リアルタイム閲覧者数:15人
※本サイトはプロモーションが含まれています

【新卒】自己PRは何を答えればいい?|1000文字分の例文で解説!

自己PRは何を答えればいい?

 新卒就活で「自己PRは何を答えればいい?」とお困りの方へ向けて、アピールするべき「強み」の選び方と、 ガクチカと同じエピソードを使うことでES・面接の回答に一貫性を出す方法を解説します。また、面接用に1000文字(3分相当)・400文字(1分相当)それぞれの例文も紹介します。



おすすめ・人気記事

 

自己PRとは?

 「就職活動の軸」の実現に役立つ強み

 自己PRとは、「強みとそれを裏付けるエピソード」を答えるものです。 エピソードはガクチカと同じで構いませんが、「『就職活動の軸』の実現に役立つ強み」という視点で答えなければなりません。 例えば「価値創造での社会貢献」を軸とする場合、「アイデア出しが得意なところ」など「価値創造」に関わる強みを選びます。

 「就職活動の軸」が重要な理由は、志望動機で「軸と社風の一致」をアピールするためです。 新卒就活では、簡単に言えば「価値創造を重視する会社には、価値創造を重視する学生が採用」されます。 そこで会社の社風に役立つ強みをアピールすることで、自己PRと志望動機に一貫性が生まれるというわけです。

 自己PRでは、次の3つ要素を必ず取り入れましょう。

  1. 就職活動の軸
  2. 強み
  3. 強みを裏付けるエピソード

 また、「1000文字で」「3分で」と長文を要求された場合は、次の要素を取り入れて調整しましょう。

  1. 強みを会社でどう活かすか
  2. 社風・経営方針との一致をアピール
 

要素1:就職活動の軸

回答のポイント社風との一致

 まずは就職活動の軸を設定しましょう。 ここでのポイントは、志望先の社風と一致した軸を選ぶことです。

 社風はインターンや説明会で社員に質問して確認するか、または志望先の「中期経営計画」を読んで「今後力を入れていく取り組み」をもとに考えてもよいです。 例えば総合商社の伊藤忠商事は、「利は川下にあり」と題して消費者向けビジネスを通じて「企業ブランド価値の向上」を目指しています。 この場合、「消費者向け」や「ブランド」「価値創造」などをキーワードに軸を設定すると、軸と社風が一致します

 この他にも、企業によって次のような軸が設定できます。

SUBARU「交通事故をなくしたい」「交通安全のエンタメ化を実現したい」
SUBARUの企業研究記事
首都高速道路「家族連れで東京旅行を楽しめる社会を実現したい」
首都高速道路の企業研究記事
NTTドコモ「人とモノをつなげて便利な社会を実現したい」
NTTドコモの企業研究記事
三井住友銀行「イノベーションの創出を支援したい」
三井住友銀行の企業研究記事
ソニー「社会に感動を創出したい」
ソニーの企業研究記事
【関連記事】 【就職活動の軸とは?】例の一覧118選|10秒診断あり!  

要素2:強み

回答のポイント軸に役立つ強み

 次に、アピールする強みを選びます。 ここでのポイントは、「軸の実現に役立つもの」を選ぶことです。

 「価値創造」の例では、「アイデア出しが得意なところ」「課題発見力」「創造力」などが役立つ強みとして使用できます。 このように軸の実現に必要な能力・スキルをイメージするとよいでしょう。 この他にも、軸に応じた強みの例を紹介します。

交通事故ゼロ「問題解決力」「粘り強さ」「倫理観」
家族連れの東京旅行「企画力」「柔軟な対応力」「地域知識」
人とモノをつなげる「課題発見力」「コミュニケーション能力」「マーケティング力」
イノベーション支援「チャレンジ精神」「情報収集力」「金融知識」
感動の創出「共感力」「テクノロジーへの熱意」「チームでの協働力」
【関連記事】 【例文】長所と短所の一覧|「おっ!」と思わせる回答例  

要素3:強みを裏付けるエピソード

回答のポイントガクチカから引用する

 最後に、強みを裏付けるエピソードを用意します。 ここでのポイントは、「ガクチカから引用すること」です。

 ES・面接での回答は、「軸の実現」という視点で一貫性ある話をすることが求められます。 ゆえにガクチカも同様に「軸の実現のために取り組んだこと」を書くのですが、もし自己PRのエピソードが無関係の取り組みだと、一貫性がないと判断されてしまいます。 そこで、自己PRのエピソードはガクチカと同じであることが望ましいです。

問題解決力データ分析を活用して事故発生の傾向を特定し、対策を考案した経験
企画力地域のイベント企画で、多様な年齢層が楽しめるプログラムを作成した経験
課題発見力アルバイトで顧客から寄せられた不満をもとに、新しい商品陳列方法を提案し売上が向上した経験
チャレンジ精神未経験のゲーム制作に挑戦し、生活費をまかなった経験
テクノロジーへの熱意プログラミングやデジタルツールを使い、独自のゲームを制作した経験
【関連記事】 【例文】学生時代頑張ったことの書き方|面接の定番質問に対応!  

