【就活】JFEスチールの就職難易度|強みや選考情報!
JFEスチールへの就職に役立つエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報、同社の強みや特徴、 会社理解に役立つ企業研究を解説しています。まず、基本情報は以下の通りです。
会社名 | JFEスチール |
---|---|
就職難易度 | 非常に高い |
売上高 | 5兆2687億円 |
採用人数 | 事務系:30名程度 技術系:100名程度 |
初任給 | 学部卒:282,000円 院卒:301,000円 |
平均年収 | 1242万円 |
年間休日 | 119日 |
経営理念 | JFEグループは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します。 |
参照:JFEホールディングス|有価証券報告書(売上高・平均年収)
参照:JFEスチール|募集要項(初任給・年間休日)
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就活情報・選考の流れ
JFEスチールの選考は、ES提出の後にリクルーター面接が6~10回、加えて本番の面接が3回行われます。 同社は新卒に求める人物像を次の通り掲げていますので、ESの内容にしっかり反映させて臨みましょう。
JFEスチールは、鉄づくりとその技術を通して豊かな地球の未来に貢献しています。変化の激しい素材業界において、高い志と情熱を持って挑戦を続け、会社とともに成長してくれる人財を私たちは求めています。 当社には年齢や職種にかかわらずオープンに議論を進め、若手のうちからどんどん挑戦する風通しの良い環境があります。当社の行動規範「挑戦。柔軟。誠実。」には、私たちが成長していくために一番重要だと考えている要素が集約されています。 今も、新商品開発・製造技術開発・設備技術開発などに熱い思いを持った技術者たちや、営業・生産管理・購買など各分野のプロフェッショナルたちが、この行動規範を胸に、時代を先取りする技術開発やビジネスの展開に取り組んでいます。
就職難易度
就職難易度は、非常に高い!
JFEスチールの就職難易度は、非常に高いです。 同社は超名門企業であり人気が高く、理系も文系も採用人数が多いとはいえ、高学歴ハイスペックな学生が集まるためです。
採用大学は旧帝大・上位国公立大学や有名私大に限られ、学歴フィルターは「MARCH以上」だと言えます。 内定者のスペックは留学経験・起業経験(NPO法人・会社)もある「バイタリティのある学生」が多く、 こういった大学群の学生ですらインターンで活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。
JFEスチールに必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。
ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。
JFEスチールはメーカーや建設業者に商社を介して商品を販売するBtoB企業であり、直接消費者に物を売るBtoC企業ではないため、 就活生の当初の認知度は低めです。しかし、経済学部の学生には「超優良」な会社として有名です。 他学部でも就活のことを少し調べ始めるとすぐに「超優良」であることが判明するため、就活は激戦を極めます。
日本製鉄と同様、世界を相手に鉄を売っていく知性が求められます。 基本的には旧帝大や早稲田・慶應などの高学歴就活生と戦うことになるでしょう。
面接
リクルーター面接が内定の鍵!
JFEスチールの面接は、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。
また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。
同社では、プレエントリーをしてエントリーをすると、すぐ1対1の質問会に呼ばれます。 これは「JFEスチールの社員との質問会」という名目ですが、リクルーター面接と言い、事実上の個人面接です。 この時点で就職活動の軸と学生時代頑張ったことを考えていないと、この時点で不合格です。
エントリーの受付開始が非常に早く、エントリーシート提出&WEBテスト受験をした順にリクルーター面接が始まります。 エントリーシートは就活開始前にある程度つくっておいて、プレエントリー後はすぐ提出できるよう、 採用選考ページをチェックしてお題を確認しましょう。
JFEスチールの採用選考はリクルーター面接がメインで、人によって6回~10回程度行われます。 6回程度でリクルーター面接を終え、本番の1次面接、2次面接、最終面接に臨む場合もあれば、 8回リクルーター面接をしてそのまま内定なんて人もいます。
JFEスチールの採用選考ではリクルーター面接を何度もこなさなければならないため、 エントリー受付期間のギリギリまで提出をしないでいると、どんどん採用枠が埋まっていきます。 必ずエントリー受付開始直後に提出するようにしましょう。
リクルーター面接に失敗すると、もうチャンスはないと思ったほうがよいでしょう。 リクルーター面接が中心の会社で、その他の採用ルートはないと思います。
エントリーシート
「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!
JFEスチールへのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。
ESのお題は「当社への応募理由と従事してみたい業務について」200文字、 「自己寸評およびPR」を200文字というものでした。
実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。
同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。
ですから、採用ページのプロジェクトや社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。
特に「なぜ鉄鋼メーカーなのか」「なぜJFEスチールなのか」は面接でも突っ込んで問われますので、 「将来の夢(就職活動の軸)」がJFEスチールの経営理念・社風・ビジョンと関係があれば書きやすいですね。
特にJFEスチールと日本製鉄の違いがあまりなく、お困りの方も多いと思います。 両社のビジネスにはほぼ違いはなく、子会社などを通じた新規事業もほぼ同じというわかりにくさです。 こういうとき、細かい違いで無理やり志望動機をつくるのはやめましょう。
そこで、「経営理念」、またはインターンシップやセミナーを通じて知った「社風」で比較し、 「より自分の就職活動の軸と一致している」という結論に持っていくのがよいでしょう。
志望動機
ビジョンの一致をアピールしよう!
JFEスチールの志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。
同社の経営理念は「JFEグループは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します。」で、 ビジネスの目的は「常に新たな価値を創造し、お客様とともに成長し続けるグローバルな鉄鋼サプライヤーになる」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。
- 社会貢献
- 仕事にやりがいがあること
- 使命感を持って働けること
- チャレンジ精神のある会社
- 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
- 世界で広く展開していること
- 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
- 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
- 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
- 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事
志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。
最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。
先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。
「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。
ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。
そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。
「Unistyle」という就活サイトでは、JFEスチールに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。
JFEスチールの強み・特徴
同業他社とは経営理念で比較しよう!
JFEスチールの強み・特徴は、経営理念の「常に新たな価値を創造し、お客様とともに成長し続けるグローバルな鉄鋼サプライヤーになる」に表されています。 粗鋼生産能力は国内第2位、世界第8位の実力を持ち、日本製鉄に次いで、間違いなく日本の産業の中核を担う高炉メーカーです。
JFEスチールの鉄は日本製鉄と同様に、自動車・造船・建築・鉄道・容器など幅広い分野で利用されています。 缶コーヒーから自動車まで、あらゆる「鉄」の需要に対応しともに成長していくという目的で、 JFEスチールの業務が行われています。
これは単に鉄板を売っているだけではなく、「軽量化」「高強度化」のほか、 一定確実な「品質」、「安価性」などを追及し、日々研究開発に力を入れています。 特許件数は1300件にも及び、日本製鉄に負けない「技術力」に特徴のある会社です。
ビジネスモデル
儲かる高機能品に注目!
JFEスチールを始めとした素材メーカーには、「量産品」と「高機能品」の2つのビジネスがあります。
前者は大量生産によって「いかに安く作れるか」が勝負のカギとなり、 悪く言えば薄利多売です。企業規模がモノを言い、「1位以外は負け」という厳しい世界です。 はっきり言って量産品は儲かりません。
後者は替えが効かないことが勝負のカギとなり、職人気質の日本企業が大得意とする分野です。 企業規模とは関係なく、少数精鋭で爆益を叩き出すことが可能です。 つまりは高機能品は儲かると言えます。
