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「国の借金、過去最大の1011兆円」の間違い

 国債発行残高が1011兆円になったそうです。 しかしこれを単に借金と表現するのは間違いです。

 一般的に借金とは返さなければならないもので、返済するには働いてお金をつくって払わなければなりません。 要は未来の自分からお金を借りているというものです。

 しかし、国の場合は違います。 

 

国債と借金の違い

 大きな違いは、借金は個人がお金を借りるもので、国債は国がお金を借りるものです。 なぜここで違いができるのかというと、

 個人はお金を稼いでお金を返さなければらない

 国はお金を印刷して返せばよい

ということです。お金を印刷しなくても、法律で国債を帳消しにしたり、 増税を行って国債の返済にあてればよいのです。

 個人と違い、お金をつくりだせるという点が国債の特徴です。

 なぜこれまでお金を印刷して解決しようとしなかったのかというと、 インフレを危惧しているためです。 第一次大戦後のドイツのように、ハイパーインフレが訪れることを恐れているのです。

 しかしながら、今お金を印刷してハイパーインフレになるのでしょうか?

 これまでの歴史上、インフレの原因はモノの不足でした。 お金の価値が下がったのではなく、モノが少なくて値段が高騰したのです。

 お金が印刷されたからといってモノが不足するわけではありませんし、 あなたがお店を経営していたらモノの値段をつりあげるでしょうか? なかなか考えにくいことです。

 国債を持っている人にお金が入ってくるだけです。 投資家や銀行にお金が入ったところで、ハイパーインフレは訪れるのでしょうか?

 今はデフレの時代です。 モノがあふれて売れなくなり、値下げして、利益が減るので給料も下がる・・・これの繰り返しです。

 印刷されたお金を無駄遣いし、モノを買いまくることによって会社に利益が出て、給料が上がるのです。 デフレの今こそ「デフレを脱却する」という名目でお金を印刷し、国債を返済するチャンスなのではないでしょうか。