【就活】「勝ち組」「負け組」に惑わされてはいけない!
就活で「勝ち組」「負け組」に分けたがる人は多く存在します。 「Large70」「Core30」「日経225」などの区分に入っていると勝ち組などとよく言われますが、本当にそれを鵜呑みにしてよいのでしょうか。
この記事の要点
- 巷の「勝ち組の条件」はデタラメな指標!
- 知名度や株式評価は、「勝ち組」には関係ない!
- BtoC企業の内定が自慢になるのは学生の間だけ!
- ビジョンを軸にして就活をしよう!
目次
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「勝ち組」の企業の基準は?
勝ち組の条件とされているものは、役に立たない指標!
就活での勝ち組のラインには、次の5つの基準がよく使われます。
- 平均年収が高い
- 知名度が高い
- 売上高が大きい
- 財閥グループに属している
- 株式指標に採用されている
ですが、これらはすべて就活には役に立たない指標です。 なぜなら「消費者向けのBtoCビジネス」や「投資家向け」の指標ばかりであり、 「友達や家族に自慢する」以外の一切が考えられていないからです。
勝ち組企業の一覧
巷の勝ち組企業リストは、デタラメ!
上記5つの基準を満たす「勝ち組企業の一覧」を紹介します。
金融 | 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、三菱UFJ、みずほFG、SMBC、商工中金、 野村證券、大和証券 |
---|---|
マスコミ | 電通、博報堂、フジテレビ、テレビ朝日、日本テレビ、テレビ東京、NHK、 朝日新聞社、日本経済新聞社、読売新聞社、共同通信社、産経新聞社 |
インフラ | 関西電力、中部電力、電源開発、九州電力、北海道電力、四国電力、東京ガス、大阪ガス、 JR東海・東日本・西日本、首都圏私鉄、関西私鉄、NTT東西、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、 NEXCO3社、首都高速、阪神高速 |
素材メーカー | 日本製鉄、JFE、神戸製鋼、三菱ケミカル、住友化学、三井化学、信越化学、三菱ガス化学、旭硝子 住友電工、三菱マテリアル、古河電工、住友金属鉱山、富士フイルム、東レ |
電機・機械メーカー | ソニー、パナソニック、日立製作所、三菱電機、キヤノン、ニコン、リコー、 キーエンス、三菱重工、川崎重工、島津製作所、富士通、コマツ |
その他メーカー | サントリー、キリン、サッポロ、アサヒ、味の素、日清食品、 トヨタ、ホンダ、デンソー、豊田自動織機、武田薬品工業、任天堂 |
商社 | 三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅、双日、伊藤忠商事、豊田通商、 阪和興業、メタルワン、伊藤忠丸紅鉄鋼 |
不動産 | 三菱地所、三井不動産、住友不動産、野村不動産、東急不動産、東京建物、森ビル |
業界団体 | 経団連、経済同友会、全銀協、損保協、日証協、生保協、信託協、地銀協、信用保証協会 |
運輸業 | 日本郵船、川崎汽船、JAL、ANA、三菱倉庫、三井倉庫、住友倉庫 |
ご覧いただいてわかる通り、だいたいテレビで見た会社か財閥の名前がついている会社です。 確かにどれも一流企業ではありますが、安売りの会社・将来性のない会社・強みの乏しい会社、 果ては過労死事件を起こしたブラック企業までランクインしています。
銀行に至っては最悪です。この先は縮小均衡の絶望しか待っておらず、経済界では斜陽産業として有名です。 もし「勝ち組」に騙されて入社すれば、初日から後悔の40年間がスタートするでしょう。
所詮は「知っている会社ランキング」に過ぎず、ビジネスの観点・働きやすさの観点・成長性の観点が入っていない限りは、 40年間働く会社を選ぶ指標として誤っていると言わざるを得ません。
平均年収が高ければ勝ち組か?
平均年収は、当てにならない指標!