日本企業は工場用地や人件費、為替などの関係で量産品が不利な一方で、 職人気質が幸いして世界を独占する高機能品をつくるのが得意です。 よって、この業界は「知名度」や「売上規模」ではなく「儲かる高機能品をどれだけ持っているか」という視点で注目しましょう。
主要取引先
JFEスチールの主要取引先は、メタルワンやJFE商事、阪和興業などの鉄鋼専門商社と、 住友商事や三井物産などの総合商社です。
JFEスチールの鉄は、トヨタなどの自動車メーカー、大林組や鹿島建設といったゼネコン、JRや東急などの鉄道会社、 スチール缶をつくる製缶業者や地場の鉄工所までさまざまな業界、規模にかかわらず様々な会社が利用します。 しかし、JFEスチールは利用者と直接取引しているわけではありません。
というのも、顧客が多すぎて1社では対応しきれないからです。取引をする際は、相手の「与信」を調査しなければなりません。 取引先企業の決算書を読んで、「商品の代金をきちんと支払ってくれる会社かどうか」を見極める必要があります。
また、年間3000万トンもの鉄を生産しているため、「1000トン」「100トン」などの小さい単位でいちいち契約書を交わすのは、 あまりにも非効率です。
そこで、JFEスチールは「与信調査」と「顧客のとりまとめ」を複数の商社に依頼し、 商社がそれぞれの顧客の「与信調査」をし、各顧客の購入希望を募って「大口注文」をつくり、 まとめてJFEスチールに発注するのです。
JFEスチールにはグループ会社に「JFE商事」という鉄鋼専門商社がありますが、当然すべての顧客の管理を一社にまかせっきりにはできません。 そのため子会社以外の、メタルワンや阪和興業、住友商事、三井物産など様々な商社を取引先としておさえているのです。
競合他社
JFEスチールの競合他社には、国内では日本製鉄があります。 その他の高炉メーカーである神戸製鋼所、日新製鋼は日本製鉄と提携関係にあり、これらも競合他社です。 しかし電気炉メーカー(東京製鉄、合同製鉄など)とは一線を画した企業規模、技術力を有しており、 ほぼ敵ではないという状態です。
事実上、国内ではJFEスチールと、日本製鉄の争いだと言えます。
一方海外では、ルクセンブルクの「アルセロール・ミッタル」、中国の「河北鉄鋼集団」、韓国の「ポスコ」に粗鋼生産量では後塵を拝しています。 しかし、JFEスチールが弱いというわけではありません。
アルセロール・ミッタルはポスコはM&Aを繰り返して大規模化しただけで、河北鉄鋼集団も含めて特に「日本製鉄より人気がある」というわけではありません。 技術力は特許件数にも表れている通り、他社が数十件なのに対しJFEスチールは1300件あります。 またJFEスチールの粗鋼生産量は横ばいで推移しており、顧客を奪われたというわけでもありません。
中国の鉄鋼需要が伸びたことにより、その伸びた分を中国の製鉄会社がまかなっているという事情があり、 「世界の鉄鋼シェア」では比率が落ちていると言えますが、JFEスチールでしかつくれない鉄はたくさんあり、 特に日本製鉄を除いた上位企業は赤字企業も多く、かなり強い会社だと言えます。
さて、国内では日本製鉄との勝負だと書きましたが、事実上、勝負にはなっていません。 高炉メーカーは日本に4社しかなく、特に大きな日本製鉄と、JFEスチールどちらかという状況なわけです。 鉄の需要家は、取引先を1社にしぼってしまうことはありません。
というのも、両社とも大量の鉄を取り扱っており、発注から納品までは時間がかかるからです。 鉄が必要になったときどちらが空いているかで決めることもあれば、 そもそも片方がだめになったとき、もう1社と取引がなければ困るということで、 お客さんはたいていJFEスチールと日本製鉄の両方から鉄を買っているのです。
どちらかのマーケティングが優れているというわけではなく、どちらかの技術が優れているというわけでもありません。 就活ではこの2社の比較は難しく、経営理念や社員の雰囲気、社長のメッセージなどを読んで比較するしかなさそうです。
弱み
JFEスチールの弱みは、資源価格の高騰です。鉄鉱石や石炭、石油などの資源価格が高騰すると、 鉄の価格に反映されてしまいます。また、円安も事実上、資源価格の高騰を招きますからリスクとして存在します。 鉄の価格が上昇すると、高品質な鉄を求める顧客はともかくとして、そうでない顧客は海外の競合他社の安い製品に飛びついてしまう可能性があります。
このリスクに対し、JFEスチールでは工場の敷地内に鉄鉱石を山盛りにして、 資源を在庫することで対応しています。つまりは、鉄鉱石が安いときに買いだめしておいて、 高い時に買わなくて済むようにしているのです。
とはいえ在庫できる量には限りがありますから、一時的な騰落には対応できるとしても、 長期的な資源価格の高騰、長期的な円安にはダメージを受けます。 世界の経済情勢が深くかかわるため、資材調達の部門ではトレーダーとしての能力も要求されます。
一方で顧客は鉄を扱うあらゆる会社ですので、もし顧客が倒産したとしても、 トヨタくらいの大規模な顧客でない限り、影響はほとんどないでしょう。
また、JFEスチールには製造の安定性という課題があります。 近年、JFEスチールは事故が続出していました。溶鉱炉の鉄が漏れた、溶鉱炉に転落した、床に穴があいて転落した、 ローラーに挟まれたという恐ろしい事故、工場のガス爆発などで従業員が死傷しています。
従業員が死亡するという痛手はもちろん、事故があれば製造ラインが止まります。 JFEスチールの製造ラインが止まると、実は社会全体に影響を及ぼします。
