リアルタイム閲覧者数:13人
※本サイトはプロモーションが含まれています

【THKの就職】難易度・選考フローなど内定への対策を解説!

会社名就職難易度
THK穴場

1.0 / 5.0
売上高
3519億円
平均年収年間休日
711万円120日
採用人数初任給
事務系:30名程度
技術系:30名程度
学部卒:250,000円
院卒:270,000円
※平均年収が赤で表示されるものは就職四季報の総合職平均。その他は有価証券報告書を参照。
※就職難易度は「採用倍率」「採用大学のランク」をもとに算出しており、データは就職四季報・リクナビのプレエントリー数を参照しています。

参照:THK|募集要項(初任給・年間休日)



おすすめ・人気記事

 

選考フロー

選考開始3月

 THKの選考フローは次の通りで、3月開始です。

  1. ES提出
  2. 一次面接
  3. 二次面接・筆記試験
  4. 最終面接
  5. 内々定

 ただし、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →THKの採用ページ

 一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。

 

就職難易度

就職難易度穴場

 THKの就職難易度穴場です。 採用倍率は文系で約12倍・理系で約5倍です。学歴フィルターはありません。 採用大学が下記の通り、多岐に渡ります。

文系北海道大・立教大・関西大・関西学院大・同志社大・立命館大・成蹊大・東洋大・亜細亜大・國學院大・東洋大・龍谷大・近畿大・京産大・産業能率大・山梨学院大・琉球大
理系関西大・弘前大・山形大・山梨大・芝浦工業大・千葉工業大・大阪工業大・島根大・日本工業大・関東職能大・山口東京理科大・拓殖大・東海大・東京工科大・日本大

 事務系20名、技術系20名程度とメーカーでは普通の採用人数ですが、知名度がありません。 ESの応募は文系で250通、理系で100通しかありません。

 消費者向けのBtoCビジネスを手掛けていないため、 多くの就活生は「直動ベアリングで世界首位」のTHKを見逃してしまうのです。 それゆえ、インターンなどで早期に接触して会社への理解を深めると有利になります。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 THKに必要なTOEICスコアは明示されていません。 しかし、かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須です。 そこでスコアは低くとも受験し、「英語力の低さを痛感したので現在勉強中です」と言えるようにしておきましょう。

海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 

面接

 チャレンジ経験PRがおすすめ!

 THKの面接は、3つの面接コースを選んで最大3回行われます。 選べるコースは次の3つです。

  1. 通常コース(面接は3回)
  2. ものづくり経験PRコース(面接は3回)
  3. チャレンジ経験PRコース(面接は2回

 同社では、面接重視の選考フローとなっており、エントリーシートで落ちることはあまりありません。 「通常コース」「チャレンジ経験PRコース」「ものづくり経験PRコース」の3つの選考コースを選ぶことができ、 経験PRコースの場合は一次面接が免除になり、二次面接と最終面接の2回になります。

 文系の場合は「チャレンジ経験」を話すことになりますが、どのみち通常コースでも「ガクチカ」として自己PRを面接でしますから、 「チャレンジ経験PRコース」を選んでおけば面接回数が減って楽になるでしょう。

 THKのエントリーシート提出は3月です。 同社のビジネスの目的を理解した上で、「就職活動の軸」を意識しながら、 就活開始前にエントリーシートをつくってしまうことが重要です。

 面接の内容はエントリーシートに沿ったものですので、提出前に必ずコピーをとっておき、 面接前に復習できるようにしておきましょう。

面接のコツ|これであなたが輝いて見える!

 

エントリーシート

ES設問2本

 THKへのエントリーシートは、「志望動機」「入社してやりたいこと」の2本と、オーソドックスです。

 前者は「なぜこの会社を選んだのか」、後者は「この会社に入って挑戦したいこと」に相当し、 事前準備をしておけば細部を変えるだけで済みます。

 また、ESで問われない場合も「就職活動の軸」と「学生時代頑張ったこと」は、 必ず用意しておきましょう。なぜなら「入社してやりたいこと」は「将来の夢(就職活動の軸)」を問われるものであり、 その夢に対する本気度を図るために「学生時代頑張ったこと」を質問される場合があるからです。

 これらを一連のストーリーとして用意しておくと、面接のあらゆる質問に対応することができます。 ESのストーリー化については【完全版】エントリーシートの書き方|165社の深掘り対策搭載!の記事で詳しく解説しています。

 また、志望動機ではインターンシップなどで実際に肌で感じた社風を取り入れ、 採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究しておくと、志望動機の説得力が高まります。

