リアルタイム閲覧者数:8人
※本サイトはプロモーションが含まれています

【JR西日本の総合職】就職難易度・早期選考など面接対策!

会社名就職難易度
JR西日本非常に高い

5.0 / 5.0
売上高
1兆6350億円
平均年収年間休日
665万円119日
採用人数初任給
事務系:20名程度
技術系:60名程度
学部卒:239,646円
院卒:269,138円
※平均年収が赤で表示されるものは就職四季報の総合職平均。その他は有価証券報告書を参照。
※就職難易度は「採用倍率」「採用大学のランク」をもとに算出しており、データは就職四季報・リクナビのプレエントリー数を参照しています。

参照:JR西日本|募集要項(初任給・年間休日)



おすすめ・人気記事

 

選考フロー

選考開始3月

 JR西日本の選考フローは次の通りで、3月開始です。

  1. ES提出・WEBテスト
  2. リクルーター面接4回
  3. 対面面談2回
  4. 内々定

 同社はインターン参加者優遇の早期選考があります。 また、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →JR西日本の採用ページ

 一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。

 

就職難易度

就職難易度非常に高い

 JR西日本の就職難易度は、非常に高いです。 エリートコースである総合職の採用倍率は文系で約100倍・理系で約12倍で、学歴フィルターは「MARCH・関関同立以上」だと考えられます。

 同社は応募者数を公表していませんので、インフラ企業の関西電力(文系2100通・理系600通)中部電力(文系1180通・理系700通)から推測し、 同社でも少なくとも文系2000通・理系700通の応募があると思われます。 また、採用計画にて「総合職80人・高専卒80人・プロフェッショナル職650人」と定めており、総合職の採用人数は少ないです。

 一方、プロフェッショナル職は難易度が低めで、採用倍率は30倍程度になると考えられます。 JR3社で最も採用人数が多く、高卒でも応募できる区分のため学歴フィルターはないでしょう。 ただし、こちらは「現業職」であり、出世はほぼ見込めません。

ソルジャー採用って何?どこの会社でやってるの?

インターン優遇あり

 同社では、インターン参加者のうち、優秀だった学生に絞って優遇選考があります。 この場合、選考は2月開始でリクルーター面接1回・最終面接1回で内々定へ至ります。通常選考に比べてかなり負担が軽いです。

 優遇措置があることに加え、志望動機に「実際に肌で感じた社風」を取り入れられることも大きなメリットです。 通常選考に比べて大きく有利に戦えるため、志望度が高ければぜひ同社インターンに参加しましょう。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 JR西日本に必要なTOEICスコアは明示されていません。 事業のほとんどが国内ですから、仕事上必須というわけでもないため、TOEICが強みになるシーンは少ないでしょう。

 ただし、今後の人口減少を考えるとODA案件などで海外事業を行う可能性もあります。 その時のために備えて英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 

面接

面接回数6回

 JR西日本の面接は、リク面が4回と本番の面接2回で計6回です。

 リク面は「キャリア面談」本番の面接は「対面面談」という名称ですが、いずれも選考であることに変わりはありません。 私が同社のリク面を受けたころは梅田のカフェで行われましたが、やはり1回目から面接そのものでした。 何か誘われたら選考だと思って、気を抜かないようにしましょう。

リクルーター面接は選考関係ある!|逆質問リストと聞かれること

 リク面を含めた面接での質問内容は次の通りです。

【関連記事】【新卒】面接で聞かれる質問65個の一覧とベストな回答例

 「なぜ鉄道業界か」「なぜJR東・東海・私鉄でなくJR西日本なのか」「他社の選考状況」は毎回問われます。 志望度の低さを匂わせると、その時点で落とされるため「JR西日本でなければならない理由」をしっかり作っていきましょう。

 MY就活ネットのおすすめは「経営理念・社風への共感」を結論として、 「ガクチカ」「挑戦したいこと」「志望動機」を「就職活動の軸」で統一し、 質問回答を1つのストーリーにすることです。

