1.59社
23卒29.4%5.68社1.67社
(本選考)15.7%16.02社2.52社

参考:『就職白書2024』データ集|就職みらい研究所

 

競争倍率

競争倍率は平均7.7倍!

 早期選考の競争倍率は、「平均して7.7倍」です。一方の本選考では有名企業で100~300倍、BtoB企業でも10~80倍になりますので、 ほとんどの会社で「10倍以上受かりやすい」ということができます。 なぜならライバルが少なく、また採用予定枠がフルで空いているためです。

 就職プロセス調査(就職みらい研究所)によると、 24卒では「4.39社受けて1.59社の内定を取得」、23卒では「5.68社受けて1.67社の内定を取得」するのがそれぞれ平均でした。 これを元に「落ちる確率」を計算すると、以下の通りになります。

卒業年度落ちる確率受けた数内定数
24卒63.7%4.39社1.59社
23卒70.6%5.68社1.67社

 「早期選考は落ちる確率が63.7%」ですが、「本選考が落ちる確率84.3%」なのに比べたら受かりやすいです。 次の関連記事では、「落ちる確率」の他に落ちた場合の対策についても解説しています。

【関連記事】 早期選考に落ちる確率|落ちたらもう一度受けられる?  

面接回数

面接は2回程度が主流!

 早期選考は面接回数が少なく、2回程度で内定に進む場合が多いです。

 本選考では「3~4回」に加えて間にリクルーター面接・工場見学などのイベントを挟むことがあります。 早期選考では応募者が少ない分、絞り込みの過程を省略することができ、選考が一部免除されるます。 言い換えると、早期選考は短くて楽という違いがあります。

 

内定の時期

学部3年生(修士1年生)の2月までに内定!

 早期選考の最大の特徴が、内定の時期が早いこと、学部3年生の2月までに内定がもらえることです。 本選考はその翌月3月から始まりますが、早ければ4月・遅ければ6~7月まで内定が出ません。 みんなが就活に苦しんでいる中「もう、内定がある」と余裕でいられるというわけですね。

 早期選考で内定をもらう学生は以下の表のように、年々増えています。

25卒24卒23卒22卒
早期内定率40.3%30.3%22.6%17.6%

参照:就職プロセス調査(2025年卒)「2024年5月1日時点 内定状況」|就職みらい研究所

【関連記事】 【26卒】就活は平均3月中に終わる!もっと早く終わらせる方法  

終わりに

 早期選考の落とし穴は、準備不足になりがちな点です。

 確かに有利ではあるのですが、あくまで競争倍率が低いというだけで、企業の求める人物像は下がりません。 またインターンに参加できても、そこで「優秀な学生だ」という認定がもらえなければ、やはり早期選考には呼ばれません。

 そこで、自分がその会社に相応しいとアピールできるように用意しておくことが重要です。 これを就活用語で自己分析と言います。

 採用選考では「会社の経営理念・ビジョン・社風」と「自分の就職活動の軸」が一致していることをアピールしますが、 その就職活動の軸を作り出し、その説得力を出していく作業です。これを必ず最初にやっておきましょう。

 MY就活ネットではこのように、「間違った就活」や「失敗しないための対策」などを、 筆者自身の失敗経験を踏まえて解説しています。次の関連記事では、企業が水面下で行う優遇選考があることを前提に、 「いつ、何をすればいいか」についてまとめていますので、ぜひご覧ください。

【関連記事】 【新卒】就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