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【会社向け】理想の会社説明会~なぜ優秀な学生が集まらないのか

 会社説明会と言いますと、最近では「人手不足」「売り手市場」といった事情もあり、会社説明会を開催しても学生が集まらないという課題があります。 合同説明会などでは、多くの就活生を集める人気企業がある一方で、人気のない企業もあります。 この差はなぜ生じるのでしょうか

 また、会社説明会を行う最終的な目的は、「優秀な人材を確保する」ことにあります。 しかし、現実の会社説明会は、そんな優秀な人材向けになっているのでしょうか。 

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パンフレットの説明はいらない

 毎年多くの就活生が会社説明会に参加しては、掲示板にこう書き込みます。

 「会社説明会って行く意味ある?

 これに対して、このような返信がつきます。

 「行かないとエントリーシートがもらえないよ

 会社説明会は事実上、「エントリーシート配布会」と認識されているというわけです。 これについて、私が就活をした2013年卒でも記憶をたどればたしかにこの通りでした。

 というのも、会社説明会がパンフレットの説明に終始していることが多かったからです。

 パンフレットは会場入りしてから、説明会が始まるまでに読み終えてしまいます。 それ以前に、少なくとも会社説明会に参加しようというくらいですから、 会社のホームページくらいは読んでいます。

 それにも関わらず、会社説明会では再び、すでに読んだ内容を繰り返し説明されるのです。 これこそが「会社説明会に行く意味ある?」と疑問を呈される理由だと思います。

 最近では動画に力を入れ、高額な料金を払って外部委託し高品質な動画を作成される企業も多いです。 しかし、その動画で優秀な学生は採用できるのでしょうか。動画を見て、「この会社で働きたい!」と思わせるようにできているのでしょうか。

 確かに動画の編集ひとつをとっても上司を説得できる内容でなければなりませんから、 オシャレで高品質な動画をつくることも必要かもしれません。しかし、それは採用選考の本質なのでしょうか。

 学生が会社説明会に対して、何を期待して、何に絶望して帰っていくのか考えてみます。

 

学生が会社説明会に求めていること

 では、学生が会社説明会に対して何を求めているのか見ていきましょう。

 株式会社リクルートキャリアの就職プロセス調査によれば、 「就職活動を行う上での知りたい情報」として学生が多く回答しているものは下記の通りでした。

  • 1.具体的な仕事内容(72.5%)
  • 2.採用選考の基準(53.8%)
  • 3.社風・企業文化(53.0%)
  • 4.勤務地(52.2%)
  • 5.経営方針・事業戦略(44.8%)

 以上が上位5つの「知りたいこと」だというリサーチ結果でした。 これらを説明する会社説明会が果たしてあったでしょうか。私は見たことがありません。

 まず1つ目の「具体的な仕事内容」については、「部署の役割」は説明されます。しかし、「実際に入社して1年間、どんな仕事をするのかわからない」 という不安があります。私もそうでしたが、営業に配属されたら何をするんだろうと思って説明を受けていても、 具体的な話は何一つ出ませんでした。

 それどころか「入社直後にする主な仕事はなんですか?」と質問した学生に、 「部署による」とただ一言、冷たく返事をしている社員も見かけたくらいです。

 例えば営業部なら、「客先から見積もり依頼が来るから原価の算出を各部署に依頼して、それをまとめて利益を載せた見積書をつくってもらうよ」 などといった具体的な説明がほしかったわけです。「1年後の自分」すら想像させてもらえないのに、エントリーシートで「5年後の自分」を書けと言われても無理な話です。

 3つ目の「社風・企業文化」も同様に、具体的な話を求めています。耳障りのよい「風通しのいい職場です」「時には冗談も飛び交う」 などといった一般的抽象的な答えではなく「営業部ではゴルフが流行っている」「設計部では若手会が頻繁に開催されている」 といった具体的な答えを求めており、新しい環境への不安を払拭したいわけです。

 特に5番目の「経営方針・事業戦略」については、パンフレットに「中期経営計画」の「写し」が載っていることが多いですが、 中期経営計画は会社のホームページで見られるわけです。学生はホームページに載っているものをあえて再度聞きたいわけではありません。

 経営方針や事業戦略は会社の根幹を為すもので、企業の将来性可能性を判断するのに最重要の指標です。

 会社がエントリーシートで学生に「就職活動の軸」を問うのと同様に、学生も会社の「企業活動の軸」を問うのです。 ですが、事業について、戦略について熱く語っている会社を私は見たことがありません。

 前掲のアンケートの結果を見ても、説明されるのが当たり前であれば、だれも回答にチェックを入れないはずです。 これだけの高い割合で「経営方針・事業戦略の説明がほしい」と回答されている時点で、多くの学生は不満を持っていると考えられます。

 

従来型の会社説明会は意味がない

 通常、会社説明会は会社概要事業概要部署の説明動画再生質疑応答で構成されています。 ひどいところでは入社すらしていない「内定者」に話をさせるなんて会社すら存在します。

