クラレの就職難易度|強み・志望動機・選考フローを解説!
クラレの就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。
会社名 | 就職難易度 |
---|---|
クラレ | 高め 3.1 / 5.0 |
売上高 | |
7809億円 | |
平均年収 | 年間休日 |
1048万円 | 120日 |
採用人数 | 初任給 |
事務系:20名程度 技術系:55名程度 | 学部卒:270,000円 院卒:290,600円 |
参照:クラレ|募集要項(初任給・年間休日)
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選考フロー
選考開始 | 2月 |
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クラレの選考フローは次の通りで、2月開始です。
- ES提出・WEBテスト
- グループディスカッション1回
- 面接3回
- 内々定
インターン優遇の早期選考があります。 開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →クラレの採用ページ
一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。
就職難易度
就職難易度 | 高め |
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クラレの就職難易度は、高めです。 採用倍率は文系で約64倍・理系で約9倍で、ES通過率は30~40%です。学歴フィルターは文系「MARCH・関関同立以上」理系「地方国公立以上」です。 文系の採用大学は東大・京大をはじめとした旧帝早慶がボリュームゾーンで、MARCH・関関同立からの採用実績もあります。
総合化学など他の有名企業に比べると難易度が低めになりますが、「隠れ優良企業」として有名になった面もあります。 文系にとっては狭き門で、就職は難しいと言えるでしょう。しかし、利益率の高い優良企業ですから、就職できれば勝ち組です。
インターン優遇 | あり |
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同社では、インターン優遇の早期選考があります。 選考開始時期はほとんど変わりませんが、グループディスカッションが免除になる特典があり、面接3回で内々定へ至ります。 採用人数が少なく競争が激しくなることと、志望動機に「実際に肌で感じた社風」が使えることから、インターン参加は選考に非常に有利に働きます。
クラレに必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 世界シェアの高い商品を持っており、かなりグローバル企業だからです。
ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。
面接
面接回数 | 3回 |
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クラレの面接は、グループディスカッション1回・面接3回が実施されます。質問内容は次の通りです。
- 学生時代力を入れたこと
- (関連して)リーダーシップ経験について
- (関連して)経験から得た学びについて
- 英語はどのくらい話せるか
- なぜ化学業界を選ぶのか
- その中でもなぜクラレを選ぶのか
ESの内容に沿った質問がほとんどで、「ガクチカ」と「志望動機」の深掘りが多めです。 そこで、ESの段階で「就職活動の軸」を設定し、「軸の実現のため」という視点で内容を統一しておくと、話に一貫性が生まれます。
非インターン組の通常選考では、ES提出・WEBテスト受験の後、まずはグループディスカッションが実施されます。 テーマは事前準備の必要ないものであり、毎年グループごとに異なるテーマが与えられます。 GDについては「【会話文付き】グループディスカッションのコツ|初めてでも安心!」の記事で解説しています。
かつてはリクルーター面接を実施していましたが、現在は確認されていません。 今年からこの選考方法が復活する可能性も否めませんので、「社員面談」など会社から何か誘われたら「面接本番と同じ」だと思って、しっかり準備して臨みましょう。
→リクルーター面接は選考関係ある!|逆質問リストと聞かれること
その他「立ち振る舞い方」「うまい回答方法」など面接のコツを次の関連記事で解説しています。
エントリーシート
ES設問 | 3本 |
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クラレのエントリーシートは、次の3本が設問として課されます。
- 学生時代に打ち込んだこと
- これまでの人生の中で、他人とちがう価値を発揮したり、大切にした経験
- 志望動機
1つ目は「学生時代頑張ったこと」です。 詳細はリンク先の記事で解説していますが、「自らの意志で好きで取り組んだこと」を書きましょう。 「就職活動の軸の実現のため」という視点が重要です。
2つ目は、同社がニッチ分野で高シェアを取る企業であることに関連した設問です。 「人がやらないこと」を率先して取り組んできた経験を問われています。 同社の社風に合った人物かどうかを確認されます。
3つ目の志望動機は、次の項目で例文付きで解説します。 ただし、上記2つの設問も志望動機につなげることを意識して書いてください。 そうすることで、ES全体に一貫性が出て説得力が高まります。
ESのストーリー化については、「【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!」の記事で解説しています。
加えてインターンシップ・採用サイトの「プロジェクト」「社員インタビュー」を参考に、 「会社には何を目指す社風があるか」という視点で研究して、それに合った人物であることをアピールしていきましょう。
志望動機
ビジョンの一致をアピールしよう!