勝ち組の基準として、平均年収は役に立ちません。その理由は次の4つです。
- 総合職・現業職・一般職の割合が企業ごとに異なる
- 持株会社は総合職のうち年配社員だけで算出されている
- 計算方法が統一されていない
- 非公開の会社も多い
特にメーカーや鉄道業界では現業職(工場労働者)を多く雇用していて、彼らが平均年収を押し下げます。 同じメーカーでも工員の割合は違いますし、ファブレスで総合職しかいないメーカーもあります。
社員のほとんどが総合職な銀行・証券・商社などは高く算出されるに決まっており、 「勝ち組の基準」ではそのような事情が考慮されていません。 表面上、平均年収1000万円が明らかになった会社だけが「勝ち組」扱いされているのです。
さて、上場企業では多くの企業で年収1000万円を超えるのですが、 高い年収と引き換えに体力と精神力を奪われます。これはどこの会社でも同じことで、 給料をたくさんもらうということは、その分多大な貢献をしているからです。
テレビ局が寝る暇もないくらい激務なのは有名な話ですし、商社や銀行も忙しい上に厳しいノルマがあり、 不動産会社に至っては契約をとってインセンティブをもらわなければならず、高い給料は保証されていないのです。
残業時間が増えれば体力を奪われるのは当然のことですが、やっかいなのが「精神力」です。 精神力をそがれるのは、残業に限られません。責任の重い仕事は精神力をガリガリ削っていきます。
会社には「固定費」があります。最低限稼がなければ赤字になるラインがあるのです。 その数字を稼ぐためにバリバリ活躍して契約をとってくるのですが、小規模な案件をたくさん契約して、忙しい割に固定費に貢献していない、 自分の大規模案件がお客さんの都合で流れてしまって、そのせいで固定費を稼ぎきれなかったなどという事態も発生します。
このことを上司に厳しく追及されなかったとしても、責任は感じますよね。 管理職になれば、部下の数だけその責任がのしかかり、経営者になれば「経営計画」で目標を株主に対して約束しなければなりません。 給料が増えるということは、それだけ重い責任がのしかかるということです。
責任による重圧は、残業時間と関係がありません。「残業が少なくて給料が高い会社」というと聞こえがいいですが、 残業代を抜きにして高い給料がもらえるということは、その分のしかかる責任が桁違いだと言えます。
会社で高い給料を得ることはほんとうに「勝ち組」なのでしょうか?
Core30やLarge70は勝ち組か?
株式の評価は、所詮株主の立場での指標!
「Core30」や「Large70」は勝ち組かどうかの判断基準に相応しくありません。 なぜなら、それは「株主の評価」であって「就職して幸せかどうか」にまったく関係がないからです。
内定先の「勝ち組」を判断する基準として「Core30」や「Large70」「日経225」が使われることも多いです。 Core30とLarge70は東京証券取引所がプライム上場企業の中から特に時価総額の高い企業をリスト化したものです。 日経225は「日経平均株価」に使われている企業のリストですね。
「時価総額が高い」ということは、それだけ株主から高く評価されている企業だということです。 そう。Core30もLarge70も日経225も、株主の評価です。 つまりは投資家が喜ぶ企業リストなんですね。就活生が喜ぶ企業リストではないのです。
投資家と従業員は利害が一致しません。というのも、投資家は株価が上がって配当金がもらえることを期待しています。 一方で従業員は株価が上がっても1円ももうかりませんし、お金を配当金にまわすよりボーナスを増やしてほしいはずです。 従業員の幸せと、Core30やLarge70、日経225といったくくりはなんの関係もないのです。
確かにCore30やLarge70に入っている会社は倒産しにくい会社だと言えます。 しかしそれもあくまで株主の評価であって、Core30には東電や東芝も入っていましたし、 シャープもLarge70にかつて入っていました。窮地に陥らないとは限りません。
さらに言えば、窮地に陥ったときにリストラをすれば、投資家の評価が上がります。
従業員として入社するのに、投資家の評価を鵜呑みにしてよいのでしょうか?
有名企業なら勝ち組か?
知名度は、知名度がビジネスに関係する場合のみ!
会社の知名度も、勝ち組かどうかの判断基準に相応しくありません。 というのも、所詮は「テレビ広告を打っているから消費者に有名」なだけで、 日本社会の場合、本当にすごい会社は知名度のないBtoB業界にこそ多いからです。
有名企業に入れば、いろんな人に自慢できるでしょう。家族や親せき、友達、彼女など、 内定先が有名であれば有名であるほど、鼻が高いと思います。 しかし、優良企業は有名企業だけなのでしょうか?
例えばキーエンスは工場設備を販売するメーカーですが、実は「日本一儲かっている企業」です。 その割に順位は低く、テレビや新聞のほうがランクが高いなどメチャクチャです。
FA工作機械のファナックは、大多数の人が知らない会社です。 本社は山梨県の奥地、富士の樹海にあります。はっきり言って消費者には無名で何をやってるかよくわからない会社だと思います。
しかし実は超優良企業で、給料もべらぼうに高い会社です。FA・工作機械は「工場設備」といえばわかりやすいかと思います。 いろんな会社の工場に使われる機械をつくっている会社で、その分野では世界首位です。 近年ではIoTに率先して取り組んでおり、非常に将来性の高い会社です。
これらの企業がなぜ「学生に無名」なのかというと、一般消費者に向けて商品を売っている会社ではないからです。
東京エレクトロン、日本製鉄、帝人、東レなどもそうです。 給料も非常に高く、日経新聞には連日名前のあがるこれらの会社も、一般消費者向けの企業ではないために有名企業ではありません。
逆に、財閥の名前がついていたりテレビCMでよく見かける企業は、ほんとうに優良企業なのでしょうか。
直近の例だと東電、東芝、シャープ、三菱自動車、JAL、三井不動産、三井住友建設が挙げられますが、 超有名企業で財閥の名前がついていたりしながら、不祥事を起こしたり倒産したり買収されたりしていますよね。 「有名」「無名」での勝ち負けの判断は無意味だと言えます。
知名度が高いほうがいいのはBtoCだけ
BtoC企業は知名度が高くて当たり前!なぜなら広告を打っているから!