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 THKの志望動機の例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。

例文

 私が貴社を志望する理由は、「世にない新しいものを提案し、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念に強く共感したからです。

 学生時代、私はゲーム制作プロジェクトに取り組み、新しいゲーム体験を提供するために、斬新なアイデアの発案とその実現に努めました。 特に、既存の枠にとらわれない発想と具体的な形にするプロセスを通じて、ユーザーに驚きと満足を届けることの喜びを実感しました。

 貴社は、リニアモーションシステムなど、独自技術で数々の「世にない新しいもの」を生み出し、多様な産業の発展に寄与されています。 その先進的な製品開発への姿勢と、グローバルな展開は、私にとって非常に魅力的です。

 私の創造力と課題解決力を活かし、貴社の技術革新に貢献したいと考えています。 そして、THKの一員として、世の中に新しい価値を提供し、豊かな社会の実現を目指す挑戦を続けたいと思います。

 

解説

 この例文では「経営理念への共感」という結論に対し、自身の「ゲーム制作の経験」をもとに説得力を持たせています。 同社は独自技術で世界シェアをとっている企業です。「創造力」「アイデア」などをガクチカでアピールしておくと、 志望動機の説得力が高まります。

 このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」が不可分一体です。 もしまだエピソードの準備が済んでいない場合、まず自己分析から始めましょう。

逆算の自己分析|志望動機ファーストのやり方を解説!

 また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。

【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ

 「ワンキャリア」という就活サイトでは、THKに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

ワンキャリアに無料登録する

 

THKの強み・特徴

強み直動ベアリング

 THKの強みは、「LMガイド」という機械の直線運動を可能にする「直動ベアリング」を世界で初めて実現し、 技術革新を重ねて世界シェア50%超国内シェア70%超を誇る点です。

 高速かつ精密な動作ができることから、産業機械・自動車部品・鉄道車両のドア・ホームドア、エレベーター、航空機などで多く採用され、 免振システムやロボットなど幅広い分野で活躍しており、その海外売上高比率は60%に及ぶグローバル優良企業です。

 さらに新用途の開拓に強い点も特徴的です。 産業機械・輸送機器に革命をもたらした同社ですが、「ロボットにも使える」「免振システムもつくれる」「風力発電にも革新を起こせる」と、 次々に新しい分野に売り込んでいます

 同社の特徴は「注文を待つ」のではなく自社製品が役立ちそうな分野を自ら見つけてきて、 「顧客のやりたいこと」を実現する提案力があることです。

 文系の活躍フィールドは主にこの部分で、新しい分野にチャレンジするという精神が必要になってきます。

 また、2024年に、米メジャーリーグの大谷翔平選手の所属するドジャースと、THKがパートナーシップ契約を結んだと発表されました。 今後、本拠地ドジャーススタジアムにて広告を出稿するそうです。

参照:ドジャース、THKと契約発表 日本企業と提携相次ぐ|共同通信社

 

主要取引先

 THKの主要取引先は、機械メーカー自動車部品メーカーです。

 不二越、東京精密、DMG森精機、ダイフクなどの世界的な機械メーカーや、 NITTOKU、日産自動車といった自動車関連メーカーが並びます。

 もはや機械ならなんでも必要とされる部品を製造する同社ですから、 取引先は非常に幅広く、入社後はあなたがさらに取引先を広げることになります。

 

競合他社

 THKの競合他社は、日本精工日本トムソンと競合します。

 とはいえ、THKは直動製品に関しては世界シェア50%、国内シェアが70%ですから、 圧倒的な提案力が十分に発揮されていて、競合に隙を与えていないことがうかがえます。

 

弱み

 THKの弱みには、目立ったものがありません。

 THKの経営は非常に健全です。 なにしろ自己資本比率が57%もあり、保有する現金は1600億円にも上ります。 倒産の可能性は今のところありません。

 自己資本比率が高いということは、要は借金が少ないということを意味します。 万一のため銀行からは少しだけお金を借りておくというのは経理上の常識なのですが、 その借金も現金を大量に保有するTHKにとっては一瞬で返せる金額です。

 ただし、海外売上比率が高く、為替変動によっては利益が吹き飛ぶ可能性もはらんでいます。 世界情勢には注意が必要ですね。

機械メーカーがすごすぎる!49社の業界研究・志望動機・平均年収

→MY企業研究に戻る

 

同業他社の企業研究を見る

 

THKのような優良企業に内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

ワンキャリアで内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

 そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。

 また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




×

THK内定者のES選考体験談が無料で読めるサイト【ワンキャリア】