「ロール材」といって、商社が在庫している鉄ではなくJFEスチールに特注する鉄があります。 これは時期によって発注から「3か月待ち」になるほどの大人気商品で、トヨタやホンダなどの自動車産業、 公共事業を行っているゼネコンなどから続々と発注されます。
実は、秒単位でお客さんが待っているのです。1分でも工場が止まれば工場長がトヨタに謝罪に出向くレベルの事態で、 JFEスチールの納品が遅れればトヨタもお客さんへの納品が遅れるのです。公共工事も工期末が決まっていますから、大問題です。 事故が多発すると・・・信頼を失うというわけです。
JFEスチールでは社長のメッセージにもある通り、「製造の安定化」が課題であるとされ、 安全対策や製造の高速化・安定化が技術開発により研究されています。
同業他社の企業研究を見る
- フジクラの企業研究(売上高:8064億円、平均年収:770万円、年間休日:121日)
- 日本製鉄の企業研究(売上高:7兆9755億円、平均年収:825万円、年間休日:119日)
- JFEスチールの企業研究(売上高:5兆2687億円、平均年収:1242万円、年間休日:119日)
- 住友電気工業の企業研究(売上高:4兆55億円、平均年収:779万円、年間休日:121日)
- 古河電気工業の企業研究(売上高:1兆663億円、平均年収:685万円、年間休日:121日)
- 三菱マテリアルの企業研究(売上高:1兆6259億円、平均年収:697万円、年間休日:126日)
- 住友金属鉱山の企業研究(売上高:1兆4229億円、平均年収:835万円、年間休日:125日)
JFEスチールのような優良企業に内定をもらうには?
自分の”今”の実力をチェック!
「OfferBox」 はスカウト型就活サイトで、設定したプロフィールを読んだ企業が選考への招待を送ってくれる無料サービスです。 が、これを自分の実力チェックに利用できます。
というのも、このサイトでは登録時にプロフィールを設定するのですが、 就活でするべき「アピールポイント」を詰め込んだ設問になっており、「スムーズに入力できれば問題なし」「詰まったらそこが面接で突かれるポイント」です。 入力率80%になるとおよそスカウトが受け取れるそうですが、そこが選考合格の最低ラインということになります。
そして最も役立つのが、「適性診断AnalyzeU+」を無料で利用できて、結果が見れる点です。 選考本番では適性診断を受けますが、受かっても落ちてもその結果はわからないままです。 ですが、こちらを受けておけば「面接官の持っている書類に自分がなんと書かれているか」がわかるというわけです。
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→「OfferBox」の公式サイト
本命企業の選考を受ける前に!
本番の前に、模擬試験!
筆者の私の就活は、本命中の本命企業が1社目の採用選考でした。 自己分析もなしにエントリーシート・WEBテストに失敗し、それでも幸い面接に呼んでもらえたのですが、 そこでも今思うとありえない失敗をしていました。当然不合格です。
「もしあの企業の選考が1社目じゃなかったら」と悔やんでも悔やみきれません。
「1社目を1社目ではなくする」ことができるのが、「ジョブトラ」 というイベントです。なんとジョブトラ卒業生、三菱商事やサントリー・JR東海・味の素などの人気企業の内定者が続出しています。 それもそのはず、ジョブトラでは自己分析やグループワークなど今の自分が完璧な状態かどうかを知ることができるからです。
このイベントは約4時間と長めですが、前半に自己分析や企業研究などの講座を行い、後半は「ビジネスゲーム(グループワーク)」を実施します。 このグループワークは国内大手企業や外資系企業が採用している形式で、終了後はフィードバックがもらえます。 自分の強みや弱みを客観的に評価してもらえるので、本命企業の選考を受ける前にぜひ参加しておきたいですね。
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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)
選考体験談が詳しすぎる!
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本命企業に応募する前に、やっておきたいこと
「自己分析」をよくわからないまま、放置してない?
筆者の私は自己分析をしなかったがゆえに本命企業11社全滅という憂き目に遭いました。 自己分析のことを「性格診断か何か」だと思い込んで放置していたのですが、 そのためにエントリーシートで一貫した熱意を伝えることができなかったのです。
その後、やり直して1ヶ月で内定を得るに至ったのですが、「本命企業の応募前にやっておけば・・・」と思っても後の祭りです。 就活に悔いを残す結果となりました。
【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを使えば、アプリ起動から3分で自己分析が完了します。 エントリーシートの作成サポート機能もあるので、自分のESが伝わるESかどうかを確認することができます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析を始めてみましょう。もちろん完全無料です。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。