【就活】日産自動車の企業研究|選考・志望動機・強み! 
MY就活ネット
リアルタイム閲覧者数:16人
※本サイトはプロモーションが含まれています

 

【就活】日産自動車の企業研究|選考・志望動機・強み!

  日産自動車への就職に役立つエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報、同社の強みや特徴、 会社理解に役立つ企業研究を解説しています。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名日産自動車
就職難易度非常に高い
売上高10兆5966億円
採用人数事務系:85人程度
技術系:280人程度
初任給学部卒:250,000円
院卒:270,000円
平均年収851万円
年間休日121日
経営理念私たち日産は、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える優れた価値を、全てのステークホルダーに提供します。それらはルノーとの提携のもとに行っていきます。

参照:日産自動車|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:日産自動車|募集要項(初任給・年間休日)

日産自動車の参考画像 


おすすめ・人気記事

 

就活情報・選考の流れ

 日産自動車の就活情報や選考の流れについて解説していきます。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 日産自動車就職難易度非常に高いです。高待遇で世界的な規模の超有名超優良大企業ですから、 志望者は殺到します。事務系・技術系ともに旧帝一工・早慶などの高学歴エリートとの争いになります。

 日産自動車は理系も文系も採用人数は多いですが、それ以上に高学歴ハイスペックな学生が殺到します。 知名度が高く、業績も好調なため就職難易度は極めて高いと言えます。

 就職には高い学歴が求められ、総合職では東京大学や京都大学などの旧帝大卒の学生が多く、 こういった大学群の学生ですらインターンシップで活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 一般的には工場を抱える会社は、平均年収が低く算出されます。というのも、総合職より現業職のほうが人数が多く、 現業職は給料がそれほど高くないからです。それでも平均年収は800万円と発表されており、 総合職はそれ以上に相当給料が高いと思われます。

 その割には3年以内離職率は非常に低く、基本的に就職すると長く働けるようです。 銀行や証券会社ほどの過剰なストレスはないと思っていいでしょう。

 日産自動車ではTOEICスコア730点以上が条件とされています。日産自動車はトヨタ自動車より海外志向が強く、 国内販売台数より海外販売台数のほうがかなり多かったりします。 フランスのルノーの傘下にも入りましたし、今後ますます英語が必要な環境になっていくでしょう。

 

面接

 日産自動車の面接でされる質問は「学生時代頑張ったこと」「なぜこの会社なのか」「この会社で挑戦したいこと」などですが、 すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、リクルーター面接はありません。 しかしリクルーター面接の代わりに、「個別説明会」があります。エントリーシート提出に行われ、 社員2人と就活生1人で行う事実上の「0次面接」で、一次面接に進めるかどうかの判断がされます。

 個人説明会のあと、面接は一次面接、二次面接、最終面接の3回行われます。基本的にエントリーシートに沿った質問内容ですので、 就職活動の軸を意識しながら、自分のエントリーシートを復習してから臨みましょう。

 リクルーター面接がありませんので、すべての就活生はエントリーシートとWEBテストで判定されることになります。 しっかり対策して臨みましょう。

 

エントリーシート

 日産自動車へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「入社後に最初にやりたい仕事内容とその理由」「リーダーシップ経験とその成果」「自分の考えるリーダーシップ・チームワーク」の3本です。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 「入社後に『最初に』やりたい」とはありますが、「日産自動車で挑戦したいこと」と読み替えましょう。 日産自動車はマーケティングの会社です。例えば「クルマの枠にとらわれず消費者が求めていることを研究して、 それを活かしてクルマに付加価値をつける商品企画の仕事」といったような書き方をします。

 「その理由」はやはり就職活動の軸(将来の夢)を根底に据えて考える必要があるでしょう。

 「リーダーシップ経験」は、名目上のバイトリーダーやサークル長の話ではなく、 実質的にみんなの中心になって指導した経験でいいのです。学生時代頑張ったことと絡めて、 勉強会を開いた、イベントを開催した、学祭の出店のアイデアを実現したなどの経験を書くのが良いでしょう。