クラレの志望動機の例文と書き方を解説します。まず、例文は次の通りです。
例文
私が貴社を志望する理由は、「独自技術を活かしたニッチ戦略」に強く惹かれたためです。 私の就職活動の軸は「独自性を追求し、他社にはない価値を提供して社会に貢献すること」ですが、貴社の社風と一致していると考えています。
当該軸を持つに至ったのは、学生時代の「ゲーム制作」の経験がきっかけです。 同活動では、他にはない価値を提供するための発想力と工夫を磨いてきました。 この経験から、特定の分野に深く根ざし、高い競争力を持つ製品や技術で社会に貢献する企業で、自分の力を発揮したいと考えるようになりました。
貴社がニッチ分野に特化しながら、樹脂や化学製品など多様な分野で独自の技術を追求し、グローバルに展開している点に大きな魅力を感じています。 私はこれまでの経験を基に、貴社の革新と独自性を支える一員として、新しい価値の創造に貢献したいです。 貴社の一員として、他にはない独自の技術で社会の期待を超える成果を実現していきたいです。
解説
この志望動機では、同社の「ニッチ戦略」に注目し、独自性と創造をキーワードとして「社風と就職活動の軸の一致」をアピールしています。 ただ「共感した」と述べるだけでは説得力がありませんから、背景に「ゲーム制作の経験」を設定しています。 ゆえに、ガクチカには同活動の経験を詳しく書く必要があります。
また、さらに説得力を増すためにインターンシップや会社説明会に参加し、 実際に肌で感じた社風に言及するとよいでしょう。
このように、志望動機は「就職活動の軸」と「ガクチカ」を関連付けて、一連のストーリーに仕上げなければなりません。 もしエピソードの準備がまだの場合、まずは自己分析から始めましょう。
また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。
→【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ
「ワンキャリア」という就活サイトでは、クラレに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。
クラレの強み・特徴
強み | ニッチ戦略 |
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クラレの強み・特徴は、高付加価値市場を狙うニッチ戦略を取っていて、事実上9つの独占市場を持っていることです。
同社を含めた素材メーカーは、「汎用品」と「高機能品」の2つのビジネスがあります。 前者は悪く言えば「薄利多売」の商売で、総合化学メーカーのように企業規模が大きくなる一方であまり利益が取れません。 後者は高い技術力を要し高い利益が見込める一方で、需要が少ないため企業規模は大きくなりません。
しかし同社は「ニッチ分野」を大量獲得することで大規模化し、かつ利益率10~15%(上場企業平均は7%)を保っています。
同社のもう1つの強みが「身軽さ」です。 チャンスと見るや即座に事業を立ち上げ、徹底的に研究開発を進めて製品を生み出します。 大企業では珍しく「意思決定が速い」と言えます。
他社はそもそも「市場が会社の規模に合わない」上に、 先行しているクラレが圧倒的なシェアを取ってしまった後なので「参入するメリットがない」ために、 独占状態が自然と保たれるというわけです。
当然、新規事業が失敗することもあります。量産体制の確立に時間がかかる、研究開発が進まない、 他社が先にシェアを取ってしまったなど、そんな場合も「身軽さ」が武器となり、即座に撤退の判断もできるのです。
同様にニッチ戦略を取る化学メーカーとしては、日東電工があります。 ぜひ併せて企業研究してみてください。
将来性
将来性 | 高い |
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クラレはニッチ戦略を取っており、利益の取れる高機能品に特化した企業です。
一般に化学メーカーで売上高が高いのは、「汎用品」の売上のためです。 汎用品は大量生産によって利益を捻出するビジネスモデルであり、簡単に言うと利益が薄く儲かりません。
一方のクラレは「替えが利かない高機能品」に注力することで、高い利益率を実現しています。 高機能品は汎用品に比べて売上高が上がりませんが、多数の分野でニッチ戦略を取ることでかなり売上も上げています。
例えば液晶ディスプレーに使われる「ポバールフィルム」で世界シェア80%、 食品や医薬品の包装に使われる「エバールフィルム」で世界シェア65%など、 9つのニッチ分野の稼ぎが売上高の50%を占めています。
このため値下げ競争に陥ることがなく、 化学メーカーでは10%を下回るのが普通の「営業利益率」が、10~15%と高めで推移しています。
加えて三菱ケミカル、住友化学といった競合他社が製薬事業を行っている一方で、 このリスク性の高い事業を行っていない同社は、比較的経営リスクが低いと言うことができ、 将来性は高いと言えます。
ちなみに「汎用品」「高機能品」の違いについては、クラレを含めた素材メーカー全般の解説記事で述べていますので、 次の関連記事を参照してください。
主要取引先
クラレの主要取引先は、事業が繊維とフィルムをメインにしているため、取引先は主にアパレル業界・電機メーカーです。 ただし、クラレはあまり直接顧客とは取引をしていません。 基本的には総合商社、専門商社などを相手に取引を行っています。
商社をはさむメリットといえば、なんといっても「与信調査」と「顧客のまとめあげ」をしてくれることです。 クラレは顧客が多岐にわたりますが、例えばアパレルメーカーや町工場を1つ1つ調べて「商品の代金を払ってくれそうかどうか」なんて調査していられません。 「代金が支払われるかどうか」の調査を「与信調査」と言いますが、商社はこれを代行してくれます。
また、町工場1つ1つから注文を受けて商品を製造するのでは効率が悪すぎます。 そこで、商社が注文をつのって取りまとめ、「大口注文」としてクラレに発注するのです。
そして、クラレが独自に顧客を開拓するより商社はもともと販売ルートを持っていますから、 商社に任せた方が楽にたくさん売れるというメリットがあります。 その分、研究開発、新製品の開発、販売促進に力を注げるというわけです。