1000文字の例文

1000文字約3分

 自己PR1000文字の例文を紹介します。面接で話すと約3分になります。 ここでは就職活動の軸を「価値創造での社会貢献」とし、強みには「アイデア出しが得意なところ」を採用しています。

例文

 私の強みは、「アイデア出しが得意なところ」です。

 私は、大学時代のゲーム制作の経験を通じて培った「アイデアを生み出す力」を強みとしており、それを活かして貴社で価値創造に貢献したいと考えています。

 大学時代、私は仲間とともにゲームを制作するサークルに所属していました。 その中で、テーマ設定や方向性の決定が難航する場面がありました。チームメンバーの意見が対立し、なかなか1つの方向性を定められない状況に陥りました。

 このままではプロジェクトが進まないと感じた私は、まずターゲットユーザーのニーズを徹底的にリサーチしました。 そして、その結果をもとに新しいゲームコンセプトを提案しました。

 このコンセプトは、「ストーリー性を重視したシンプルなゲーム性」というもので、幅広いユーザー層に受け入れられるものでした。 この提案により、チーム全体が方向性を共有できるようになり、スムーズに開発を進めることができました。 完成したゲームは、学内コンテストで優秀賞を受賞し、多くの方々から「感動した」との声をいただきました。

 この経験から、私は複数の意見を集約し、価値あるアイデアを生み出す力を身につけました

 この「アイデアを出す力」を、貴社での事業開発や提案型営業の場面で活かしたいと考えています。 例えば、世界中の現地のニーズやトレンドを正確に捉え、それをビジネスチャンスとして形にする仕事において、私の強みを発揮できると考えています。 貴社は、商社として幅広い事業領域を持ち、多様な課題解決に取り組んでいる会社です。

 私は、これまでの経験を通じて培ったリサーチ力や創造力を活用し、社会の課題に対して独創的で実現可能な解決策を提案したいと考えています。

 また、私は新しい分野に挑戦することを楽しむ性格でもあります。 未経験のゲーム制作に挑み、学びながら成果を出した経験が、今後の未知の課題に挑む姿勢にもつながると考えています。 貴社では、未知のマーケットや未解決の社会課題に対しても積極的に取り組み、新しい価値を生み出していきたいです。

 私が創出したいのは、ただ利益を追求するだけではなく、社会に必要とされる持続可能な価値です。 貴社の「ブランド価値の向上」という経営方針のもと、私の「アイデアを生み出す力」を活かし、社会や世界に貢献する新しい価値を創造する存在でありたいと考えています。

解説

 この例文では、次のことを意識しています。

 このように、1000文字の場合は「強みを会社でどう活かすか」「社風・経営方針との一致をアピールする」ことの2つを取り入れましょう。 こうすることで面接での定番質問である「入社後挑戦したいこと」「なぜこの会社を選んだのか」の回答の際に、話に一貫性を持たせることができます。

【関連記事】 【例文】会社に入って挑戦したいこと|「おっ」と思わせる! 【関連記事】 【新卒】なぜこの会社を選んだのか|例文5つと書き方を解説  

面接用の短い例文

400文字約1分

 面接用の短い例文を紹介します。面接で話すと約1分になります。

例文

 私の強みは、「アイデア出しが得意なところ」です。

 大学時代、私はゲーム制作サークルでテーマ設定が難航した際、まずターゲットユーザーのニーズを徹底的にリサーチしました。 その結果を基に「ストーリー性を重視したシンプルなゲーム性」を提案し、チームの方向性をまとめることに成功しました。

 このゲームは学内コンテストで優秀賞を受賞し、多くの方から高い評価をいただきました。 この経験を通じて、リサーチを基に価値あるアイデアを提案する力を身につけました。

 この強みを活かし、貴社では、現地のニーズやトレンドを的確に捉え、社会課題を解決する新たな価値を創造したいと考えています。

解説

 この例文では、次のことを意識しています。

 「強みを会社でどう活かすか」や「社風・経営方針との一致のアピール」は、 「入社後挑戦したいことはなんですか?」「当社を志望する理由を教えてください」と別で問われるため、自己PRに必ずしも含める必要はありません。 ですが、文字数が足りない場合はこれらを含める、または含めないことで調整しましょう。