 「あなたの考えるリーダーシップ・チームワーク」は就活生の「帝王学」を問われています。 例えばアレクサンドロス大王を理想のリーダーとして、「夢を束ねて覇道を志すのが私の考えるチームワークです」のように書きます。 「王になるならどんな王になるか」を考えてみましょう。

日産自動車の採用ページ

 

志望動機

 日産自動車の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は「私たち日産は、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える優れた価値を、全てのステークホルダーに提供します。それらはルノーとの提携のもとに行っていきます。」で、 ビジネスの目的は「優れた価値を創造して社会を豊かにすること」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていること
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 環境問題に真正面から取り組むこと
  • 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方!~内定力爆上げの人生設計~

【例文】就活の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 「Unistyle」という就活サイトでは、日産自動車に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

日産自動車の強み・特徴

 日産自動車の強み・特徴は、経営理念の「優れた価値を創造して社会を豊かにすること」に表現されています。 日産自動車は全世界に生産拠点を持ち、日々新しいクルマの開発を行っています。

 日産自動車は売上高が12兆円を超え、一国の国家予算規模の会社です。 子会社には愛知機械工業やジヤトコなど部品メーカー、日産車体や日産自動車九州など完成車メーカー、 海外子会社を多数抱えた一大企業グループです。

 トランプ大統領就任にあたって、トヨタのメキシコ工場建設を非難したことがありましたね。 「トヨタの車はアメリカでメチャクチャ売れるのに、生産拠点をメキシコに移すとは何事だ」ということです。 要は、アメリカで売れた代金がメキシコ人の給料になるのを怒ったのです。

 これは日産自動車でも同じことです。もし日産自動車が同じことをしていたら、トランプ大統領は激怒したでしょう。 日産自動車は全世界で17万人の従業員を抱えています。工場を建てるだけで何万人という人が仕事にありつけるのです。 まさにビジネスを通じて社会を豊かにしている会社だと言えるでしょう。

 

ビジネスモデル

 日産自動車のビジネスモデルは、自動車の開発・設計・生産を行い、販売会社に納品することです。

 日産自動車は巨大な企業グループをつくっていますが、開発設計を行ったら、 子会社に部品を注文します集まった部品を組み立てて、販売店に納品するのが日産自動車の仕事です。

 ややこしいのですが、子会社の日産車体・日産自動車九州のほか海外子会社にも開発・設計・生産を委託していて、 「集まった部品を組み立てる」までは子会社でもやります。開発費や販売利益は日産自動車が負担・獲得します。

 以前は販売店に在庫を押し付けて生産量を確保するというグレーなビジネスモデルでしたが、 現在では販売店の在庫も日産自動車本体で計上しなくてはならなくなったため、 一般的に公正な会計が行われていると言えます。

 「部品メーカーや完成車メーカーが子会社にいるので、日産自動車では何もつくっていない」というのは勘違いで、 完成車の生産を子会社と分担しているだけといったほうが適切でしょう。

 自動車は工場で24時間3交代制で製造されており、工場は常にフル稼働です。 それでも人気の車種は納車待ちが発生しやすいため輸出用の自動車はなるべく現地で生産するようにしています。

 自動車工場を建設すると、労働者が集まります。労働者のために商品を販売するスーパーなども集まり、 街ができるんですね。すると経済社会が発展して、車を買える人が出てくるのです。 大規模工場を海外に建設すると、雇用問題に苦しむ国は喜びます。それだけ仕事ができて、国民が給料をもらえるうえに、街が発展するからです。

 この意味では工場を建てることが自社の売上増につながり、国も喜ぶというとてつもなく規模の大きい事業であることがわかりますね。

 

日産自動車の将来性はヤバい?