 この前3項目はパンフレットやホームページで説明済みではないでしょうか。 会社によっては動画すらホームページに載っていたりします。

 往復2時間かけて、会社説明会に2時間かけたのにも関わらず、得られた情報は質疑応答だけというのが多くの会社説明会の実情です。 就職活動が短期化する一方、このような中身のない説明会に時間を取られることを学生は嫌います。 これこそが「会社説明会は意味がない」と言われる原因です。

 確かに社内環境や実際に行う仕事が何なのかは部署によれば、担当する教育係にもよる部分はあります。 しかし、一般的抽象的な説明では「学生の不安」を払拭する材料にならないわけです。 「風通しが良い」「時には冗談も飛び交う」などはどの会社でも同じことを言っています

 経営方針・事業戦略について、中期経営計画以上のことを語れないのでは、会社の将来性を見出せません。 これから志を同じくして、同じ目的に向かっていこうとする新卒採用で、行先を示されないのでは、 「共にビジネスをする」ことの判断ができません。

 質疑応答でも問題のある質問が見受けられます。

 「会社・事業の将来性についてどうお考えですか?

 この質問は、ほとんどの会社で聞かれます。 これを質疑応答で質問されてしまうということは、説明会の中で説明ができていないということです。 果たして何のための会社説明会だったのでしょうか。

 

会社説明会の目的

 会社説明会の最終的な目的は、「優秀な人材を確保すること」です。 そのため、会社説明会の目標は、「優秀な人材の入社意欲を高めること」にあります。

 ですが、定型的な従来型の会社説明会では「入社意欲」を高めることはできません。 事実、「エントリーシート配布会」のようにみなされている時点で、入社意欲は別のところでつくられているのです。

 それは当サイトのような就活情報サイトであったり、掲示板であったり、四季報のような書籍だったりしますが、 エントリーシートをもらいに来ている時点で、決して会社説明会で入社意欲が高まったわけではありません

 目的と手段がはっきりしていないように感じます。 つまりは、「入社意欲を高める目的」と「入社意欲を高める手段」が明確化されていないということです。

 ホームページに載っている会社概要や事業概要を説明すると、入社意欲は高まるでしょうか。 部署の説明や動画再生を受けて、入社への不安は払拭されるでしょうか。 質疑応答以外に有意義な時間はあるでしょうか。

 今一度「優秀な人材の入社意欲を高める」という目的に立ち返り、 この目的を達成するための手段として、会社説明会のプログラムが適切かどうか検討する必要があります。

 

優秀な人材の入社意欲を高める手段

 アンケート結果を見る限り、学生はそれほど給料に高い関心を示していません。 「初任給」こそ42.6%の学生が「知りたい」と回答していますが、「30歳、40歳での年収(将来の賃金)」については、27%の学生しか「知りたい」と回答していません。 「来年の収入こそ気になるが、それ以降は自分の頑張り次第だ」とわかっている証拠です。

 すると、学生が会社説明会に求めていることは2つに絞られます。

 「直近の不安の解決」と「会社の将来性」です。

 直近の不安の解決は、新入社員にコラムを書いてもらいパンフレットに掲載する、あるいはホームページに掲載すれば済むことです。 具体的にどんな仕事をしている、若手会に参加している、ゴルフをしているなど、各部署1人程度に書いてもらえばいいのです。

 会社説明会で絶対に外せない重要な場が、会社のビジョンを語る場です。 本来であればビジョンをつくる役員に直接話していただきたいところですが、連日開催される会社説明会ではそうもいかないでしょう。 役員にレクチャーを受けた責任ある社員が、会社のビジョンを語るべきです。

 経営方針・事業戦略を熱く語らない会社説明会は、学生に「会社の将来性」を想像させることができません。 会社の夢・理想を語り、それに対してどういう戦略を取り、戦術を取っているか説明することで、 学生に夢を見せることができ、入社意欲の高まりにつながるのではないでしょうか。

 単に「中期経営計画」を読み上げるのでは、社員が経営方針・事業戦略を理解していない証拠になります。 「会社がどのような社会を目指しているのか」「なぜこの事業を行うのか」「なぜ儲かるのか」を熱く語ることが必要です。

 「給料」よりも「やりがい」を求めるという記事も散見された時期がありましたが、 この「やりがい」は「会社のビジョン」から生まれることです。

 優秀な学生に対し、「志を同じくして、ともにビジネスを行う」関係に誘引するわけですから、 「会社のビジョン」は絶対に外せない重要な要素です。

 

会社説明会の人選を再考する

 通常、会社説明会に社員側として出席するのは課長補佐クラス、主任クラスのいわゆる「若手」です。 「年齢が近いからこそわかりあえる部分がある」というのが理由であると思われますが、 入社意欲を高めるのに「年齢」は関係がありません。

 各部署には必ず役員が高く評価している「キーマン」がいるはずです。 部署の方向付けで重要な役割を担うキーマンは、役員の考える会社のビジョンの理解が深く、 役員にとって「経営上のパートナー」であるはずです。

 その人物が役職者であろうと、役職者でなかろうと、「会社のビジョン」を熱く語れることに間違いはありません。

 

3月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

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 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

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「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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