 

新卒で使える自己PRの一覧

回答のポイント結論ファースト

 新卒就活で使える自己PRを一覧にして紹介します。 結論ファーストを心がけ、「私の強みは問題解決力です」というように、まずは強みを伝え、それからエピソードの話をしましょう。

問題解決力地域の交通事故防止ボランティアで、事故多発エリアのデータを分析し、通学路での安全指導や見守り活動を提案・実施しました。その結果、地域住民や学校から感謝の声をいただき、事故発生件数の減少にも貢献できました。
粘り強さ地域住民の協力が得られず活動が進まない状況に直面しましたが、何度も足を運び、個別に丁寧な説明を重ねました。その結果、理解を得て協力者が増え、事故防止活動を継続的に実施する体制を整えることができました。
倫理観住民から無関心な態度や否定的な意見を受ける場面もありました。しかし、安全はすべての人の権利であると考え、感情に流されず丁寧な対話を心掛けることで信頼関係を築き、協力を得ることができました。
企画力サークル活動で、参加率が低迷していた定例イベントの改革を提案しました。参加者アンケートを実施し、ニーズを分析した上で、ゲーム要素を取り入れた新しい形式のイベントを企画・実施。その結果、参加者数が従来の1.5倍に増加し、サークル全体の活性化に貢献しました。
柔軟な対応力イベント当日にトラブルが発生し、予定していた企画が実施できなくなりましたが、即座に代替案を考案し、メンバーと協力して柔軟に対応しました。その結果、参加者から「予想外の内容で楽しかった」と好評を得ることができました。
地域知識地域ボランティア活動で、各エリアの特性や課題を深く理解しました。例えば、渋谷区の若者向けのイベントや、墨田区の高齢者向けのサポート活動を知り、地域に合わせたアプローチを提案・実行することで、効果的な支援を行いました。
課題発見力アルバイト先で顧客から「商品が見つけにくい」という不満を頻繁に聞き、店舗の陳列方法に課題があると感じました。そこで、商品のカテゴリー別に分かりやすい配置変更を提案し、実施。結果、顧客の購買意欲が向上し、売上が前年比で15%増加しました。
コミュニケーション能力改善提案の際、スタッフ間で意見の食い違いがありました。私は、各メンバーの意見を尊重しつつ、顧客の声を元に具体的な改善案をまとめ、全員の理解と協力を得ることができました。この結果、スムーズに変更が実施され、売上向上に繋がりました。
マーケティング力商品の配置を見直すため、ターゲット層の購買傾向を分析しました。その結果、人気商品を目立つ位置に配置することを提案。新しい陳列方法を実施後、顧客の購買率が上がり、売上が前年比で15%増加しました
チャレンジ精神ゲーム制作のサークル活動で、初めてのプログラミングに挑戦しました。試行錯誤を重ねながら、チームと協力して独自のゲームを完成させ、学内コンテストで優秀賞を受賞しました。この経験から、挑戦する楽しさと成長を実感しました
情報収集力ターゲットユーザーのニーズを把握するために、インターネットや他のゲームのレビューを徹底的に調査しました。その結果、ユーザーが求める要素を取り入れたゲームを作成し、満足度の高い作品を完成させることができました。
金融知識簿記の資格を取得した際、財務諸表の読み方や会計処理の仕組みを学び、企業の経営状態を把握する力を養いました。この知識を活かし、アルバイト先で経費管理や予算編成に関わる業務をサポートし、コスト削減に貢献しました。
共感力イラスト制作を通じて、クライアントの要望や感情を理解し、視覚的に表現する力を養いました。特に、クライアントの意図を汲み取り、細かなニュアンスを反映させることで、満足度の高い作品を提供し、信頼関係を築きました。
テクノロジーへの熱意ゲーム制作の際、プログラミングや最新のゲームエンジンを学び、技術を駆使して独自のゲームを開発しました。新しいテクノロジーを使うことで、より高度なシステムやリアルなグラフィックを実現でき、テクノロジーの可能性に対する熱意が一層強まりました。
チームでの協働力ゲーム制作のプロジェクトで、メンバーと役割分担しながら作業を進めました。意見が食い違う場面でも、円滑にコミュニケーションを取り、全員の意見を反映した最適な解決策を導き出しました。チーム全員の協力によって、無事にゲームを完成させ、成功を収めました。

面接に受かるために必要なことの記事に戻る

今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

ワンキャリアで内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

 そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。

 また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




×

本番同様!OfferBox適性検査で自分の強み・弱みを把握しよう!(学生完全無料