「知名度が高いほうが信頼性とかで有利に決まってるでしょ~」などと言う人もいます。 しかし、それは一般消費者の感覚です。ビジネスに携わる以上は、その考え方は捨ててください。
確かにBtoCビジネスでは知名度は生命線です。知名度に加え、ブランドイメージがモノを言います。 それは、消費者は「なんとなく」購買行動を起こすからです。
たまたま目についた商品を買う、名前を知っている商品を買うといった、適当な行動ですね。
一方でBtoBビジネスでは合理的に買われます。 法人向けで重要なのは「技術的な要求水準を満たしている」「必要な時に、必要な数だけ手に入る」「それらと価格のバランス」です。 これらを満たす売り手を、調達部門は血眼になって探しています。それが仕事だからです。
逆に、調達部門が「名前を知っているから~」で仕入れ先を決めていたら大問題です。 責任者や担当者はクビです。
そんなBtoBビジネスでも、ビジネス界では超有名企業というのはいくらでもあります。 化学メーカーや機械メーカーは最たる例でしょう。 それらには「替えが効かない会社」も多く、利益率も待遇も良い会社がたくさんあります。
「消費者感覚」で中国・韓国勢におされがちなBtoC企業に絞って就活をすると、就職後に必ず後悔することになります。
→BtoCはやめとけ!BtoBとどっちがいい?メリットやおすすめ
売上高1兆円なら勝ち組か?
BtoC企業の売上高のほとんどは、素材・部品・工場設備メーカーに流れていくお金!
よく「売上高」で会社を比較し、「俺の内定先は売上高1兆円だ!」などとマウントを取る人がいます。
残念ながら、売上高が高ければ優良企業というわけではありません。 これはビジネスのサプライチェーンを無視した稚拙な感覚です。
皆さんご存知の最終製品メーカー、例えばソニーやパナソニックは売上高が7~8兆円にも及びます。 しかし、その大半が素材・部品・工場設備のメーカーに流れていくだけのお金です。 「7~8兆円儲かっている」というわけではない点に留意してください。
このように、「調達先に流れるだけのお金」は上流工程ほど少なく、逆に下流工程ほど多くなります。 素材メーカーが調達先に支払うお金は鉄鉱石などの「原料代」だけですが、 部品メーカーは「原料代」に加え「素材代」も支払います。最終製品メーカーでは「原料代」「素材代」「部品代」も支払うわけです。
仕組み上、製品が出来上がっていくにつれて売上高が膨らむようにできているのであって、 売上高が多いことと、儲かっていること自体には関係がないのです。
極端な話、7兆円使って製造して8兆円で売る会社と、1兆円使って製造して2兆円で売る会社では、 儲けは同じ1兆円ですよね。その儲けをボーナスとして分配するとき、 社員が少ないほうが1人当たりの支給額は多くなるというのも考えてみれば当たり前です。
さらに不景気になって売り上げが落ち込んだ時、養わなければならない社員の多い「規模の大きい会社」ほど、 リストラを行わざるを得ません。
そう考えると、売上高や企業規模で勝ち負けを判定するのは無意味でしょう。
「勝ち組」「負け組」は就活では決まらない
勝ち組・負け組は、就活では決まらない!
人生の「勝ち組」「負け組」は就活では決まりません。 というのも、人生の勝ち負けは会社名という肩書で決まるわけではないからです。
上述のように、財閥系企業だったり有名企業だったりしても、不祥事や倒産は起こり得ることですし、 給料の高い会社はそれだけ精神力をむしばみます。給料が跳ね上がる前に病気になって働けなくなった例はいくらでもあります。 さて、倒産や病気で退職したとき、なにが残るのでしょうか。
そもそも「就職」自体、人生の選択肢の1つにすぎません。
大学卒業後に起業したり、フリーランスとして活躍したり、実家の稼業を継いだり、 農業や漁業で生計を立てる選択肢だってあるわけです。 どの分野でも稼いでいる人は稼いでいます。
もっといえば、就職した後にビジネスを思いついて起業したり、経験を活かしてフリーランスになったり、 ベンチャー企業の取締役になったりする道もあるわけです。 何も新卒で就職した会社が人生の墓場と決まっているわけではないのです。
「勝ち組」「負け組」を内定先の名前だけで決めるのがいかに無意味なことか
毎年、内定をもらうたびに勝ち負け判定スレを見て一喜一憂したり、 「勝ち組」企業に入りたい気持ちが優先してしまって就活に失敗したり、 「勝ち組」企業に入ったは良いものの3年程度で離職してしまったりという例が散見されます。
銀行はその典型例ですね。
銀行は非常に体面がよく、家族や親せき、友達、恋人に自慢しやすい就職先です。 しかし、あまりの激務、あまりのストレスに耐えかねて3年以内に50%が辞めるのも事実です。
「勝ち組」「負け組」に惑わされると無意味な上にストレスになるどころか、 就活そのものに失敗してしまう可能性だってあるということです。
ほんとうの「勝ち組」「負け組」は人生の幸福度
勝ち組・負け組は、その後の人生の幸福度で決まる!
