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 「会社の持ち主」で見極める

 あなたの希望する会社の持ち主は誰でしょうか。 社長や会長のことを詳しく調べてみましょう。

 かつてメディアを賑わせた大王製紙事件 は創業家3代目の御曹司が会社のお金を使いこんだ事件でした。 会社の私物化というか、そもそも私物なんですが、創業者一族以外から見ればブラック企業です。 本来そのお金は従業員給与になったり、株主への配当になったり、営業活動の経費になるはずのものでした。

 ブラック企業就職偏差値ランキング内の記事には、 給与は低く抑え、無駄な仕事も与えて長時間サービス残業させ、たまに食事をおごるなどアメを与えて社畜化し、 勤続年数が長くなるとヒドイ仕打ちをして退職に追い込むという経営者の話が掲載されています。 経営者としては実に優秀な人物でしょう。人件費を抑えて利益を上げる。その利益は経営者と株主の懐へ。

 また「1代目が創業して3代目がつぶす」とよく言われるように、 今の経営者が優秀でホワイト企業をつくりあげてもその息子はわかりません。



 他にも株主にも注意です。その会社の株主は誰でしょうか。 銀行や証券会社、グループ企業、同じ財閥の企業なら普通です。 あやしい投資ファンドに買われていませんか?謎の個人名義の大株主はいませんか? ブラック企業として有名な企業に買われていませんか?

 これらは極端な例ですが、創業者やその親族、経営者のためにある会社なのか、もはや創業者は引退し、 従業員の中から選ばれた役員が経営しているのかで話は違ってきます。 従業員あがりの経営者は、元からの経営者より従業員の気持ちがわかります。

 ではどうやって見極めるかというと、社長や役員の名前をよくみて、創業者と同じ苗字、 もしくは会社名と同じ苗字がないか確かめます。 次に社長や役員の名前を検索にかけて、どういう来歴なのか調べます。 あまりにも若くして出世している、どこぞのよくわからん大学を出ている等したら要注意です。

 また会社のホームページ等に載っている社長の挨拶にも注意が必要です。 「経営の合理化」や「経費削減」といった言葉が載ってはいませんか? こういった言葉は聞こえはいいですが、要するに会社がケチになっているということです。

 いずれ独立して自ら経営者になる予定の人にはいい勉強になるかもしれません。 しかしそのつもりがない人は、一等地のおしゃれなオフィスビルに通い、「出張手当」や「残業手当」「会社でお茶飲み放題」 「昼食補助」「転勤手当」でお小遣い稼ぎ、出費の節約ができる会社に行った方が幸せです。