競合他社
クラレの競合他社は他の化学メーカーのうち材料や電子部品を手掛けるメーカーです。
三菱ケミカルや住友化学、東レ、積水化学工業、帝人など化学メーカーが競合他社となります。 ですが、基本的に化成品は各社で住みわけができており、あまり激しく競合しているわけではありません。
例えば液晶ディスプレイには様々なフィルムが使われ、三菱ケミカル、住友化学、富士フイルムなどがメーカーとして存在しますが、 どこも違うフィルムを作っています。どのフィルムもディスプレイ製造には欠かせないのですが、 要は競合しておらず、それぞれがそれぞれで売れるというわけです。
メインの化学品は高い技術力が必要で、かつすでに安定した製品群があり、 あまり激しい競合もしていないことから、 基本的に競争は研究開発で起きると考えられます。
この点、企業規模では中堅であるクラレは大規模な市場ではなく、 大規模メーカーが手を出さないようなニッチ分野を集中的に攻め、 圧倒的なシェアを取って他社の追随を許さないという戦略をとっています。
弱み
クラレの弱みとしては、目立ったものがありません。 というのも、同社のニッチ戦略により競合がいない・参入メリットがないことから、基本的に独占分野で稼いでいるからです。
ただし、この戦略は常にニッチ分野を探し続ける必要があり、 自社技術で不足する場合はM&Aによって新たな技術を獲得することもあるでしょう。 ゆえに、同社に入社した場合は常に新しいことを追う姿勢が求められます。
→超優良!化学メーカーへの就職は難しい?63社の業界研究
→MY企業研究に戻る
同業他社の企業研究を見る
- 日東電工の企業研究(売上高:9151億円、平均年収:761万円、年間休日:123日)
- 三菱ガス化学の企業研究(売上高:8134億円、平均年収:881万円、年間休日:122日)
- クラレの企業研究(売上高:7809億円、平均年収:1048万円、年間休日:120日)
- 日亜化学工業の企業研究(売上高:5021億円、平均年収:757万円、年間休日:125日)
- JSRの企業研究(売上高:4088億円、平均年収:829万円、年間休日:127日)
- 日本触媒の企業研究(売上高:3920億円、平均年収:817万円、年間休日:120日以上)
- ニフコの企業研究(売上高:3716億円、平均年収:664万円、年間休日:120日)
- アイカ工業の企業研究(売上高:2366億円、平均年収:785万円、年間休日:124日)
- 日産化学の企業研究(売上高:2267億円、平均年収:1010万円、年間休日:120日以上)
- エフピコの企業研究(売上高:2221億円、平均年収:802万円、年間休日:126日)
- 日本化薬の企業研究(売上高:2017億円、平均年収:749万円、年間休日:128日)
- 高砂香料工業の企業研究(売上高:1959億円、平均年収:824万円、年間休日:123日)
- 東京応化工業の企業研究(売上高:1622億円、平均年収:994万円、年間休日:122日)
- 東亞合成の企業研究(売上高:1593億円、平均年収:810万円、年間休日:123日)
- 日本パーカライジングの企業研究(売上高:1250億円、平均年収:749万円、年間休日:125日)
- 太陽HDの企業研究(売上高:1047億円、平均年収:907万円、年間休日:125日)
- 三菱ケミカルの企業研究(売上高:4兆3872億円、平均年収:851万円、年間休日:123日)
- 旭化成の企業研究(売上高:2兆7848億円、平均年収:904万円、年間休日:120日)
- 富士フイルムの企業研究(売上高:2兆9609億円、平均年収:1074万円、年間休日:125日)
- 信越化学工業の企業研究(売上高:2兆4149億円、平均年収:886万円、年間休日:120日以上)
- 住友化学の企業研究(売上高:2兆4468億円、平均年収:982万円、年間休日:124日)
- 東レの企業研究(売上高:2兆4645億円、平均年収:975万円、年間休日:日数言及なし)
- エア・ウォーターの企業研究(売上高:1兆245億円、平均年収:877万円、年間休日:126日)
- 三井化学の企業研究(売上高:1兆7497億円、平均年収:1068万円、年間休日:日数言及なし)
- レゾナックの企業研究(売上高:1兆2888億円、平均年収:959万円、年間休日:124日)
- 積水化学工業の企業研究(売上高:1兆2565億円、平均年収:912万円、年間休日:125日)
- 東ソーの企業研究(売上高:1兆56億円、平均年収:925万円、年間休日:122日)
- 企業研究のやり方|優良企業に内定を取るため調べること
- 就活おすすめ!厳選「隠れ優良企業」|厳選の一流BtoB企業
- 禁断のブラック企業リスト
- 文系学生にオススメの業界|高給ホワイト一流企業
- 働きやすい!優良ホワイト企業リスト60選
クラレのような優良企業に内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
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早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
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もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因
「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?
自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です。
ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。
そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。
このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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