 カルロス・ゴーン会長の逮捕に揺れる日産自動車。不正使用されたとされる金額自体は、 会社として考えるとそれほど大きなものではありません。会長が変われば元の優良企業に… と思えない事情があります。ハッキリ言って日産自動車の将来性は低いです。

 というのも、何十億円もの不正なお金の流れがあったにも関わらず、 今までどの役員も見逃してきたという重大な事実があるからです。 取締役ともあろう人たちが、何十億円ものお金の流れを知らないはずがありません。

 というより、「知らなかった」というなら会社の資金繰りをチェックしていないわけで、 また莫大なお金の流れには「決裁書」がつきものですが、特に確認もせず適当にハンコを押していたということになるわけで、 経営者としての仕事を放棄している、つまりは職務怠慢です。

 役員全員が見て見ぬフリをしていたとしか思えない状況ですが、 当の役員たちはカルロス・ゴーン会長の逮捕を受けて即座に解任決議をし、 「裏切られた」などと被害者ぶっています。役員は被害者ではありません。事実上の共犯者です。

 「会社」として罪を負いたくないがために警察にカルロス・ゴーン会長を差し出しただけであり、 自分たちがその不正を止められなかったことに何の責任も感じていないところに将来性のなさが見て取れます。

 この裏には「日産」の稼ぐ営業利益が「ルノー」のそれを超えているにも関わらず、ルノー傘下にいる「息苦しさ」があると言われています。 そして、ルノーは事実上の国有企業であり、「国の支援を受けた企業」を嫌うアメリカや日本にとって好ましくない企業であるという、 政治的な側面もあります。

 とはいえ、今の日産自動車の好調を実現したのはカルロス・ゴーン会長であり、 ルノーに助けを請わなければ日産自動車はすでに終わっていたという事実があります。

 多大な恩恵を受けながら、トカゲの尻尾切りで済ませるその体質は悪しき日本企業そのもので、 今後は「事なかれ主義者」しか出世できないのではないかと心配です。

 

主要取引先

 日産自動車の主要取引先は、自動車販売店(子会社ですが)です。 日産自動車は自ら販売店をもって消費者に販売するのではなく、販売店を通じて消費者に販売します。 主に日産自動車販売ですね。

 では日産自動車の営業部は何をするのかというと、こうした販売店の統括、販促キャンペーンです。 日産自動車の営業部員は消費者と直接接するわけではありませんが、 消費者のデータを集めてどんな売り方をすればいいかを考える仕事になります。

 しかし最終的に自動車を購入するのは消費者です。消費者の需要や価値観をつかむ必要があります。 消費者と直接接する機会を販売店に任せてしまっているため、そのデータの吸い上げが重要になります。 データをあつめてマーケティング部門に引き渡し、新たな商品開発、戦略の策定に活かすのです。

 日産に限らず自動車メーカーは技術志向が強く、このあたりが弱点になっていると思われます。

 日産自動車では1990年代に大赤字を出し、経営危機と直面していました。 ここでフランス・ルノーの傘下に入り、カルロス・ゴーン氏を迎え入れました。これは英断でした。 大規模な社内改革、リストラがクローズアップされることが多いですが、これは外部からきた社長でないとやりにくいことです。

 しかし、カルロス・ゴーン社長の功績はこれだけではありません。「マーケティング&セールス」部門を創設したことです。 日産自動車に限らず自動車メーカーは顧客志向が足りていませんでした。 そこで、「顧客第一」にするためマーケティングを強化したのです。

 市場調査や各部門からのデータ収集を行い、新商品開発に活かすのです。この結果、日産自動車は急回復し、 現在も好調な業績を維持しています。中国で一番売れているクルマはトヨタやホンダを押しのけて日産「シルフィ」です。 国内でも「ノート」がプリウスと1位を争っています。

 どちらも技術的に優れた高級車でも、究極のエコカーでもないんですね。シルフィやノートの悪口を言う人もたくさんいます。 でも売れているんです。「クルマオタク」にとってはいまいちのクルマでも、消費者が求めているクルマを日産は見極めたわけです。 これがマーケティングの力ですね。

 

競合他社

 日産自動車の競合他社は、ホンダや日産、フォルクスワーゲン、GMなどほかの自動車メーカーがまず存在します。 この中でルノー・日産は世界自動車販売台数が第4位で、日産自動車単体でも9位に入ります。