「人生に負け組なんてない」などときれいごとを言うつもりはありません。 では、「勝ち組」「負け組」は何で決まるのでしょうか。
会社名で決めてしまうのは間違っているとここまで述べてきましたが、 このような判断基準は「承認欲求」からくるものです。要は「ほめてもらいたい」というものです。 「ほめてもらえるような就職先」は、勝ち負けの判断基準として間違っているわけです。
私は、「人生の勝ち負け」は「人生の幸福度」で決まると思います。
自分自身の歴史を振り返ってみると、会社で働いていた時期より、大学生活のほうがよっぽど楽しかったです。 幸福度で比べてみると、大学時代の私は勝ち組で、会社員時代の私は負け組だということができます。
なぜ会社員になって幸福度が下がったのかを考えてみると、 将来の夢とまったく関係のない就職をしてしまったところに原因があります。 (就職活動の軸がはっきりしないまま就職できてしまったのはラッキーといえばラッキーなのですが)
ですが、「負け組」に甘んじるつもりはありません。
まだ人生は50年くらいあります。逆転の余地はいくらでもあります。 自営業を経て、経営者になるつもりで現在勉強や準備をすすめているところです。 まだ実現に至っていないにも関わらず、以前より人生の幸福度は上がりました。
(2018年追記)入社5年を経て、会社を退職して自営業として独立することができました。
そうです。人生の勝ち負けは就職時点ではまったく決まらないのです。
就職先を自慢したい
BtoC企業の会社名が自慢になるのは、学生の間だけ!
「勝ち組」にこだわるのは、就職先を自慢したい気持ちがあるためです。 家族や親せき、友人などに「すごい!」と言ってほしい。それが周囲を安心させることになり、 自分も「一人前」として「有望な将来」を送っていけると、認めてもらえるからです。
もちろん就職先はどんどん自慢してください。ですが、自慢するのは「会社名」だけでしょうか。
「勝ち組」の本質が「豊かな将来」にあるのであれば、会社名ではなく、 「どれだけそのビジネスがすごいか」で自慢するべきではないでしょうか。
人生を楽しく生きた人が本当の勝ち組です。 ならば、会社のビジネスが本気で好きで、会社の将来性を大きく語り、 夢と希望にあふれている状態こそ、本当に周囲が安心する姿なのではないでしょうか。
就活は「将来の夢」
ビジョンを軸にして、就活しよう!
ここまで述べてきたように、将来の夢の実現こそが人生の勝ち負けを分けます。 ほんとうの「勝ち組」になるためには、会社名という肩書なんかではなく、 将来の夢の実現に近づくことが重要なのです。
就活でも「将来の夢」は重要になってきます。将来の夢は就活用語で「就職活動の軸」と言いますが、 会社側も就活生に、就職活動の軸を求めています。そして、エントリーシートはそれに沿った、 「『将来の夢』実現ストーリー」を書かせる構造になっています。
エントリーシートの設問は、どの会社でもこの3点です。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
エントリーシートは、将来の夢に対する過去・現在・未来を問うものです。
会社は新卒採用において、即戦力を求めているのではありません。教育期間を経て、数年後にバリバリ活躍することを期待しています。 総合職では入社3年~5年程度で「主任」に昇格しますが、主任になるころが「バリバリ活躍する」ころなのです。 ですから、会社は就活生の過去よりも未来を重視します。
「将来の夢」を軸に自分の過去・現在・未来を評価するのです。会社選び自体、「将来の夢」を実現できそうな会社かどうかで判断します。 だから「将来の夢」のことを「就職活動の軸」というんですね。
将来の夢は就活の成否に大きくかかわるどころか、人生の幸福度にも影響するわけです。 就活は会社名にとらわれず、純粋に将来の夢を実現できる会社かどうかで会社選びをしましょう。
他にも間違いだらけの会社選びシリーズを公開していますので、以下もぜひご覧ください。
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著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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