【就活】熊谷組の就職難易度|内定獲得への選考情報!
熊谷組への就職に役立つエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報、同社の強みや特徴、 会社理解に役立つ企業研究を解説しています。まず、基本情報は以下の通りです。
会社名 | 熊谷組 |
---|---|
就職難易度 | 低い |
売上高 | 4431億円 |
採用人数 | 事務系:18人程度 技術系:100人程度 |
初任給 | 学部卒:240,000円 院卒:260,000円 |
平均年収 | 848万円 |
年間休日 | 日数言及なし |
経営理念 | 高める、つくる、そして、支える。 |
参照:熊谷組|有価証券報告書(売上高・平均年収)
参照:熊谷組|募集要項(初任給・年間休日)
おすすめ・人気記事
就活情報・選考の流れ
熊谷組の選考フローは、2月のES提出・WEBテストの後に面接が2回というプロセスを経て内定へ至ります。 特にES締切りが2月中なので注意しましょう。インターン参加者向けの優遇選考は行っていませんが、会社理解のためにはぜひ参加しておきたいところです。
就職難易度
就職難易度は、低い!
熊谷組の就職難易度は、低いです。 準大手ゼネコンは就職人気が低く、応募は文系300通・理系400通と競争倍率が低いためです。 それでいて平均年収は839万円と高く、学歴も必要ないことから「穴場」と言えます。
ちなみに建設業は、企業規模に関わらず高待遇な珍しい業界です。 なんとなく売上高で比較してしまいがちなため、準大手ゼネコンが穴場になっています。 ぜひ次の記事もチェックしてみてください。
内定者の出身大学は上位校からFラン大学まで幅広く、学歴フィルターはないと言って差支えないでしょう。 人物重視の選考が行われると言え、インターンシップなどを通じて十分に企業研究をする時間を取れれば、 エントリーシートや志望動機で有利に立てます。
また、必ずしも体育会系でないと受からないということはありませんし、留学経験や起業経験が必要ということもありません。 「就職活動の軸」と「経営理念」の一致をアピールしていけば、合格の目はあります。
同社の採用区分には「総合職」「地域総合職」「エリア職」の3つがあり、「エリア職」はいわゆる「一般職」のことですので、応募の際には注意しましょう。
熊谷組に必要なTOEICスコアは明示されていません。 事業のほとんどが国内ですから、仕事上必須というわけでもないため、TOEICが強みになるシーンは少ないでしょう。
ただし、今後の人口減少を考えるとODA案件などで海外事業を行う可能性もあります。 その時のために備えて英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。
面接
面接は、2回!
熊谷組の面接は、回数は2回でいずれも個人面接ですが、一次面接はオンライン、最終面接は東京本社で実施されます。 面接内容はいずれも次のような質問がされます。
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自分の性格・周囲からの評価
- 好きな施工物件
- 他社の選考状況
ESに沿った内容で進められますが、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。
また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。
スーパーゼネコンに対して見劣りしたり、「滑り止め」程度の認識で選考を受ける学生が多いようです。 他社の選考状況や複数内定をもらった場合の対応など、志望度を確認する質問が必ずされます。
ただ「第一志望です」というだけでは説得力がありませんので、同業他社との比較が必須です。 特に「経営理念・ビジョン・社風」と「就活の軸」の一致をアピールするのが最適でしょう。
エントリーシート
「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!
熊谷組へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。
ESの内容は次の5本の質問と多めで、2月末必着での郵送です。
- ゼミの内容
- 志望動機
- 熊谷組で実現していきたいこと
- 学生時代に力を注いだこと
- 自身を単語4つで表して自己PR
実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。
同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。
ですから、採用ページのプロジェクトや社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。
特に「なぜ建設業界なのか」「なぜ熊谷組なのか」は面接でも突っ込んで問われますので、 「この会社に入って挑戦したいこと」もぜひ参照してください。
同業他社は建設業界だけでなく、プラントエンジニアリング業界も含まれますので、見落としがないように注意しましょう。
建設業界は基本的にどこも同じ事業を行っていて、細かい違いで志望動機をつくるのは無理があります。 そこで、経営理念・ビジョン・社風を理由にするのが一番です。 インターンシップなどで「会社の性格」を見極めておきましょう。
志望動機の書き方
ビジョンの一致をアピールしよう!
熊谷組の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。
同社の経営理念は「高める、つくる、そして、支える。」でした。
私たちがつくるのは、単なる建物や構造物だけでなく、 そこに集う人々とともにつくりあげていくコミュニティーです。
ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。
- 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
- 世界で広く展開していること
- 安全技術に強いこだわりがあるところ
- 人々の生活を根本から支えるだけでなく、人々の心に喜びや豊かさを与えられる
- 幅広い技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
- 社会の基盤となるモノづくり
- 100年という大きなスケールに渡って社会基盤やライフラインの構築に貢献できる
- 唯一無二のものづくりが出来き、社会貢献性が高い点
- 多くの価値観の違う人が一つの同じゴールに向かって挑むという連帯感
- 誰もが安全に安心して暮らせる社会環境づくりに貢献したい
- 形に残る仕事がしたい
- 環境問題に積極的であること
- 会社が次の時代を見据えた攻めの姿勢であること
志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。
最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。
先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。
「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。
ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。
そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。
「ワンキャリア」という就活サイトでは、熊谷組に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。
熊谷組の強み・特徴
土木の名門で難工事こそ得意!