 日産自動車は他社と比べて技術力に優れているというわけでも、超高級車をもっているわけでもありません。 それでも業績は好調で、ほかのメーカーに負けているというわけでもありません。 これは「マーケティング力」によるものです。

 国内販売台数の伸び悩みにもトヨタほど不安視していません。マーケティングの世界では、追いかける立場というのは時に有利に働きますし、 日産自動車は海外事業のほうがメインだからです。日本で「若者の車離れ」が叫ばれようとも、 トヨタのシェアを奪えばいいわけですし、そもそも車離れしていない海外で売ればいいのです。

 一応、国内の話もしておきます。

 あるときトヨタ自動車の幹部が「家庭用ゲーム機がいけない。あんなリアルな遊びがあったら、車なんか要らなくなっちゃう」と発言し、 物議を醸しました。このときみんなは否定的で、「クルマが売れないのをついにゲーム機のせいにし始めたか・・・」という反応が多かったのですが、 これは本質をついた嘆きだと思います。

 過去、自動車がバンバン売れたのはお金があったわけでもなく、クルマが安かったわけでもなく、 他に遊びがなかったところに理由があります。数十年前まで大卒初任給は10万円もありませんでしたし、 みんなクルマをローンを組んでまで買って、「いつかはクラウン」と夢見たわけです。

 よく考えてみれば、公共交通機関が充実したからクルマがいらなくなったというわけではありません。 鉄道路線は昔からあります。若者がお金を持っていないのは昔から変わりません。 駐車場がないのも昔からです。維持費が高いのも昔からですし、すべて今に始まったことではありません。

 しかし今はどうでしょうか。ほとんどの人は暇な時間をスマホアプリで遊んでいるのではないでしょうか。 昔はドライブくらいしか遊びがなかったけれども、今はテレビゲームもスマホもパソコンもあります。 映画も映画館に行かなくても自宅で観れますし、ショッピングもオンラインで済みます。 何も毎週末、クルマに乗ってどこかへ出かける必要がなくなったのです

 娯楽が増えたので、ドライブ以外の遊びの選択肢ができたのが「若者の車離れ」の真相です。 この日産幹部の発言は2009年ですから家庭用ゲーム機全盛期ですから、テレビゲームにシェアを奪われたというのは的を得た発言です。

 つまり、日産自動車の競合他社は自動車メーカーだけでなく、ほかの娯楽産業すべてだと言えます。

 さらに自動運転の時代が到来し、テスラなど新興自動車メーカーが出てきている上に、 GoogleAmazonAppleといったITの巨人がAI分野で先行しています。

 いきなりクルマの性能で抜かれることはないでしょうが、 そのクルマに載せる自動運転ソフトインターフェイスなど、 ソフトウェア面をIT企業に奪われる可能性も出てきています。

 かつてスマートフォンに携帯電話市場を奪われたように、 クルマにも機械よりソフトが重視される時代がやってこようとしています。 自動車メーカーには、この対応が急がれます。

 

弱み

 日産自動車の弱みは、競合他社のマーケティングです。

 カルロス・ゴーン氏が社長に就任した2000年ごろはまだ、マーケティングに力を入れていたのは日産自動車だけでした。 世界最強のトヨタ自動車ですら「若者の車離れ」を嘆き、クルマが売れない理由を若者のせいにしていたんですね。 しかし、日産自動車は嘆いていないでマーケティングに力を入れ、業績を急回復させました。

 これを見て、トヨタ自動車もマーケティングの重要性に気づいたのではないかと思います。 今はまだ「技術志向」が強く、一番売れているクルマもプリウスだったりと、前からあまり変わっていません。 とはいえ国内生産量を重要視しているトヨタがこのまま技術志向を続けるはずがないんです。

 上述のトヨタの豊田章男社長も「お客様第一」に立ち返るような発言をしていますし、 これからは「高機能なクルマ」より、「お客さんが求めているクルマ」に力を入れてくるはずです。 こうなると、もともと技術力に優れたトヨタのほうが「顧客志向」のクルマをつくりやすいのも事実です。

 マーケティングで有利に立っている今のうちにどんどん顧客データを集め、 シェアを奪ってしまうのがよいでしょう。

→自動車メーカーの業界研究

→MY企業研究に戻る

 

同業他社の企業研究を見る

 

日産自動車のような優良企業に内定をもらうには?

