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赤字企業はブラック企業か?

 赤字企業はブラック企業なのでしょうか。 2015年はシャープが200億円の赤字、ソニーは2300億円の赤字が予想されています。 特に家電業界の赤字企業は復活が困難と思われており、先行き不透明です。 

 就活生は赤字企業を嫌います。赤字は利益どころか損をしているということであり、 投資家は逃げ出し、就活生も逃げ出します。 しかしその企業は本当に立ち直れないのでしょうか?

 逆に言えば、黒字ならホワイト企業なのでしょうか?投資家にとっては優良企業です。 収益が出れば配当金がもらえるし、株価も上がります。 しかし会社員にとってはそうとも限りません。

 

赤字だからといって給料が減るわけではない

 赤字になったからといって、給料が減るわけではありません。 というのも、給料は「儲かったから払う」ものではなく「売上を出すのに必要な経費」だからです。 黒字であろうと、赤字であろうと、給料は払わなければなりません。

 実は、利益から給与や賞与が出ているのではありません。 従業員給与は損益計算書上、「費用」に計上されます。

 給与は「費用」として売上高から引かれ、余りがでるとそれが「利益」になります。

 究極的には給料を削れば利益が出るということになります。 どうしても黒字にしたければ給与を削ればいいのです。 しかし、赤字企業が赤字でいるのは、給料を無理やりカットしていないからというようにも取れます。

 考え方によっては、黒字企業は給料を削って役員報酬や株主への配当に使われていると言えます。 逆に赤字企業は給料を守っていると言える場合もあります。

 もちろん赤字になればボーナスは減ります。ボーナスは「儲かったから払う」という性格の強い給料です。 毎月の給料は減らしにくいのですが、ボーナスは法律上も簡単に減らすことができます。

 しかし、毎月の給料はなかなか減らすことができません。 労働組合が同意しなければ、毎月の給料を減らすことはできないからです。 赤字になって年収が下がるとしても、ボーナスの分くらいなものでしょう。

 

配当金の高い会社に注意

 就活において注意すべき会社は、配当金の高い会社です。

 黒字企業は、株主に対して「配当金」を支払います。黒字の利益は株主のものというのが原則であり、 利益は株主に還元するというのが資本主義の基本ルールです。

 しかし、上でも述べたように給料を減らして利益を多く見せ、 さらにその利益を株主に配当金として配るということが可能です。

 さて、配当金の高い会社は十分な給料を社員に支払っているのでしょうか。 それとも株主や投資家の機嫌を取るために、「本来給料になるはずだったお金」を配当金に回してしまってはいないでしょうか。

 例えば投資家からは大変人気のある「キヤノン」ですが、就活生からすると平均年収があまり高くなく、 それほど魅力的には映りません。さて、キヤノンの配当金はどれくらいでしょうか。

 2014年12月期の決算短信によると、キヤノンの1株当たり純利益157円、これに対して配当金は1株あたり150円と、 利益のほとんどを配当金に回しています。1750億円の利益が出ても、ほとんどが投資家や株主の手に渡るわけです。

 キヤノンがどうかはさておき、配当金が「1株当たり純利益」に肉薄している場合、 「株主を大切にしている企業」=「従業員給料は相対的に安い」と考えて間違いないでしょう。

 

なぜ赤字なのかに注目!

 赤字企業がブラック企業ホワイト企業かを判断するとき、 なぜ赤字なのかに注目しましょう。

 その赤字企業がずっと赤字のままでいるかどうかはわかりません。 赤字のままなら倒産しますが、その企業は倒産しそうでしょうか。 倒産しそうに思えないときは、なぜ赤字になったのかを考えてみましょう。

 シャープの大赤字は液晶テレビ事業の失敗でした。 これは液晶テレビ事業を縮小するなり撤退するなりすれば解決する話です。

 しかし、シャープは2015年、再度赤字に転落する見通しとなりました。 結局はまたしても液晶パネル事業の失敗です。 円安で家電事業が急減速しているのもありますが、液晶パネルの価格が下落し、競争に負けているわけです。

 それでも液晶パネル事業から手を引くことができないため、 就活生としては考え直す必要があります。

 以前の東京電力の大赤字は原発が停止されたためでした。 原発が停止され電力供給がギリギリになり、代替として火力発電を行っていますが、 火力発電は原発に比べ発電原価が高いため赤字です。

 しかし電力会社がいつまでも赤字だと日本は大変なことになります。 くわしくは「なぜ太陽光発電が流行っているのか」 を参照してください。私はそのうち原発が再稼働され、業績は復活すると思います。

 赤字になった場合、有価証券報告書に必ず赤字の理由が書かれています。 これが「減価償却のため」と書かれていた場合、それほど大きな問題ではありません。 減価償却は会計上の処理の話であり、実際にお金が減っているわけではないからです。

 例えば1億円の機材を買った時、1年目に1億円が費用として計上されるのではありません。 何年かにわけて費用が計上されます。実際に買ったのは1年目でも、5年ほどかけて費用を計上するのです。 1億円を5年なら毎年2000万円が減価償却費として計上されます。

 この場合、毎年2000万円の経費を計上することになりますので、 実際には2000万円もうかっていても、会計上は減価償却費の2000万円を引いて利益ゼロとすることができるのです。

 以上より、赤字企業はブラックとは言い切れません。 今調子が悪いからと言って切り捨ててしまうのはもったいないことです。 逆にみんなが切り捨てている企業なので入社のチャンスかもしれません。

 

