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【就活】何社受けると何社受かる?|平均や落ちる確率

何社受けると何社受かる?

 「本選考は何社受けると何社受かるのか」を知っておきたいですよね。文系・理系に分けて平均何社受けるのか、何社落ちるのかについて、 また全落ちを避けるにはどこに何社エントリーシートを出せばよいのか解説します。



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みんなは平均何社受けて何社受かる?

 本選考は13社受けて、2社受かるのが平均です。つまり、11社は落ちるという計算になります。

【文系】何社受ける?14.32社
【理系】何社受ける?10.17社
【合計】何社受ける?12.71社
何社受かる?2.49社
※データは就職白書2024データ集|就職みらい研究所就職プロセス調査2024卒|就職みらい研究所を参照。

 ただし、これはあくまで平均であり、「13社受ければ2社内定がもらえる」というわけではないことに注意してください。

 なぜなら、「インターンシップ」「早期選考」などで内定を確保した上で就活を継続した人、 「知名度の低い企業」に絞って就活した人などさまざまなデータが含まれており、 1人で何社も内定を取得した人が平均値に影響を与えているためです。

 このように「選考中の企業」を駒に見立てて「持ち駒」と表現しますが、 これをいくつ確保しておくべきか、その増やし方を次の記事で解説しています。

【関連記事】 【就活】持ち駒は平均9個!全滅から復活する増やし方  

選考に落ちる確率は?

 大手企業は、落ちる確率が99%以上

 選考に落ちる確率は、大手企業で99%以上BtoB企業で90~98%です。 基本的には優良企業に入社したいと思いますので、優良企業の中から競争倍率ごとに会社を分類しました。

99%落ちるマスコミ・総合商社・銀行・財閥系・旧国営・BtoCメーカー(食品・家電・自動車・医薬品)・高炉メーカー・スーパーゼネコン
97%落ちる大手BtoBメーカー(1兆円級)
95%落ちるBtoBメーカー(3000億円以上)
90%落ちるBtoBメーカー(3000億円以下)・準大手ゼネコン・専門商社

 このようにBtoB企業で「90%落ちる」ということは「10社受ければ1社内定」の確率ですから、 志望企業にどれだけBtoB企業を混ぜるかが内定確度向上につながります。

 一方で有名大手企業は競争倍率が100~300倍にも及び、内定確率は1%未満です。 有名大手企業のエントリーをいくら増やしたところで、内定確保の役には立ちません

 ちなみに早期選考の場合は、落ちる確率が低くなります。その際は次の関連記事もご覧ください。

【関連記事】 早期選考に落ちる確率|落ちたらもう一度受けられる?  

内定1つもらえる確率

 志望企業の半数をBtoB企業にしよう!

 本選考を受けた数と内定1つもらえる確率を一覧にしてまとめました。 競争倍率は、有名企業は100倍・BtoB企業は10倍として計算しています。

すべて有名企業の場合半々受けた場合すべてBtoB企業の場合
5社5%27.5%50%
10社10%55%100%
15社15%82.5%100%
20社20%100%100%

 確率だけで言えば、どうしても有名企業に入社したい場合は100社以上受ける必要がありますが、 BtoB企業だけを狙うのであれば10社で済むという結果になりました。

 もちろん会社によって倍率は違いますし、エントリーシートの出来によってはこの数値を上回ったりも、下回ったりもします。 とはいえ、志望先に穴場企業を加えれば、全落ちリスクは下げられることが確実です。

【関連記事】 内定がもらいやすい企業ランキング88社!就活を早く終わらせる方法  

選考を受ける数ごとのアドバイス

 「何社の選考を受ける予定か」に応じて、アドバイスをします。

 

5社だけ受ける場合

 5社だけではまず無理

 選考を受ける会社が5社だけの場合、1次面接までに全落ちするので、志望先を増やしましょう。 たった5社だけでは仮にすべてBtoB企業で固めたとしても、内定がもらえる可能性は50%です。

 稀に「5社受けて4社内定をもらった」というスーパー就活生がいるのは確かですが、 それは高い学歴・高い行動力を持ち合わせた上で「100点満点のエントリーシート」が書ける人に限られます。 全滅リスクが非常に高いので、真似しないようにしましょう

 

10社だけ受ける場合

 10社だけでは志望先は自由に選べない

 選考を受ける会社が10社だけの場合、必ず10社すべてをBtoB企業にしてください。 それも「売上規模3000億円以下のBtoBメーカー」「準大手ゼネコン」「専門商社」から選び、 財閥の名前がついていたら志望先から外しましょう

 というのも、これらの条件を守ってようやく競争倍率が10倍になるからです。 1社でも基準を超えた会社が混ざっていると、2次面接までに全落ちします

 加えて、エントリーシートを事前作成して完成度を高めていく必要もあります。

 