熊谷組の強み・特徴は、創業者の「難所難物(困難な工事)があれば、私にやらせてください」という言葉に表されています。
同社は土木の名門企業であり、トンネル・ダム・橋梁など難工事を成功させてきた実績があります。 これらで培った技術力をもとに街づくりの面でも、「強い建物」をテーマに高い耐震性を備えた建設を行っています。
例えば地上50階建ての「新宿野村ビル」を日本で初めて単独施工したり、台湾の超高層ビル「TAIPEI101」もJV(共同企業体)を結成して施工するなど、 「難工事こそ引き受ける」という社風があります。
加えて熊谷組をはじめとしたゼネコンでは建設業だけでなく「不動産業」としての側面もあり、 国内外で数千億円規模の不動産を所有しています。
「駅前再開発」のように街をまるごと開発しなおし、 商業ビルやマンションなどの住宅を建設し、販売したり家賃収入を得たりするのです。
ビジネスモデル
工事のまとめ役が仕事!
熊谷組のビジネスモデルは、工事のまとめ役です。
熊谷組をはじめとしたゼネコンは自らの社員が工事を行うわけではありません。 実際の作業は下請け企業が行います。 ではゼネコンは何をしているのでしょうか。
例えばビルを建設する際、様々な技術や人が必要になります。 地質調査をする会社、設計をする会社、基礎工事を行う会社、鉄骨を組む会社、足場を組む会社などがあります。 他にも内装と外装では業者が異なりますし、外構工事や建具の会社も違います。
さらには現場には様々な法律や規制が絡んできますし、役所に出す確認申請など煩雑な手続きも多いです。
これらの管理は、工事のプロでない施主が行うのは不可能です。 そこで工事のプロであるゼネコンが施主に代わって、様々な工事を取りまとめ、役所とのやり取りも代行してくれるのです。
特に「工程管理」はゼネコンの重要な任務で、下請け工事のことを熟知しているゼネコンだからこそ、 他の工事と邪魔しあったりしないように調整できるのです。
施主はゼネコン1社と契約するだけでよく、後のことはすべてゼネコンに任せておけば大丈夫というわけです。
さて、その契約金額の大半は下請け業者に流れていきます。 ゼネコンが儲けを増やすには「たくさん工事を受注する」「建設サービスの価値を高めて高く契約する」 の2つしかありません。
建設サービスの価値向上はゼネコン共通の課題なのです。
将来性
将来性が高い!
熊谷組の将来性は高いです。その理由は次の3つです。
- 難工事について挑戦的な社風
- 海外展開に積極的
- 高い耐震技術
採用ページの「熊谷組ヒストリー」をみるとわかりますが、難工事の歴史ばかりが載っています。 歴史的に「他社のやりたがらない難工事」を次々に引き受けて成功させてきており、 その信頼性はスーパーゼネコンにも劣りません。
また、海外工事は通常、ODAを通じた「土木工事」で行くものですが、同社は商業ビル・ホテル・マンションなど「民間工事」で海外進出している特徴があります。 これは高いポテンシャルを秘めています。なぜなら日本の耐震技術という優れた武器を持っているからです。
日本ほどの災害大国ですから、現在の耐震技術をもってすれば地震で倒壊するということは、まずありません。 この技術力を武器に海外展開し、地震で倒れない建物を建設すればかなりの付加価値になるはずです。
現在、国交省がインドに「日本の建築基準法」を輸出しようという動きがあり、 これが実現すれば日本のゼネコンがインドでも事業を行えるようになります。
インドや東南アジアなど地震の多い国で大活躍できる可能性を秘めているのです。
主要取引先
熊谷組の主要取引先は、公共機関と大規模事業者です。
熊谷組の行う工事は大きく分けて「公共工事」と「民間工事」の2つがあります。
公共工事は道路やトンネル、河川、公共施設の建設など国や自治体が発注する工事を指します。 国や自治体は住民の要請の他、景気刺激の策としても公共工事を発注し、 建設現場の職人などの収入を増やそうとします。
当然、規模の大きな工事は大手ゼネコンでないと対応しきれない部分がありますので、 公共工事は大手ゼネコンにとって重要な収入の柱になっています。
民間工事はビルを建てない不動産会社、工場を建てたいメーカーなどが中心ですが、 その他にもNEXCO3社の高速道路、JRや私鉄の鉄道建設も民間工事に含まれます。
民間工事は景気に左右されやすく、景気が活況の間は良いのですが、景気が悪化すると工事が減ります。 ですが、熊谷組は「公共工事」と「民間工事」の両方を行うことで、景気が悪いときは公共工事、景気が良いときは民間工事でそれぞれ利益を出すことができます。
事業として非常にバランスが取れていますね。
競合他社
熊谷組の競合他社は、 同じ準大手ゼネコンの長谷工コーポレーション・戸田建設・五洋建設・フジタ・前田建設工業・三井住友建設・西松建設・NIPPOです。
建設業界では企業規模ごとに請け負える工事が決まっている節があり、 準大手ゼネコンは小さな工事では利益がほとんど出ません。
一方で大きな工事は中堅ゼネコン以下では対応しきれないものが多く、 特に現場監督ができる監理技術者や設計士を多く抱える準大手ゼネコンが有利です。