希望退職やリストラを行っていないか

 就職すると、今度はリストラに遭わないかどうかが心配になります。 リストラや希望退職を行っている会社では、赤字になるたびにリストラの心配をする必要が出てきます。 精神衛生上よくないですね。

 もちろん赤字を続けていると会社は倒産しますから、会社を守るためにリストラや希望退職はやむを得ない場合もあります。 しかし、社員の側から見ればリストラほど怖いものはありません。 就活の段階で、なるべくリストラのない会社に入社したいものです。

 ソニーは2015年度、国内で1500人、全社で5000人の退職を目標にしています。 国内だけで1500人に希望退職をさせ、海外で3500人を希望退職させるわけです。 ものすごい人数ですよね。

 これだけ削減して今後の事業をどうやって回していくのか疑問ではありますが、 ソニーにとっても苦渋の決断であり、社員にとっても恐怖の瞬間です。

 東京電力や関西電力など、東日本大震災以降、希望退職を募ることが珍しくありません。 景気の悪化とともに「終身雇用」など幻になりつつあります。

 就活の際は、「希望退職」「早期退職」「リストラ」+「会社名」をグーグルで検索し、 リストラや希望退職が行われていないかチェックするのも怠らないようにしましょう。

 

手っ取り早く内定をもらうには

 

キャリアパーク

 みなさんは就活の模範解答を持っていますか?就活の問題点は、模範解答を見られないことです。 できれば模範解答、つまりは実際に内定を取った見本をみてみたいものです。

 就活本や人事関連の書籍を購入する方法もありますが、ビジネス本の類は1800円~3000円と、就活生にとってはけっこう高額です。 しかし、一流企業内定者のエントリーシートを無料でダウンロードできる就活サイトがあります

 それは、キャリアパークです。 実際に内定した人が提出したエントリーシートを無料配布しています。例えばパナソニック、NHK、リクルート、花王、森ビル、シティバンク、 サントリー、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックスなど超一流企業のものがそろっています。

 このほかにも業界研究のまとめ女子就活生向けのマニュアル面接官が使う評価シートの例など、 様々な内定に直結する資料が無料配布されています。2017年卒では就活生の約30%に当たる13万人が利用したほどで、これを読まない手はないと思います。



Unistyle

 また、Unistyleでも一流企業に内定したエントリーシートを無料ダウンロードできます。

 Unistyleでも三菱商事や三井物産、三菱東京UFJ銀行、トヨタ自動車、三菱地所、新日鐵住金、東京ガス、 マッキンゼー、P&Gなど、様々な超一流企業のエントリーシートがそろっています。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、または作成の参考のために手に入れておきたいですね。 キャリアパークとUnistyleを併せて利用することでより多くのエントリーシートが手に入ります。



 

MeetsCompany

 すぐ内定がほしい。それは、就活生なら誰もが願うことだと思います。

 2018年卒は7月1日の時点で79.1%が内定を獲得していて、「まだ内定がない」と焦る気持ちが強いと思います。 そんな中、まどろっこしくてめんどくさい従来型の就活をしていては余計にストレスが溜まってしまいます。

 余計なステップを究極的に省いたのが、内定直結型の就活イベントで、採用選考をその場で始めることが前提の合同説明会です。 あらかたの企業が採用選考を終えたあとでも頻繁に開催されており、採用権限をもった部長・役員クラスが現れ、 その場で面接が始まったり、その場で即日内定がもらえたりするイベントがあります。

 それが「MeetsCompany 」です。

 2018年卒もまだ間に合います。MeetsCompanyは参加者内定率96%を誇っており、 最短1日で内定を取れますので、就活を手っ取り早く終わらせることができます。



 

キミスカ

 会社探しって大変ですよね。 無数にある会社から自分に合った会社を探すのは非常に難しく、 自分が合っていると思っても、会社が合っていないと判断したら落とされるわけです。

 しかし、自分に合った会社が、向こうからアプローチしてくれる就活サイトがあります。

 それは「キミスカ 」です。

 キミスカではインターン経験や他社の選考状況をシェアすることで、各企業の人事部がチェックしてスカウトを送ってくれます。 これまで就活で頑張ってきた内容を登録しておけば、 見落としていた企業から突然「最終面接」の案内が送られてくることもある就活サイトです。

 従来ですと、面接で落ちると無駄になっていたエントリーシート、グループディスカッションや面接での頑張りを、 「スカウトされる材料」として使うことができるのです。 スカウトがたくさん来れば、いちいちプレエントリーしたり、エントリーシートを書く手間が省けるので時間短縮になりますね。



 

Start就活

 就活ってなにから始めたらいいかわからないという方は多いと思います。 そこで、「就活で最初にやること」がつまった就活サイトがあります。

 それは「Start就活」です。 Start就活では50社以上の就活サイトにチェックを入れるだけで一括登録できます。 自分に合った就活サイトに簡単に登録することができます。

 またStart就活には、無料でWEBテスト対策ができ、正答率も表示される便利機能まで提供されています。 WEBテストは「筆記試験」をWEB上で行うものを指しますが、ほとんどすべての企業が入社試験にWEBテストを課しています。 私もWEBテストをまったく対策せずに本番に挑んで失敗した経験があります。

 ぜひStart就活で就活の良いスタートを切りましょう。



 どの選択肢を取るにしても、就活を続行するには「就職活動の軸」の見直しが重要です。 書類選考や面接に通らないのは、就職活動の軸がしっかりつくられていない場合が多いです。

 「就職活動の軸=将来の夢」を確定し、スジの通ったエントリーシート・面接対策をし、就活に再挑戦しましょう。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」