【就活】健康診断書は持病アリでも落ちない|項目も適当でOK!

健康診断書が原因で落ちることはありません。持病も問題ありません。 筆者の周りには「再検査」「要精密検査」「持病がある」という人もたくさんいましたが、全員内定先に入社できています。 また、「どの項目を受けるべきか」も気にする必要はありません。
この記事の要点
- 健康診断の結果は、仮に持病があっても選考に影響しない!
- 健康診断書の提出は必須!必ず受けておこう
- 診断する項目に、特に決まりはない!
- 内定後にも、会社の指示でもう一度健康診断を受ける!
- 郵送の際は、送り状を添付しよう
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健康診断書は内定に影響なし
健康診断書が原因で、選考に落ちることはない!
就活では、健康診断書で落ちることはありません。 持病があっても、「要精密検査」でも心配しなくて大丈夫です。 提出させるのは「法律で決まっているから」に過ぎず、これを採用選考の基準に使うわけではないためです。
むしろ重大な個人情報ですから、最終面接や内々定の段階になってはじめて提出を求められます。 選考に使うならエントリーの際に要求されるはずですから、選考に使っていないのは明白です。
「要再検査」や「要精密検査」、「E判定」をもらう人もいましたし、 持病の腎臓病を抱えている友達も、人工骨が入っていてたびたび手術を受けないといけない友達も、 大企業にふつうに内定をもらい、就職して今も元気に働いています。
これは直ちに働けなくなるような重大な疾患がない限りは儀式のようなものであり、 内定を取消したり、選考に影響を与えたりするものではないので安心してください。 そのため、健康診断書の内容がどうであれ、提出さえできればOKです。
就活用の健康診断だからと緊張する必要もなければ、不安に思う必要もないのです。 ただ純粋に自分の健康状態を把握するためだけに受診しましょう。
また、就活で提出書類といえば「成績証明書」があります。こちらは面接でネタにされる可能性はある一方で、 やはり選考自体に影響はしません。
受けていない場合
「提出すること」だけは必要!
健康診断を受けていない場合は、今すぐ市民病院などで受診するか、どうしても間に合わない場合は人事部に電話でその旨を伝えましょう。
大学では毎年春に健康診断を実施していますから、そこで受ければ無料で済みます。 ですが市民病院などで自分で受けると、3000~5000円の費用がかかります。 「提出書類」として求められる以上は、どちらの形であれ受診して提出するのが前提です。
とはいえ、どうしても間に合わない場合は仕方がありません。 エントリーシートや成績証明書と違って、重要度の低い書類ではありますから、 正直に謝れば許してもらえるでしょう。
ただし、間に合わないからといって受診しなくていいわけではありません。 「いつ提出できるか」は聞かれますから、受けた機関に発行日を確認しておきましょう。 受けていない場合は、ただちに予約して「何日に受診します」と言いましょう。
項目は適当でいい!
健康診断の項目について、特に決まりはない!
就活で提出する健康診断書の項目は、特に決まりはありません。 なぜなら、どのみち内定後にもう一度受診するからです。 選考中はただ「提出できればいい」ので、特に項目を気にする必要はありません。
大学の健康診断では、以下のような項目が実施されます。
- 身長
- 体重
- 尿検査
- エックス線検査(レントゲン)
- 血圧
- 聴診器による診断
採血や視力検査、聴力検査は任意だったので私は受けていませんでしたが、特に会社から何か言われることはありませんでした。
採血や心電図など、細かい項目は40代になってからです。普通に大学の健康診断を受けていれば、 健康診断書は大学の学生課や証明書発行機で発行できますので、特に問題はありません。
内定後にも受診する
内定後にも、会社の指示でもう一度受診する!
健康診断は内定後、会社の指定の場所でもう一度受診することになります。 内定をもらってしばらくすると会社から電話がかかってきて、「指定の病院で健康診断を受けてください」と言われます。 そして書類の入った封筒が届き、夏休み中に指定の病院に行くことになります。
どのみち会社指定で受け直すのですから、選考中に提出するものの項目が重視されないのは当然ですね。 むしろ選考中に提出させない会社すら多くありますから、いかに内定に影響しないかがわかります。
私はこの会社指定の健康診断で、「心電図」「尿検査」「レントゲン」「採血」などを行いました。 結果は自動的に会社に送られますので、特に学生が郵送する必要はありません。
そして健康診断の結果は内定式で配布されます。
「要再検査」や「要精密検査」「E判定」をもらう人もたくさんいましたが、 全員そのまま入社したので安心してください。
健康診断書を郵送する
郵送の際は、送り状を添付しよう!
健康診断書を郵送するように指示される場合があります。 この際の送り方、マナーについて解説します。
会社からの指定がない限り、特に「書留」や「速達」「特定記録郵便」などにする必要はありません。 健康診断書を折りたたんで封筒に入れて、普通郵便で郵送するだけです。 しかし、エントリーシートと違って添え状を添付する必要があります。
というのも、健康診断書は名前の表示が小さく、人事担当者が封筒から取り出す際に「誰の健康診断書か」がわかりにくいからです。 そこでマナーとして、以下のような添え状を用意しましょう。
株式会社エムワイ商事 人事部 採用担当者様
お世話になっております。先日、内々定をいただいたエムワイ大学の〇〇です。 ご指示いただきました健康診断書をお送りいたします。 今後とも、よろしくお願い致します。
エムワイ大学 法学部法学科 〇〇 〇〇
健康診断書を入れる封筒は、「A4版の大きなものにクリアファイルごと入れる」のがビジネスマナーですが、 まだ学生の段階ですから細い封筒で構いません。余っている封筒で送れば十分です。
さて、このように就活にはたくさんの悩みがありますよね。 それをもやもやした状態にしておくと深刻化します。そこで、いったん「すべての悩みを書き出す」のがおすすめです。 次の関連記事では「ありがちな悩みと解消法」をたくさん書き出していますので、ぜひ参考にしてください。
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著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ
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