 同社は中期経営計画で「不動産・まちづくり」「既存事業(モバイルICOCA・J-WESTカード・ビッグデータ)を活用した新規事業の創出」を掲げており、 特に「創出力ある人財」を育成すると宣言しています。そこで「創造力」「アイデア」の面で自己PRし、 「最も新規事業に積極的で、それを成功させられる顧客基盤がある」と述べるのが1つ。

 もう1つは「JR西日本の広い路線網」に注目して「大阪・福岡の大都市とつなぐことで地方創生がしたい」と述べるのもおすすめです。 こちらは筆者の私が実際にESに書いた内容で、リクルーターからは大変褒められました。

 いずれにせよ、同社の企業研究を深めて「ビジネスモデル」を理解しておくことが重要です。

 

エントリーシート

ES設問3本

 JR西日本のエントリーシートは、次の3本の設問が課され、それぞれ300字程度でまとめます。

 1つ目は面接の項目でも解説しましたが、「なぜこの会社を選んだのか」「この会社に入って挑戦したいこと」の混合です。 「JR他社でも私鉄でもなくJR西日本でなければならない理由」を求められます。 およそ「経営理念・社風への共感」か「関西・中国エリアへの熱意」のいずれかが結論になるかと思います。

 2つ目は「就職活動の軸」に関連したセールスポイントを選びましょう。 私の場合、「新たな価値の創造」に関連して「アイデア出しが得意なところ」をアピールします。

 同時に「短所」も求められています。ここで気を付けたいのは、「本当に困る短所」を選んだうえで「克服しようと努力する姿勢」を見せることです。 よく「どうでもいい短所」を選んだり「長所の裏返し」などとごまかす人がいますが、それでは「ミスを隠す悪い新人」を彷彿とさせます。 「理想の新人」を演じるには「弱みを正直に話す」ことと「向上心」をアピールすることが重要です。

【例文】長所と短所の一覧|「おっ!」と思わせる回答例

 3つ目は「学生時代頑張ったこと」を書くものですが、 「志望動機」「セールスポイント」の根拠となるようなエピソードを書きましょう。 私の場合、「アイデア出し」の根拠を示すため「ゲーム制作の経験」を書くことになります。

 以上のように、すべての項目を「就職活動の軸」で統一することを、MY就活ネットでは「ESのストーリー化」と呼んでいます。 詳しいやり方は「【完全版】エントリーシートの書き方|165社の深掘り対策搭載!」の記事で解説しています。

 

志望動機

ポイント社風への共感

 JR西日本の志望動機の例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。

例文

 私が貴社を志望する理由は、貴社の中期経営計画に掲げられている「新たな事業の創出」に共感し、その実現に貢献したいと考えたからです。

 学生時代のゲーム制作プロジェクトでは、ゼロから企画を立ち上げ、ユーザーのニーズを深く考察し、斬新なコンテンツを生み出す喜びを経験しました。 この経験を通じて、クリエイティブな発想と実行力を磨くことができました。

 貴社は関西・中国エリアを管轄し、地域社会と密接に関わる事業を展開しています。 私は、地域特性を活かした新たなサービスや観光資源を活用したビジネスモデルの構築に関心があります。 例えば、ゲーム制作で培ったエンターテインメントの視点を活かし、デジタル技術やAR/VRを活用した観光体験の提案や、地域文化を発信するイベントの企画など、地域の魅力を最大限に引き出すプロジェクトに挑戦したいと考えています。

 JR西日本の一員として、新しい価値を創造し、地域社会の発展に寄与することで、関西・中国エリアの未来を切り開くことに挑戦したいと考えています。

 

解説

 この例文では同社の「中期経営計画」に着目し、「新規事業に積極的な社風への共感」を結論としています。 ゲーム制作の経験で「ゼロからの価値創出」を引き合いに、社風との一致をアピールしています。

 ただ、この段階では「JR西日本でなければならない理由」としては不完全です。 そこでインターンシップやリクルーター面接で「社風」に関する質問をし、 「鉄道という資産を活かした新規事業を行うのに最適な社風だと感じた」という内容を面接で付け加えるとよいでしょう。

 このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と不可分一体です。 まだこれらのエピソードの準備が済んでいない場合、自己分析から始めましょう。

逆算の自己分析|志望動機ファーストのやり方を解説!