特に工事代金を施主から受け取るまでは、工事にかかる費用はゼネコンが立て替えなければなりません。 企業規模が小さいと「立て替えるお金」がそもそもないため、身の丈に合わない工事を受注すると倒産しかねません。
よって、中堅ゼネコンその他プラントエンジニアリング業界や専門工事業者はライバルにはなりえません。 (もちろん工事の規模や難易度によっては競合しますが)
しかし、ゼネコン間で仲が悪いのかというとそうではありません。
ーゼネコンでも1社では対応しきれない大規模工事、発注者が2社以上のゼネコンの関与を求めるときなどは、 ゼネコン同士でJV(共同企業体)を結成して一緒に工事をするという場合があります。
よきライバルとして、時には協力関係となって共に社会貢献をしていく業界です。
弱み
熊谷組の弱みは、景気の悪化です。
準大手ゼネコンの地位が脅かされるような出来事はほぼありませんが、 景気が悪化して民間工事が落ち込むと、公共工事で生き残るしかありません。
しかし、公共工事は「競争入札」により、付加価値より「工事代金が安いこと」が重視されがちです。 そのため、建設技術を磨いても利益を出しにくいという問題があります。
高品質な建設サービスに対し、ちゃんと対価を支払ってくれる民間工事こそ利益の源泉となりますが、 景気が悪いときは民間工事がかなり減少しますので、厳しい環境に陥ります。
その他、たびたび談合や汚職で騒がれることも多い業界です。 談合事件で逮捕されるのは営業部長や取締役などの管理職ですが、 会社自体も指名停止処分、損害賠償責任を負うため、経営難を引き起こします。
指名停止処分では定められた期間、公共工事を受注することができません。 イメージの悪化などで民間工事にも影響する場合もあります。
談合や汚職については経営陣と営業部しか知らないことがほとんどですから、 「寝耳に水」状態でやられてしまう可能性もあるのです。
しかし、ほめてよいのかわかりませんが、これまで談合などでたびたび処分を受けてきた準大手ゼネコンも、倒産したことはありません。
同業他社の企業研究を見る
- 日揮の企業研究(売上高:8325億円、平均年収:1083万円、年間休日:120日以上)
- 前田建設工業の企業研究(売上高:7932億円、平均年収:1099万円、年間休日:日数言及なし)
- 五洋建設の企業研究(売上高:6177億円、平均年収:889万円、年間休日:128日)
- フジタの企業研究(売上高:5289億円、平均年収:864万円、年間休日:日数言及なし)
- 戸田建設の企業研究(売上高:5224億円、平均年収:841万円、年間休日:日数言及なし)
- 千代田化工建設の企業研究(売上高:5059億円、平均年収:1000万円、年間休日:120日以上)
- 三井住友建設の企業研究(売上高:4794億円、平均年収:888万円、年間休日:日数言及なし)
- 熊谷組の企業研究(売上高:4431億円、平均年収:848万円、年間休日:日数言及なし)
- 西松建設の企業研究(売上高:4016億円、平均年収:834万円、年間休日:日数言及なし)
- 安藤ハザマの企業研究(売上高:3941億円、平均年収:963万円、年間休日:日数言及なし)
- JFEエンジニアリングの企業研究(売上高:3374億円、平均年収:959万円、年間休日:126日)
- 東急建設の企業研究(売上高:2856億円、平均年収:838万円、年間休日:日数言及なし)
- 日鉄エンジニアリングの企業研究(売上高:2646億円、平均年収:1026万円、年間休日:124日)
- 東洋エンジニアリングの企業研究(売上高:2608億円、平均年収:875万円、年間休日:122日)
- NIPPOの企業研究(売上高:2135億円、平均年収:1015万円、年間休日:日数言及なし)
- 鹿島建設の企業研究(売上高:2兆6651億円、平均年収:1177万円、年間休日:120日以上)
- 大林組の企業研究(売上高:2兆3251億円、平均年収:1066万円、年間休日:120日以上)
- 清水建設の企業研究(売上高:2兆55億円、平均年収:982万円、年間休日:120日以上)
- 長谷工コーポレーションの企業研究(売上高:1兆944億円、平均年収:942万円、年間休日:日数言及なし)
- 大成建設の企業研究(売上高:1兆7650億円、平均年収:1024万円、年間休日:120日以上)
- 竹中工務店の企業研究(売上高:1兆6124億円、平均年収:1013万円、年間休日:日数言及なし)
熊谷組のような優良企業に内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。
実際に私も体験してみましたが、適性検査と入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません。
もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。
そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。
他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