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残業と休日出勤はつきもの

 ホワイト企業の条件として残業が少なく、休日出勤がないことが条件に挙げられることが多いです。 しかし総合職で就職する以上は、残業休日出勤は避けられません。 

 残業とはまたの名を時間外労働とも言われ、残業だけでなく早出も時間外労働です。 休日出勤はその名の通り、土曜日や日曜日、祝日に出勤することを指します。

 

残業、休日出勤は、あります!

 総合職残業休日出勤はつきものです。 毎日決まったルーチンワークをしている一般職ならともかく、 毎日仕事の量が異なる総合職で残業なし、休日出勤なしは現実的ではありません。

 それでも残業なし、休日出勤なしを貫く会社があれば珍しいですが、 1日数時間の残業は許容するべきですし、納期のある仕事が納期までに終わらなければ、 会社自体の存続があやしくなってきます。

 納期がせまったり、決算期がせまったりすると仕事は忙しくなり、 残業だけでなく休日出勤も必要になってきます。 普通は残業、休日出勤はあります

 

新入社員は残業代がお小遣い

 入社すると、初任給の手取りが予想外に低いことに驚きます。 初任給が20万円だと、雇用保険、健康保険、厚生年金、所得税で4.5万円ほど引かれます。 この他にも労働組合費だったり、独身寮の家賃だったりが引かれて、手元に残るお金は14~15万円程度です。

 入社2年目に至っては住民税が9200円ほどとられるようになり、9200円以上の昇給をしない限りは、 給料の手取りが減ることになります。このとき、収入を大いに支えるのは残業代です。

 ブラック企業として問題になるのは残業、休日出勤の有無ではなく、 残業代、休出手当が出るかです。

 残業は月に30時間やれば、5万円を超えます。月30時間の残業で、手取りは20万円を超えるようになるのです。 基本給の少ない若手社員にとって、残業代は大きな収入源です。 まったく残業のない会社に入社してしまったとしたら、遊ぶ時間だけあってお金がないという状況にすら陥ります。

 私は入社して1年間はほとんど残業がなく、残業がある同期と比べて収入はかなり劣りました。 2年目は異動をし、月30時間ほどの残業がありますが、収入にはだいぶ余裕があります。

 ワークライフバランスという言葉は単に自由時間が多いだけでなく、 ほどほどの残業も必要だと思います。

 しかしながら、残業代さえ出ればいいという考えも間違っています。

 

残業のやりすぎも禁物

 一時期複数の仕事を抱え、経験の無さから効率が悪いのもあり、毎日23時~24時まで残業という時期がありました。 その仕事が終われば残業があまりない生活に戻るのですが、それがわかっていても毎日深夜残業というのは、 精神的にきつかったです。

 残業のやりすぎは想像以上に疲れます。ましてや厳しい上司のもとでの深夜残業だったので、 毎日深夜まで詰められることで胃が痛くなったり、じんましんが出たり、 食事がのどを通らなくなったりしました。

 もちろんそれが終われば残業代として跳ね返ってきますので、翌月はウハウハでした。 しかし深夜残業のストレスは恐るべきものがありました。 プライベートの時間がほとんどなく、私用の携帯が鳴るのすら不快に感じるほどでした。

 彼女とも大喧嘩をしましたし、休日は何もする気になれず友達からの飲みの誘いすらスルーし、 ひたすらただごろごろしていました。平日がんばりすぎて休日は何をする体力も残っていなかったのです。

 1ヶ月程度で連日深夜残業の生活が終わることはわかっていましたが、 それでも大変ストレスをかかえたものです。これがずっと続くとなったら、 常に腹痛や身体の異常と戦わなければならなくなります。

 某宅配業や某メーカーのように、「超がつくほど激務だが残業代が出るからいい」と言われている会社もありますが、 残業代が出ても使う暇がなければ意味がないのは確かです。 使えないお金には何の価値もなく、使うときに初めて価値があるものです。

 残業代がある程度ないとお金に余裕がなく、残業がありすぎるとプライベートの時間が短すぎていけません。 ワークライフバランスは難しく、特に総合職である以上は「常に一定」は期待できそうもありません。

 

休日出勤は楽!?

 休日出勤楽でした。上記の忙しかった時期に、休日出勤も経験しました。 休出する前は「深夜残業もしてさらに休日出勤だなんてどうかしてる」と思っていましたが、 休日出勤は意外と楽しかったです

 普通、休日出勤と聞くとあまり気の進まないものだと思います。 本来は休みで、遊びに行ったり昼まで眠ったり好き放題できるはずの時間に、 仕事をしなければならないのですからそう思うのも当然です。

 しかし、休日の仕事は平日の仕事とは全く異なります

 まず、休日は上司や同僚がほとんどいません。

 たまたま運が良かったのか、私が休出した日は私以外に、グループ子会社の社員しかいませんでした。 私の部署の部屋には私しかいませんでしたから、もうやりたい放題でした

 私服で出勤して靴を脱いで裸足で席に座り、足を組んだり膝を立てたりして自由な姿勢でパソコンを打ち、 12時より前に昼休みに入って空いている時間帯に昼食を取り、鼻歌を歌いながら仕事をするという、 非日常を楽しむことができました。

 さらに休日ですので電話は一本もかかってこず、上司に詰められることもなく、 他部署の課長から嫌味を言われることもなく、同僚から話しかけられることもなく、 集中して仕事に取り組めてとても効率が良かったです。

 それでいて残業代より高い休出手当がつくのですから、「平日が休日出勤だったらいいのに!」とまで思うほどでした。 休出は出勤時刻も退勤時刻も自由ですので、16時ごろに切り上げてゲーセンに向かったものです。

 残業と違って休日出勤は意外と楽です。就活生が想像しているほどひどいものではありません。

 

「キラキラ20時退社」は理想的

 残業は1日2時間程度が最適です。長く感じるかもしれませんが、 17時半が終業であれば、19時半まで働けば2時間です。仕事さえあればそんなに長いものではありません。 むしろ短いくらいです。

 1日2時間を1ヶ月続ければ、残業は月40時間です。40時間残業すれば、残業代は6~7万円ほどになり、 帰宅してもまだプライベートの時間があり、休養をとることができます。 お金も時間もある最高のワークライフバランスですね。

 休日出勤も1~2ヶ月に1回くらいなら苦にはなりません。非日常を楽しむ余裕すらでてきます。

 昔と比べると休日はかなり増えていますから、余暇を楽しむには余分にお金が必要ですし、 日々のストレスを解消するにもプライベートの時間が必要です。

 女子大生の間で流行った「キラキラ20時退社」はかなり理想的な働き方です。 今の私が「キラキラ20時退社」ですが(キラキラはしてませんが)、お金も時間もあり、 少なくとも帰宅して壁を殴りたくなったり、蹴りたくなるということはありません。

 17時半退社のころはお金がなく、24時退社のころはストレスが半端なかったです。 つまり、ホワイト企業の条件として「18時には退勤」でマックス加点がつくのは間違いです。 一番いいのは「20時には退勤」です。

 お金を時間を天秤にかけて、じっくり会社を選びましょう。