 また、次の関連記事では鉄道業界の志望動機について、5つの例文を解説付きで紹介しています。 「鉄道が好き」「人の生活を支える」など使ってはいけない志望動機もありますので、ぜひチェックしてください。

鉄道会社の志望動機の例文5選|「鉄道が好き」がNGな理由

 「ワンキャリア」という就活サイトでは、JR西日本に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

ワンキャリアに無料登録する

 

JR西日本の強み・特徴

強み新規事業への熱意

 JR西日本の強み・特徴は、新たな事業の創出に熱意がある点と、関西・中国エリアで最大の顧客基盤を誇る点です。

 JR東海が「新幹線の付加価値向上」、JR東日本が「地方創生」を掲げている中で、 同社だけが中期経営計画で「新規事業」「創出力ある人財」について言及しています。

参照:JR西日本グループ中期経営計画|JR西日本の公式サイト

 鉄道業界というと、どうしても「安全・安心」に目が行ってしまうと思います。 しかし、それは理系や現業職の仕事です。文系の仕事は「鉄道という資産を活かしたビジネス展開」であることに注意してください。

 その最たる例が「不動産開発事業」で、駅ナカ・周辺商業施設・ホテル事業などがあります。 しかしこれは私鉄も同様の事業をしていることから、「関西圏」だけに絞った志望動機を書いてしまうと、 「JR西日本でなければならない理由」になりません。

 そこでESでは、同社が「大都市と地方をつないでいる点」、また「同エリアで最も大きい顧客基盤があること」に注目し、 新たな挑戦を成功させる条件がそろっていることを取り入れると「JR西日本専用の志望動機」が出来上がります。

 

競合他社

 JR西日本の競合他社としては関西私鉄不動産デベロッパーが挙げられます。

 鉄道事業では阪急・阪神・南海・近鉄・京阪と多数の会社と競合しており、 梅田・難波間のドル箱路線は大阪メトロの独占状態です。 このような状況では不動産開発事業でも当然に大きく競合します。

 加えて不動産開発といえば、住友不動産を始めとした不動産デベロッパーも競合になります。 近年では建設業界もこの分野に参入してきていますから、競合はとても多いです。

 ただし、関西圏と山陽・山陰とつながっているのはJR西日本だけであり、瀬戸大橋を通じて四国から集客することも可能です。 「大都市=地方間の移動」を武器にできることは、競合に対する大きな強みです。

 

弱み

弱み地方衰退

 JR西日本の弱みは、地方衰退です。

 JR東海が「地方創生」にあまり積極的でないのは、地方衰退が避けられないものだからでしょう。 JR東海には「東京・大阪をつなぐ新幹線」というドル箱路線がある一方で、JR西日本にはドル箱路線がありません。 ゆえに、同社は「地方創生」に活路を見出すしかないのが現実です。

 とはいえ中国地方の観光資源をまだ有効活用できていないのも事実です。 「地域の魅力を伝える観光プロジェクト」「特産品の物流プロジェクト」「駅を拠点とした地域コミュニティ活性化プロジェクト」 などの新規事業を通じて、地方創生ができる可能性はあります。

鉄道業界の就職は難しい?|20社の業界研究・ランキング!

→MY企業研究に戻る

 

同業他社の企業研究を見る

 

JR西日本のような優良企業に内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

ワンキャリアで内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

 そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。

 また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




×

JR西日本内定者のES選考体験談が無料で読めるサイト【ワンキャリア】