 

自分の”今”の実力をチェック!

 「OfferBox」 はスカウト型就活サイトで、設定したプロフィールを読んだ企業が選考への招待を送ってくれる無料サービスです。 が、これを自分の実力チェックに利用できます

 というのも、このサイトでは登録時にプロフィールを設定するのですが、 就活でするべき「アピールポイント」を詰め込んだ設問になっており、「スムーズに入力できれば問題なし」「詰まったらそこが面接で突かれるポイント」です。 入力率80%になるとおよそスカウトが受け取れるそうですが、そこが選考合格の最低ラインということになります。

 そして最も役立つのが、「適性診断AnalyzeU+」を無料で利用できて、結果が見れる点です。 選考本番では適性診断を受けますが、受かっても落ちてもその結果はわからないままです。 ですが、こちらを受けておけば「面接官の持っている書類に自分がなんと書かれているか」がわかるというわけです。


※タップで拡大

 これをもとに長所や短所を選び直せば「自分のことをよく理解できている」ことがアピールできますし、 面接で「悪いところが出ないように気を付ける」こともできます。 大学生なら完全無料ですから、自分の今の実力を知るために、一度受けておきましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

本命企業の選考を受ける前に!

就活生マイの表情(笑顔)

本番の前に、模擬試験!

 筆者の私の就活は、本命中の本命企業が1社目の採用選考でした。 自己分析もなしにエントリーシート・WEBテストに失敗し、それでも幸い面接に呼んでもらえたのですが、 そこでも今思うとありえない失敗をしていました。当然不合格です。

 「もしあの企業の選考が1社目じゃなかったら」と悔やんでも悔やみきれません。

 「1社目を1社目ではなくする」ことができるのが、「ジョブトラ」 というイベントです。なんとジョブトラ卒業生、三菱商事やサントリー・JR東海・味の素などの人気企業の内定者が続出しています。 それもそのはず、ジョブトラでは自己分析やグループワークなど今の自分が完璧な状態かどうかを知ることができるからです。

 このイベントは約4時間と長めですが、前半に自己分析や企業研究などの講座を行い、後半は「ビジネスゲーム(グループワーク)」を実施します。 このグループワークは国内大手企業や外資系企業が採用している形式で、終了後はフィードバックがもらえます。 自分の強みや弱みを客観的に評価してもらえるので、本命企業の選考を受ける前にぜひ参加しておきたいですね。

 一切の事前準備が不要で完全無料、年間300回以上開催、すでに10万人以上が参加した人気イベントと、 ここでは伝えきれない魅力が詰まっています。公式サイトをぜひご覧ください。

「ジョブトラ」の公式サイト

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

就活生マイの表情(笑顔)

模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

就活生マイの表情(笑顔)

選考体験談が詳しすぎる!

 「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。

 エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。

 「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。

 ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。

内定ES・選考情報を読む

 

本命企業に応募する前に、やっておきたいこと

就活生マイの表情(普通)

「自己分析」をよくわからないまま、放置してない?

 筆者の私は自己分析をしなかったがゆえに本命企業11社全滅という憂き目に遭いました。 自己分析のことを「性格診断か何か」だと思い込んで放置していたのですが、 そのためにエントリーシートで一貫した熱意を伝えることができなかったのです。

 その後、やり直して1ヶ月で内定を得るに至ったのですが、「本命企業の応募前にやっておけば・・・」と思っても後の祭りです。 就活に悔いを残す結果となりました。

 【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを使えば、アプリ起動から3分で自己分析が完了します。 エントリーシートの作成サポート機能もあるので、自分のESが伝わるESかどうかを確認することができます。

 また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析を始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる


プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。




×

日産自動車内定者のESが無料で読めるサイト【Unistyle】