15~20社受ける場合

 15~20社なら、10社を超えた分は自由に選んでいい

 選考を受ける会社が15~20社の場合、そのうち最低10社は「売上規模3000億円以下のBtoBメーカー」「準大手ゼネコン」「専門商社」から選びましょう。 この10社で内定を確保できれば、残りの5~10社は有名企業でも財閥企業でも構いません。

 ただし、エントリーシートを事前作成して完成度を高めていく必要は、同様にあります。

 

30社受ける場合

 30社以上でも、10社はBtoB企業を混ぜないとやばい

 選考を受ける会社が30社以上の場合、それでも有名企業の比率は50%以下に抑えてください。

 上記で「99%落ちる」と解説した有名企業は、内定確率を高めるのに何の役にも立ちません。 30社受けても全落ちするのが当たり前の数値であり、「100社受けてようやく1社内定がもらえるかどうか」の企業群だからです。

 また、BtoB企業でもエントリーシートの完成度が低いと、書類選考で落とされます。 やはり事前作成して完成度を高めていく作業は必要になります。

 

全落ちしないための対策

 スムーズに内定を取るために、今やっておくべきこと

 エントリーで恐ろしいのが、全落ちすることです。 ESの完成度にもよりますが、特に応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全滅する場合があります。 全落ちしてからエントリーをし直すのでは「一次締切」に間に合わず、さらに激戦区での争いになって非常に不利です。

 そこで、一次締切で合格率を上げるための対策を解説します。 これは「新卒特有の就活のやり方」を理解することと直結します。 MY就活ネットではこのように、「間違った就活」や「失敗しないための対策」などを、筆者自身の失敗経験を踏まえて解説しています。

【関連記事】 【新卒】就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!  

優良BtoB企業を探そう!

 BtoB企業は競争倍率が低く、内定がもらいやすい!

 実は、日本社会はBtoBビジネスが得意で、世界を独占するような会社がたくさんあります。 しかし、多くの就活生はなんとなく「知名度」や「売上高」で会社を選んでしまうため、 世界的な優良企業が競争倍率10倍で捨て置かれているという現実があります。

 準大手ゼネコンや専門商社も「売上高」で就活生に避けられがちなのですが、 平均年収は900~1000万円ありますし、「準大手とスーパーゼネコン」「専門商社と総合商社」では得意分野が異なるため、 規模の大きいほうが必ず勝つということはありません

 MY就活ネットでは、このような「思い込みでスルーされるけど、ビジネスマンには高評価」な隠れ優良企業を厳選して紹介しています。

【関連記事】 就活おすすめ【隠れ優良企業】65社|無名の大手BtoB企業

 高コスパの会社探しも並行しよう!

 自力での会社探しには、限界があります。 名前も知らない会社が「自分に合っているかどうか」を調べるのは体力が必要ですし、 それを何社も見つけるのは時間が足りません。

 そこで、「OfferBox」という就活サイトを使いましょう。

 このサイトはプロフィールの設定・適性診断の受験をしておくと、企業の人事がそれを読んで特別選考に招待してくれるというものです。 他のナビサイトと異なり「企業によるメールの一斉送信」ができない仕組みになっていて、 「本気でほしい」「自社とぴったりな可能性が高い」という会社しかスカウトを送ってこないのが特徴です。

 つまり、登録の手間さえ乗り越えれば待っているだけで勝手に会社が見つかるというわけです。 特別選考はもちろん辞退してもいいのですが、「本気のスカウト」ゆえそのまま受ければ早期内定の可能性も高いです。 学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますので、早い段階で利用したいですね。

→「OfferBox」の公式サイト

 

ESの完成度を高めよう!

 ESの完成度が高ければ、合格率が上がる

 先ほども触れましたが、ESの完成度は内定に直結します。 実は就活は、「学歴」や「地頭」は二の次、三の次のオプションに過ぎず、ビジョンの一致こそが最優先の条件なのです。 この「ビジョン」のことを「就活の軸」と呼びますが、これを前提にESを書けば説得力が出ます

 「ビジョン」は難しそうに聞こえますよね。ですが、実際は以下のような簡単なものです。

  • 交通事故をなくしたい(メーカー)
  • 人類を家事から解放したい(メーカー)
  • いろんな夢を応援したい(金融・コンサル)
  • 人の役に立ちたい(商社)
  • 愛知に渋谷をつくりたい(鉄道・不動産)

 まずは「ビジョン」を用意することから始めましょう。たったこれだけのことで、全落ちリスクを回避することができます。

【関連記事】 【就活の軸】人事の心を打つ熱意あふれる答え方42例!

 就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!

 就活の軸・ES作成には、「【キャリアチケットスカウト】 」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。

 このアプリでは5つの質問に、回答を選択するだけで自己分析が完了し、アプリ起動から「3分」で就活の軸を持つことができます。 またESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。

 加えて、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。

11月の今から最短で内定をもらうには?

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む

 

自分にぴったりのインターンシップを見つけよう

 インターンから内定まで口コミが満載!

 「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。

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ワンキャリアの公式サイト

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